メインブログのリニューアルに関して
皆さんこんにちは☆
久しぶりのメインブログとなります。
当店関連のブログを毎度欠かさないマニアなお客様は既にご存知かと思いますが下記セカンドブログ記載通り、メインブログをリニューアルする予定であることから2016年度はメインブログの更新は控えておりました。
※http://www.ganbass-freestyle-blog.com/entry/2016/09/06/140422
本来は夏前にはリニューアル予定ではあったのですがそれ以外にもリニューアルさせなくてはならない当店管理媒体等が多数あったことから後手に回ってしまっておりました。
メインブログに関しては2018年頃までにリニューアルする予定でございますのでお待ち頂ければと思います☆
それまではセカンドブログにてちょこちょことお話させていただきますので何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ganbass-freestyle-blog.com/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
GANBASSセカンドブログ
http://www.ganbass-freestyle-blog.com/
カーコーティング専門店GANBASS実店舗HP
洗車用品専門店GANABASSショッピングサイト
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
新年のご挨拶【その2】2016年コーティング業界の問題と研磨剤への考察
※今回のブログは2つに分けておりこのブログは【その2】ですでのお読みになる場合、先に【その1】をお読み頂きご理解の上でお読みください!
皆さんこんばんは☆
新年から信じられない程忙しく。。。
また、ブログ書いている暇があるならたまり続けるお問い合わせを1通でもご返信せねば!
そんなスタンスでいたところ驚く事に前回のブログから約三ヶ月が経過してしまいました。。。
また今回のブログは3つのブログに分けて書くと言っておりましたがこの約三ヶ月の間に何を書く予定だったのか?
自分でも呆れてしまうのですが書く内容をリアルに忘れてしまったことから今回のネタに関しては全2話とさせて頂きます(汗)
楽しみにして頂けている皆様には大変申し訳御座いません!
その代わりでは御座いますが出来るだけ早い段階で別のネタを書かせて頂きます☆
それでは前回の続きであります『隠蔽のある研磨剤』を見分ける方法をお知らせしますがその研磨剤が油性傾向が強いのか?弱いのか?
この方法を見分けるには水と油を見分ける方法と同じであり特に難しいものでは御座いません。
時間が経過しても乾燥しにくい等の代表的な見分け方で言えば塗装面に研磨剤をたらして研磨剤を指先等で移動させて一番最初に研磨剤が付いていた箇所に伸びるものがあるか?また息を吹きかけて曇る曇り方がどうであるか?
油性である場合、残留油分でギラツキ等が見えることから一発で判断出来ます。
※成分が揮発性等、例外もあります。
まぁそれでも本物の水溶性研磨剤を知らない状態だと比べる基準が無いことから判断しにくいこともあるかと思いますので実際に並べてみてましょう!
まず数種類の研磨剤を比較するために塗装面をマスキングで区切ります。
区切った箇所に水溶性(低油分)と謳う4種類の研磨剤をたらします。
そしてその研磨剤を指で塗り広げます。
先ずは右上!
バリバリと弾いてますし油分が見えます。
お次は右下!
右上ほどではありませんがこれも弾いております。
ですが油分は通常範囲内レベルかと思います。
左下!
油分が目で見て分かりますしこれは匂いもきついです。
左上!
弾かずに油分も全く見えません!
全体で見ると。
それぞれの特性がよく見えると思います☆
それではさらに判りやすくするためにこの4種類の研磨剤をさらに指で塗り伸ばしてみましょう!
もう一目瞭然ですよね☆
左下の研磨剤が一番油分が強いです!
最も油分が強い順に順番をつけるとこの順番になります。
(1)左下
(2)右上
(3)右下
(4)左上
さてさて更に理解を深めて頂く為にこの4種類の中で一番油分が強かった左下と一番油分が無かった左上の研磨剤をクロスで拭きとってみます!
先ずは最も油分が無かった左上の研磨剤をクロスで優しく拭き取ります。
綺麗に拭き取れて何も残りません☆
お次は一番油分が強かった左下の研磨剤をクロスで優しく拭き取ります。
油分残留が強くギラつき、油分がどれだけ強いが判断できます。
それでは更に更に理解を深めて頂く為に別の実験をします。
その後、拭き取ります。
マスキングを半分はがし。。。
指でなぞります!
油分がなく隠蔽されない研磨剤は指が滑りにくくグリップがありますがその他の水溶性研磨剤は油分があることから滑りグリップが弱いです!
【その1】では実際に研磨した実験画像を掲載しましたことから見て頂けた通りですがもう一度ご説明をしますと塗装の傷等を隠蔽してしまうような油分等があると塗装面に艶が出てしまい本来消すべき傷が隠蔽されてしまい『綺麗に磨けていると勘違い』してしまうと言う非常に残念なことになってしまいます。
現在、この業界内でPRO専用品として売られている水溶性研磨剤の中には【脱脂しても傷が戻らない!ごまかしの無いクリアな仕上がり感】等を謳っている製品もありますが基準が分からないと現在ご自身が使用している研磨剤の種類や濃度が判断できません。
※その為の今回のブログです。
今までこのブログで何度も書いてきた『見える環境』に大きく関係することであり今更語るまでもないかと思いますがそもそもが野外作業や適切な照明設備がないような環境、即ち脱脂剤を使って入る傷が見えにくいような環境では『この研磨剤の隠蔽ロジックに気が付かず』基本としてお話にもならない状態を余儀なくされると同時にこの様な隠蔽が強い研磨剤を販売しているメーカーや研磨システムを組んでいるメーカーが研磨剤に入っている油性、若しくは油性に順ずる成分を落とす為に必要なクリーナーを販売していないのであれば幾らでも消費者を誤魔化すことができてしまいますことから、回避することが非常に難しくなってしまいます。
※ただし野外等で見えない状態だとしてもコート剤塗りこみの時等に斑になる等で違和感に気が付くことも!
またPROの業者の中で『隠蔽のある研磨剤』で塗装を磨き、その後にシリコンオフやIPAの溶剤で脱脂することで塗装に傷が入らないと信じている場合、即ち見える環境を持っていない業者等では永遠にこの事実に気がつかないケースもありえます。
また見える環境を持っている業者の場合、しっかり磨いたのに脱脂したら傷が戻ってしまうことを『自分の研磨方法が間違っているからでは?』と勘違いしてしまうケースも同じようにあります。
エグイシステムですよね(汗)
たちが悪い。
くどいですが繰り返します。
通常レベルの脱脂では落ちない隠蔽が高い研磨剤。
その隠蔽を取るために溶剤を使用すると塗装その物に傷が入る。
そしてこの事実に気がつかない職人の場合、自分の磨きが悪いと勘違いしてしまうことに。
また研磨剤の特性として去年の下記ブログに書いた『研磨剤に入れる添加剤』のお話をした時にも似たような事を書きましたがそもそもね。。。
※http://d.hatena.ne.jp/tktktaka/20150630/1435718585
研磨ってある意味で研磨粒子を塗装に埋め込んでいる作業であることから、それこそ研磨剤って一歩間違えるとコーティング剤のような存在になり実質的に油分を多く含む研磨剤なんて樹脂ベースと何ら変わりないとも言えます。
そしてそんな研磨剤を販売しているメーカーが樹脂ベースやそれに類似しているコート剤を販売しているんですからね!
普通に笑っちゃいますよね(笑)
どんだけ適当かってお話です(汗)
まぁ。。。あれですね。
海外業者と同じで樹脂ベースと研磨剤の違いが理解していない事と同じ!撥水=塗装保護と思っているレベルと同じです!
現実的に言えば大本のメーカーが『絶対出来ない!』『不可能である!』『それしか方法がない』と言ってしまえば通常の認識では消費者(DIYもPROも)はそれを信じて使うかと思います。
ですが実際にはその大元のメーカーすら理解していない、何より現場を知らない。
これはアイサイトの時に何度もディーラー、即ちメーカー確認しても『検証も実験もしていない』と言っているレベル程ではないにしても似たようなレベルです。。。
そんなレベルの認識しかない製品をコンフィデェンスをもって使用し続けることは私には出来ません。
多くの方が疑問を抱えてます。
勿論、DIY等の一般の世界で言えば使用者がその製品の特性を理解していないことも沢山ありますがPROの業者の方達の多くはある程度はしっかりと理解しており今現在悩んでいる問題や製品に対する違和感を何となく気が付いていると思います。
そして私は知ってます。
しっかりと理解している施工店で抱える『沢山の疑問』!
それ間違いではないですよ。。。!
でもそれをそのメーカーに問いただしても企業秘であれば答えることは出来ませんし仮に今まで隠蔽していないと言っていたものを今更実は隠蔽してましたなんて通常は言えるはずもないかと思います。
だったらどうするか?
実際に自分が目で見たことを基準にしてアジャストしていくしかなくなります。
今から言うことは今に始まったことではありませんが個人的にビシバシと感じて思うこと。。。
塗装の進化等に伴い、研磨と言う行為その物が難しくなってきたことから業界的に『塗装強度が下がったとしても出来るだけ楽に傷を隠せればよい』この様な状態になりつつある側面があります。
※コート剤に関しても次の作業が楽になるように!即ちユーザー様の利益より業者の効率を考えているケースも増えました。
言い方を変えれば。。。
研磨剤メーカーにしても研磨システムを販売するメーカーにしても『磨いた時に綺麗な塗装面が見えていればいい!』
※【その1】でも書いた研磨のデモンストレーション等でも同じです。
噛み砕くと『例え隠蔽していようが隠蔽していなかろうがその場やしばらくの間だけ綺麗に見えればOK』
こんな地獄絵図のような状態になってしまっているのです。
※仮にこれを否定しても様々な側面から同じ結果になってしまいます。
現在の仕上がり、また様々な事に迷走されている業者の中にはこんな業界の状態に気が付かず今見えていることがリアルと信じて磨いている!
しかしその中の何人かは違和感に気が付き多くのハテナが生まれる。
※この違和感に気が付くだけで大したレベルだと思いますがこのような裏の問題を当店以外ではまず話してくれません。
『何だか艶と塗装面がおかしいぞ!等々。。。』
しかしながら実際に違和感を感じたり気が付いたけど現実的にその研磨剤しか持っていないことからメーカーの言う通りにそのまま先の作業を進めると更に違和感を感じることに。。。
『研磨後に洗車しても何か水弾きに違和感がある。』
『硬化系の塗りこみや拭き取り、仕上がりに違和感が出る。』
もしかして磨きをミスったか?
そう思いもう一度磨く!
しかし結果は同じ!
それでも違和感が出るしIPA等を使いたくなるような伸びが発生してしまう。
これも繰り返しになりますが通常使用の研磨剤ではどうしても完全ノーオイルは避けられません。
※当店が新しく販売する研磨剤は極々、極めて微量のオイル成分が配合になりますが99%ノンオイルです。
ここでご説明を少しだけしたいと思います。
※この説明、文だと難しいことから噛み砕かないで説明しますので理解できない方には申し訳ありませんが詳しくは講習等で実演致します☆
上記で記載した通り、また過去のブログ通り研磨完了後の塗装面は厳密に言えば下記画像のように研磨剤が塗装面に食い込んでいたりまた研磨剤の油分等によって研磨粒子がラッピングされている状態になります。
当然、研磨をしたことから水で流すなりシャンプー洗車を行いしっかりと油分、何より研磨粒子【を】落とさなくてはなりません。
ここで少し矛盾することを言います!
仮にこの時点でこの後に通常の硬化系を施工するのであれば油分レベルで判断が異なりますが上記通り、油分より研磨粒子【を】重点的に落とさなくてはなりません。
※勿論、通常は油分も研磨粒子も両方落としますが。
この理由はコート剤のお話である無溶剤、有溶剤等のお話になりますので割愛しますが美観を求める場合、鏡面仕上げをしたのであればこのポイント!
この時点で何より優先されるべきことは行ってきた作業を無駄にしないことになります。
特に研磨作業など、綺麗に磨けない、目的を達成できないのであれば基本としてはただ単に塗装密度を低下させて塗装強度を下げるだけの行為と行って遜色ありません。
そもそも話の本丸である油分があるとしっかりとした塗装面が確認出来ない事から本音としては当店の研磨剤や次期発売予定である研磨剤を使って頂きたいのですが仮に油分が強い研磨剤で磨き、油分問題が解決できない状態で【研磨を終了してしまった】場合!
どうされるのでしょうか。。。?
当たり前ですが研磨粒子をしっかり落とさないとなりません。
ですが研磨粒子を塗装にダメージを出来るだけ入れないように!
またせっかく鏡面仕上げにしたのにその鏡面を崩さないように!
研磨粒子の除去って出来ますでしょうか?
油分と絡み合っている研磨粒子って簡単に落ちますでしょうか?
考えてみてください。
油分がまとわり付いている状態で油分と研磨粒子を塗装にダメージを入れずに落とせるでしょうか?
トヨタ202や日産HK3等のブラックカラーのように指でなぞるだけで目で見える傷が入る塗装にそんなことはできますでしょうか?
※これは樹脂ベースの基本的立ち位置ですね。
出来る事なら洗車シャンプーや水溶性脱脂剤であるGBS-D、そして理想としては洗車時の水の流れだけや軽く拭くだけで落ちてくれるのが最良になります。
さて。
続きは講習等でお話致しますが通常、油分が少ない研磨剤って驚くほど簡単にクロス等で拭き取れてしまいます。
これは日常的にサンディングしている方であればお分かりかと思いますがペーパー使用時の粉をクロスで拭くと簡単に綺麗になりますよね☆
あれと同じ感覚です!
※下地処理をしっかりしないで磨いて汚れや塗装に付いていた油分と混ざっている状態では例外もありますが。
もうこの時点で答えは出ており限界点が見えてしまいます。
そしてお話を本筋に戻し一番大事なことですが今回のようなケースや『どうせ磨くから下地処理は洗車と鉄粉除去だけでOK』と思っている業者の甘い下地処理だと正確な研磨状態を確認することが出来ません。
当たり前のことですが研磨の基本とは塗装面に何の不純物が無い状態にバフと塗装面の間を研磨粒子が動くことです。
2016年現在、研磨と言われている行為のほとんどはバフと塗装面の間に研磨粒子以外の存在が常に存在した不純な状態になっているのです。
当然、バフと塗装との間に研磨剤以外の無駄な成分や不完全な下地処理による汚れ等をはさみ込んでいる状態で磨き作業をしてしまえばリアルな塗装面であるか分かるはずもなく自分の磨いた航跡すら正確に判断することが出来ません。
※徹底した下地処理は基本ですが時にはあえて不要物をはさんで磨くことで隠蔽をはかることもあります。
こんなレベルの業界だからなのか!
ある意味で研磨と言う行為を諦めて投げてしまっているPROも事実いるのです。
そして多くなった。。。
過去のブログにも書きましたがすごい増えました。
『GANBASSさんで油性研磨剤や隠蔽重視系を出さないんですか?出すなら即買います』
至る所で言っているのですが当店では現時点でそのような研磨剤を新しく販売するつもりは現在の業界状態から言って時期尚早だと思っております。
油性研磨剤は長く磨けると言う恩恵と油性成分等による隠蔽があることから一時的に強い隠蔽が出来てしまうことからヤッツケ仕事や仕上がりより時間、仕上がりより利益を追求するような業者には好まれたりしているのが実際の実情です。
本当に塗装の事を考えて高い仕上がりを求める場合!
仮にフィニッシュやその他の理由等で油性を用いるにしても!
研磨の本質、自動車塗装の特性、そして塗装その物の繊細さを理解しているのであれば!
油性研磨剤や水溶性だとしても実質的に油性と変わらないような研磨剤では研磨剤が綺麗にキレないことから油分等が邪魔をして磨きながら塗装面を確認できず、無駄に塗装を削り塗装密度を低下させる結果になったり、また研磨剤はしっかりとキレないことから磨いた後にも正確な塗装状態を把握することができずコート剤マッチングが非常に難しくなったり。。。
実際問題として油性研磨剤と言う存在は使いどころが非常に限定されることから何より適材適所を守り正しく使わないとドマイナスになってしまう危険が高いのです。
そして今回のブログで何度も言っておりますが油性研磨剤や水溶性だとしても実質的に油性と変わらない研磨剤で磨くと『隠蔽』が発生するので綺麗に磨けているとの錯覚を起こすことになります。
さて。
ここで【その1】で書いた内容にがっつりとつながります。
そうなんです。
油性研磨剤を使うことで近年流行りのダブル研磨の恩恵が限りなく下がる!
即ちダブル研磨で最大の恩恵である無駄に塗装を削らないという問題をチャラにしてしまうことになってしまうのです。
言葉が悪いですがこれって本当に馬鹿馬鹿しいですよね。。。
【その1】でも書きましたが塗装を無駄に削らないとの大義名分を掲げて一斉に広がったダブル研磨!
多くの業者がギアの時と同じようにココゾトバカリに買いあさり!
ココゾトバカリに講習等を受講し!
ココゾトバカリ連呼するこの言葉。。。
【無駄に塗装を削らない!】
うん。
確かに間違いではないです。
私も何度も言ってますがすでにダブル以外を使う理由が見当たりません。
とても素晴らしい研磨機です!
しかしどんなに素晴らしいダブル研磨機が確立しても見える環境も無ければ研磨剤もそれじゃ。。。
そんな状態でダブル研磨機をそこまで推奨する意味はどこにあるのか?
全てがそろった上で本領発揮するのがダブルであり、そろわないのであればシングルより、ギアより中途半端な立ち位置になってしまう可能性があるのがダブルであると私は思ってます。
最低限の諸条件がそろわなくても綺麗に磨ける!安全に磨けるとのことでダブル推奨し販売している業者に言わせてほしいですね!
条件そろわないのに綺麗に磨けるとか本気で思ってます??
最低限の条件がそろわない上でのあんな仕上がりで本当に良いと思います?
もし仮にそんなレベルで良いなら普通にギアでいいじゃん。。。
そして見える環境もないならシングルでもいいじゃん。。。
更に更に言えば手磨きでもいいじゃん。。。
もっと言えば磨けるのなら研磨機の種類や手法なんて何でもいいじゃん。。。
高額なお金出してダブルやシステムを買う必要性が見えない。
これが私の素直な感想なのです。
またこの様に一度狂った歯車は更なるおかしな情報として拡散していきます。。。
例えば。。。
コーティング被膜を研磨機で剥がすとか初期研磨で油性を使い2工程目に水溶性入れて油性研磨剤を切るように磨くとか等々。。。
いやいや。。。
もう勘弁してくださいって感じです。。。
一番大事な切り込みである初期研磨が見えない状態で研磨するとかお話にもなりませんしあえて言えばむしろ逆であり油性使うなら濃色のフィニュシュで樹脂ベースとのマッチングを考えた油性ベースでしょ。。。!
※これを例えるならば病気になって病院に行きました!そしてお医者さんに症状を伝えたところお医者さんに『とりあえずお腹を開いてみて見ましょう!』レントゲンや各種検査をしないでいきなり言われる事と同じです。
またルペス等のハイパワーダブルで初期研磨をいれてリョービ等の低パワーダブルで仕上げをするとの流れをスタンダードにしているパターン。。。
何でルペスが初期研磨機でリョービ等の低パワーが仕上げ研磨機なんですか?
まさかのまさかですが『初期研磨は切り込みだからパワー重視で仕上げは繊細な研磨で鏡面にしたいから』!
仮にこんな理由で使っているのであればそもそもが論外だったりも。。。
まぁ。。。
この様なこと以外にもビックリを通り越して呆れるレベルな事を誰もが知る有名な自動車専用のブログ媒体で高い業者登録費を出して語っている業者も。。。
別に高いお金を毎月支払ってそんな媒体でブログやってるんですからある程度は利益重視でやらないとならない気持ちは少しだけは理解できます。
しかしルールや基本的な知識が無い状態でそんなことを語られて、何も知らないエンドユーザー様が信じて依頼をしたのに逆に塗装にマイナスになってしまった等。。。
私はとてもやりきれない気持ちになるのが本音なんです。
繰り返しになりますが既に1個人、1企業では止められない無法地帯と化しているコーティング業界。
※見える環境を取り入れてくれた施工店様が多くてもその施工店様が使う資材のメーカーが本音を言わないなら完全には近づけません。
簡単に買えるようになったカーコーティング剤や各種ケミカル。
現在、多くのコーティング剤やケミカルがとんでもない宣伝文言で販売されている現状にあります。
中には良い製品もあるだけに非常に残念でもあります。
間違えた選択をしてもPROであれば新車肌だけはどうにもなりませんがそれ以外であれば何とか修正できるかもしれない。
しかしながらDIYでのミスは取り返しが付かなくなってしまいます。
お蔭様で当店も業者様だけではなく一般の方からもそれなりに知名度が上がってきました☆
基本として知名度が上がることは良いことですが万が一当店の製品特性を理解できずに使われてしまう場合。。。
当店としては仮にそのようなことで『低い評価をもらったとしても』価値ある財産になりますがお客様の塗装を考えるとそんなことばかり言っていられません!
もし当店の製品を知って頂けて使ってみようと思う場合!
出来るだけ当店の製品特性をご理解頂いた上でご使用頂きたく思います☆
ですのでご遠慮なくお問い合わせください☆
現在、お問い合わせが常軌を逸するレベルで多いことからご返答まで最短でも10日前後お時間を頂いておりますが。。。
※購入を前提としたお問い合わせの場合、出来るだけ早いご質問をお願い申し上げます。
当店だけは嘘を言いません!
昔からブログで言ってますし自虐と解釈頂きたくありませんが私はお客様を騙してまでこの業界にへばり付いているつもりは毛頭ありません!
※雇われ店長だからと言って自分が身軽であると思っていないのでご安心ください!!!
利益ばっかり求めるこの世界。
1店舗ぐらいそんなお店があっていいんじゃないか!
私はカーディテイルと言う行為を流れ作業ではなく塗装との対話で成り立つ芸術と思ってます。
万人受けするような店舗ではありませんが常にシリアスに運営してます。
そして当たり前ですが私はカーディテイルと言う世界の本質は楽しくあるべきだと思います。
父親と一緒に行う洗車とワックスがけが大好きだった子供が思春期になりスタンドの洗車小僧になり。。。
そしてが気が付けばオッサンになっているほど没頭してこれたこの仕事。
今では気が遠くなるほどの昔。。。
当時まだ本当に小さな子供だった私の宝物。。。☆
どうしても欲しくて父親にもらったKK社のコードレス研磨機。。。
研磨機が汚れることを嫌って研磨機を丁寧に扱い誰にも触らせない!
バフが汚れることを嫌い綿タオルで包んで使用していた。。。(笑)
※クロス技法のパイオニアですね(笑)
『ウールバフの毛が凄く抜けるから洗わないほうがいいんじゃないか?』
※昔からウール素材は使われてます☆
私はそんなことあったっけ?と忘れてしまいましたが父親に相談していたそうです!
三つ子の魂とはよく言ったもので今とまったく変わらない☆
今の私は。。。
マイガレージには誰も入れない!
マイ研磨機は誰にも触らせない!
バフは仕上がりに大きな影響が出るから毎回新品レベルで綺麗に衛生的でないと気がすまない!
一度でも仕事になれば例え車のオーナー様でも作業中に塗装には触らせない!
昔も今もやっていることが何にも変わらない(笑)
昔も今も自分の領域を持つことが出来るこの世界!
そしてその領域と目の前にある塗装との対話で組み立てるカーディテイル!
同じ車種!同じカラー!同じ年式!だとしても個体差があり、また一度でもユーザー様の手に渡ればそのユーザー様の環境やメンテナンス方法等に塗装は大きく影響され同じ塗装は2つとない。
だから色々考えますし私は現場で、車が入庫した瞬間から様々なことを考えます。
『お客様よくしゃべるな!こんな性格かな?小奇麗な服装で意外と潔癖そうに見えるけど車内汚い!』
『意外と雑な洗車してきたのか?』
『トランクルームに見える○○なケミカル。。。』
『あの製品を買っているって事はあのキャッチフレーズを信じたからだ!』
『だったらあの手の製品も買ってるな。。。』
『って事はあの艶系が好みか?』
『だけどこの塗装、密度が低いから場合によっては斑になるし一度リメイクしないと塗れないかも!』
まだまだありますがこんなことから始まり実際に作業に入ればそれこそ完全に私と塗装の2人だけの世界です!
まぁ楽しいったらありません(笑)
そしてそんな楽しい時間の一瞬一瞬に『一切の不純』は存在しません。
だからこそリアルしか言いません!
今回のブログのテーマは研磨剤の隠蔽やらステマ等の問題!!
即ち『隠蔽や嘘』!!!
このテーマに沿って書きましたが私が伝えたいのはなんの不純もない1つのリアルな世界です!
どんな世界でも1つの基準があれば自分の目指す方向性が見つけやすいと思いますし塗装、そしてお客様との対話の中で仮に故意に隠蔽を図るとしても判断基準がつけやすいかと思います。
私は一般的にはまだ若いと言われる年齢ではあります。
しかし体のパフォーマンス等から考えると決して若くはありません。
後世への育成も含め。
子供の頃からがむしゃらにカーディテイルと向き合い見てきた私の景色を少しでも多くの方に見て頂ければ!
毎回言っていることですが数ある選択肢の1つとしてご参考になさっていただければ幸いで御座います!
2016年の当店は今までと変わらず!
一般ユーザー様にとって更に有益で使いやすい製品とサービスを!
同業者様には更に現場においてコンフィデンスをもって使い続ける事が出来る製品を!
ご提供出来るように頑張ります☆
多忙ゆえ既に4月の半ばを過ぎてしまったどうかしている新年のご挨拶となってしまいましたが2016年も何卒宜しくお願い申し上げます。。。☆
【お知らせ】
今回ご紹介しております隠蔽がほとんどない新作研磨剤ですが条件付きでの販売を予定しております。
※GW程度には販売できる様に致します。
詳しくは商品発売時にお知らせ致しますが色々と使い勝手のよい研磨剤となり、単体使用は勿論の事、当店で販売しております全ての研磨剤(塗装用、ガラス用、レンズ用、金属用)と混ぜることが可能です。
ですので例えば。
レベル5の研磨力をより上げたい!ガラスのウロコ除去剤であるGBS-Gを更に強力にしたい!
出来ちゃいます☆
また保障は致しませんが当店の研磨剤に限らず水溶性研磨剤であればほとんどの製品に混ぜることが出来ますので業者様であれば既製品に混ぜてオリジナル研磨剤を作ることも可能かと思いますので色々とご活用いただけるかと思います☆
また混ぜ方は直接混ぜることも出来ますしこんな感じで直感的に混ぜることもできます☆
※配合比率は塗装等によって変わりお答え出来ませんことは予めご了承ください。
※分かりやすいように色を入れているだけですので販売品は色は入りません。
是非、足りないピースを埋める為にご活用頂ければ幸いで御座います☆
【熊本地震に関して】
このブログを書いている最中に熊本地震が発生致しました。
私は、関東に住んでおり東日本大震災を経験していることからニュースを聞いた時はトラウマなのか!?
ショックで具合が悪くなってしまったほどでした。
2016年のご挨拶と意気込みを書いた今回のブログですが。。。
2016年。。。
まだ三ヶ月半しか経過しておりませんが個人的に悲しいことが多すぎました。。。
1月には長年、私の家族に笑顔と幸せを運んでくれたペットが亡くなり。。。
2月は心の師匠であり、本当に多くのことを学ばせて頂いた偉大な先輩がまだ50代と言う若さで闘病の末に亡くなり。。。
まだまだ心が癒えていないこのタイミングで熊本地震。
悲しいなぁ。
悔しいなぁ。
色々な気持ちが交差しある種の覚悟、否、再確認と言ったほうが良いのか。。。
これからの人生、沢山の人を見送り、また何時かは見送られることになる。
人生悲しい事は多いけれど。
生きてさえいれば出来ることは沢山あり、忙殺な日常で色々ボロボロだけど心身ともに五体満足で何とかなっている頑丈な体に産んでくれた両親に感謝しかない。
人生悲しい事は多いけど。
何か心に訴えかけることがある度に誰しもが、既に手にしている幸せと言う心が磨かれていく。
心の研磨とは。
車の塗装研磨と違い、質量を少なくしていくことではない。
より本質に近づき、より純度を増す作業。
そして心に訴えかけることが起こる度に何度も何度も磨きこまれて純度が増したその心で向き合う全ては。
そんな心でみる世界は。
また違った景色に見えるのかもしれない。
また違った希望を導きだしてくれるかもしれない。
この度、被災された皆様。
心よりお見舞い申し上げます。
そして犠牲になられてしまった方々に。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【自動車コーティング専門店GANBASS】
【洗車用品専門店GANBASS】
【自動車コーティング専門店GASNBASS1日講習新車コーティングプラン特設サイト】
【自動車コーティング専門店GASNBASSセカンドブログ】
http://www.ganbass-freestyle-blog.com/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
新年のご挨拶【その1】2016年コーティング業界の問題と研磨剤への考察
※今回のブログは2つに分けて書きます。
このブログは【その1】です。
皆さんこんにちは☆
セカンドブログではご挨拶をさせて頂いておりますし既に2月ではございますが改めまして新年あけましておめでとう御座います!
恐らく2月になって新年のご挨拶をしているのは当店ぐらいかと思いますが皆様にとって素敵な1年になりますようお祈り申し上げます☆
当店はといいますと実質的に年末や新年等の世間的な区切り等は毎年のごとく無く、相変わらず忙殺の新年となり非常にありがたい2016年度を迎えることが出来ましたが新年と言うことでずっと止まっていた検証等に関してもいい加減進めなくてはと思い、何とか時間をひねり出し膨大な量のサンプルを何度も何度も繰りかえしテストを行っている完全睡眠不足な新年でも御座います☆
今回のメインブログは、本来であれば年末に書く予定だった新型プリウスに関してを新年1発目にしようかと思っていたのですがとにかく忙しすぎる年末年始であったことから全く記事が書けておらず。。。
先に新年のご挨拶と、2016年現在のコーティング業界に関して思う事として年末の忘年会から新年会等の同業者同士の集まりの中でよく質問された内容とも合致する研磨剤に関して非常に重要で大事なことを!またその他の問題としてある一部にクローズアップして多少手厳しい内容になってしまいますがお話させて頂ければと思います。
また今回のブログに関してですがどちらかと言えばDIY等の方では分からないようなPROの世界のお話がメインになってしまいますのでDIYで興味がない方は今回はスルー頂いてOKです☆
同時に今回のブログは上記でもお伝え致しましたが非常に大事なことでありますことから意外と手厳しい事をハッキリと書いてます。。。☆
ですので同業者様で嫌な気分になる可能性がある方は大変申し訳ありませんがこのままスルー頂けますようお願い申し上げます。
では!3つに分けたブログになり毎度の如くかなりの長文になりますがお付き合い頂けますと幸いで御座います!
さて!
まず最初は時期発売予定の新作研磨剤からお話させて頂きますがこのお話に関しまして今更語るまでもありませんが当店はコーティング店でもあればメーカーでもあります。
※当店を始めて知った方はこちらをご覧下さい→GANBASSとは
物作りの真髄等は今更私から語るまでもありませんがあえてこの業界に特化することで言えば作るのが最も難しいといえる存在は研磨剤とも言えます。
簡単に申しますと研磨剤製作は沢山ある要素のたった1つが欠けても成り立たたず!またマッチング次第では簡単に使えないとの烙印を押されてしまうことになりやすいジャンルだともいえます。
※アバウトが通用するキャパが無いともいえます。
このお話をする上で上記同様となり今更語るまでもありませんが当店の現場では入庫した個々の塗装に合わせた個々のマッチングで研磨剤をその都度専用に作ります。
例えば2台同じレクサスLSのブラック (212)があったとしても同じ研磨剤を使用しないでそのブラック (212)に合わせて専用の研磨剤を作り完全オーダーメイドで研磨作業を行います。
※これは当店の非常に強力な強みであり実際にこのようなことをやっているのは日本どころか世界で当店だけだと思います。
そんな研磨剤に対して確固たる拘りがある当店からするとどうしても譲れない持論がある訳です。
勿論、一言に持論と言っても色々あるのですがその1つとして譲れない持論として言える事があります!
それは
『限りなく隠蔽が低い研磨剤』。
まず研磨剤の基本中の基本!大前提としてこれが重要になり現場ではこの概念を理解しないで研磨を行うと言う事は言語道断であり1台の車両を綺麗に磨きあげる場合、適時、厳密に言えばその瞬間瞬間に研磨レベルの正しい評価判定が求められますことから(隠蔽)が如何に起こらないように細心の注意を払うことは次世代研磨では当たり前の認識となります。
※仮に適時に行うIPAでの脱脂作業のことを『塗装の確認』と思っている場合、一度基本に戻られる事をお勧め致します。
ここで毎回言っている重要なポイントを再度補足としてお伝えしますと。。。
『私たちPROは如何に無駄なダメージを塗装に入れることなく効率的に傷を消すかと言うことが求められる』
ですがこの業界!
実際に塗装のことを本気で考えているのか?実際にエンドユーザー様と向き合う施工店のことを本気で考えているのか?
※施工店側に問題がある場合も同等以上にありますが。
残念なことに施工店を食い物にしているとしか思えないメーカーも未だに存在し現実問題として『施工店のお財布にも優しくない!イコールエンドユーザー様のお財布にも優しくない!お金を抜きにしても根本的な塗装にも優しくない』との非常に深刻な問題があります。
また更なる重要な問題として『この問題』を理解しているPROが非常に少ない現状。。。
※問題の存在にすら気が付いていない。
あえて言わないで黙っているPROの方も沢山いるかとは思いますがはっきり言えば実際に多くのPROの方とお話をさせて頂いた中でこのような問題に気が付いているのはほんの一握りのPRO以外は皆無だと感じております。
ではここで皆さんに質問をしてみたいと思います。
ここにAとBの2種類の研磨剤があるとします。
初期研磨としてAでマッチングを合わせてノーミスでしっかり磨いたのに白ボケした。
初期研磨としてBでマッチングを合わせてノーミスで磨いたら白ボケしないで綺麗に磨けた。
果たしてどちらが良い研磨剤でしょうか?またどちらの研磨剤が正解でしょうか?また選んだ理由を100文字以内で答えよ!
ちょっと意地悪な質問ですがよく考えてください。
磨いている塗装の特性と最終着地ポイントまでの流れをしっかりと考えて組み立てていることが大前提ではありますが簡単に答えが出てくると思います。
解りますでしょうか?
では思い出して下さい☆
私は過去のブログで詳しく!そして何度もお話しておりますがこの数年、PROに関してはそもそもが見える環境で磨かなくてはならないと伝えてきました。
既に初動は去ったと思いますが大々的にこの見える環境に対して指摘をしたのは全国でも当店が最初ではあった事も関係して、当初は簡単ではない問題も多く御座いましたが何とかこの見える環境の重要性を理解頂けたことからまだまだではありますがこの数年で多くのPRO施工店様が見える環境を整えて頂けた事は全国に存在する『PROに依頼をしようと考えている』エンドユーザー様にとって多大なる利益をもたらしたと思います。
※逆に『見える環境』を悪用する業者も増えてきましたが。。。
簡単に言えば見える環境が無いのはレントゲン設備を持っていない医者と同じで症状や患部がよく分かっていないのにメスを体に入れるオゾマシイ行為だと例えられます。
そしてこの見える環境とは実はガレージ内設備だけではな研磨剤に関しても言えるのです。
見える環境と同等、若しくはそれ以上に重要である研磨剤!
研磨剤の重要性を理解していない場合、どんなに見える環境で研磨作業をしても隠蔽の強い研磨剤で磨いていれば見える環境の恩恵を100%使い切れませんし綺麗に磨けたと思っても研磨後の各種作業で磨き目が浮かび上がって出てきたりコーティング施工で斑等の問題になりやすいことになります。
見える環境と同時に見える研磨剤!
この二つがそろって初めて見えるリアルな世界!
繰り返します!
見える環境と隠蔽が無い見える研磨剤の2つがそろって初めてリアルな世界が見えてきます!
特に切り込みになる初期研磨では見える研磨剤の恩恵は計り知れないことになり今まで見える研磨剤を使ってこなかった人からすれば驚くことが沢山あると思います。
※むしろ初期研磨ほど見える研磨剤が重要になります。
しつこいですが念のためにもう一度言わせて下さい!
リアルな塗装を知りたければ見える環境と見える研磨剤が無くてはお話にもなりません。
さて、ここまでお話をすればPROの方であればもうお分かりだと思いますがこの延長線上で考えると上記で問いかけた問題の答え。
考えていただく為に意地悪な質問をしても申し訳ありませんがそもそもが破綻しており問題として成り立っておりません。
※因みに白ボケがイコールで使えない研磨剤と直結させてしまった方は一度基本に戻られる事をお勧めします。
後ほど少しだけお話をさせて頂きますが何故、この数年でデュアル(ダブル)研磨が流行、主流になったか理解していれば色々なことが疑問に感じると同時にロジックが理解できるかと思います。
そしてデュアル(ダブル)研磨が主流になったことで塗装への向き合い方が見えてきているにも関わらず現実問題として大きいのが研磨機では現代研磨での理想系にアジャストしているのに研磨剤だけがアジャストしていないミスマッチ。。。
そしてこれに気がついていないPROがあまりに多い現実。。。
これは海外や国内でも一部に多く見受けられますが私はこの仕事をパフォーマンスだと思っている、若しくは思っていなくともパフォーマンスと同じであることに気がつかない無知の極みで仕事をし続ける事に。。。
悪いとは言いませんが高額なお金をエンドユーザー様から頂き、またエンドユーザー様にとってより良いものを提供し創造していく職人としてどうなのであろうか?
大変申し訳ありませんし失礼になってしまうかもしれませんがそう思ってしまいます。
※気が付かないようにメーカーが操作している側面も強いので何とも言えないケースも御座いますが。
また隠蔽を隠蔽と解釈しない。
隠蔽を認めない。
そもそも隠蔽の意味すら理解していない。
現場ではお客様のご要望や塗装状態によってはケースも異なりますが基本としてこんなレベルの施工店やメーカーに安心して車を預けること、また安心してケミカルを使用することはできないのがエンドユーザー様の本音かと思います。
この研磨剤による隠蔽問題。
※コーティング剤の隠蔽とは違いますのでお間違えないように。
解決できない、若しくはロジックを知らないと見える環境とどんなにすばらしいマッチングや研磨システムがあっても100%に近づくことは到底出来ません。
※逆に塗装特性的に意図的に隠蔽を図る場合でもロジックを知らないと適切な隠蔽が出来ないかと思います。
どの業界でも同じかもしれませんが論じるより実際に使っての判断ではありますし実際の全ては塗装次第。
そうなると現場のリアルとして人的な努力で出来ることは見える環境作り(研磨剤等も含む)と普通程度の眼の健康そして熱意と向上心さえあれば後は下手なテクニックなど必要なくオートに近い感覚で塗装は勝手に綺麗になってくれます。
PROとして知っておかなくてはならない当たり前のことを120%理解した上で初めて生きてくる『環境』『テクニック』『経験』『etc。。。』!
学ばなくてはなりません!
知らなくてはなりません!
ただし!
ここで問題が起こりえます。
そもそも『隠蔽が無い』といわれている研磨剤が実は隠蔽がある研磨剤だったなんて落ちが良くあります。
ノンシリコン!ノーワックス!
果たしてそうでしょうか?
繰り返します!
ノンシリコン!ノーワックス!
本当にそうでしょうか???
今現在、貴方が使用している研磨剤が水溶性だからといってノンシリコン、ノーワックスだと安心していませんか?
出来るだけノンシリコン、ノーワックスだとしてもそれが半分近く程度だったらどう思いますか?
では研磨剤メーカーにこうも言ってみましょう!
ノンシリコン、ノーワックスを謳うのであれば本当に油性成分、油性成分、作用に順ずる作用のものが入っていないんですね???
今回全てを検証しませんでしたが、2016年現在主流となっている水溶性研磨剤で精度が高いノンシリコン、ノーワックス研磨剤は少なく、仮におかしいと思うメーカーに問い合わせをしてもお決まり文句しかかえってこず、言い訳してくるだけマシとの場合もあります。。。
勿論、研磨剤の特性等の問題で100%隠蔽回避と言うことは例外を除き基本不可能ではありますが多くのPROはメーカーが言っていることを信じて『今見えている状態が隠蔽されていないスッピン塗装なんだ!』
実は勘違いなのにこう思ってしまってるケースがほとんどかと思いますし何も考えていないPROであれば、こんなことすら考えない、また流れ作業で磨きを行っている方も沢山いるかと思います。。。
私としてはビジネススタイルが自由である以上、このような事はある程度は仕方ないことだと思いますし何より細かいロジックに関しては私も自分で研磨剤を作るようになるまでは分からないほど本来であれば表に出てこない情報ではあります。
自分で作ればわかる!
これを言えば確かにその通りなのですが実際に研磨剤を作るのは非常に難しく通常では困難を極めます。
数ある材料の中からの選定や各種配合は勿論のこと何より大事であり難しく正確性が高い検証と補足で補う圧倒的な現場経験数です。
※外部委託、外部検証ごときで作れるほど研磨剤製作は甘くありませんし検証には途方も無い膨大な時間がかかります。
これが無いとまず良い研磨剤は作れません。
と言うかお話にすらなりません。
当店では現在、塗装以外に使用するレンズや金属、ガラス等の研磨剤を含めると合計で11種類をネットショップで販売してます。
また当店サポート店様専用の研磨剤が4種類ありますので合計すると15種類を『販売できる枠』で世に送り出してます。
しかしながら当店の現場で実際に使っている研磨剤の種類は15種類どころか軽く10倍である150種類以上あります。
※実質ベースになっているのは20数種類ぐらいですが状態に合わせて色々と調整をしますので。
そもそも自社製作できることから作ろうと思えば無限の種類を作れますし個々の材料の特性と研磨機やバフごとの特性に合わせた作り方を徹底的に拘ってしまえばとてもではありませんが通常の枠や尺度では測れない世界になってしまいます。
また販売するのであれば品質保持の問題でも無条件で検証観察時間がかかりますし性能だけを追求するのと品質を長く持たせる為等の兼ね合い等の問題もありはっきり言えば簡単ではありません。
因みに一度話しを逸らしますがバフとのキーワードを出しましたので少しバフのお話をしますと当店で販売しているバフに関しても実際にネットショップで販売しているのは各サイズで1種類、ウレタンを例に例えれば合計で2種類しか販売しておりませんが実はサポート店様専用等をいれると各サイズで6種類、合計で20種類以上があります。
※当店ではオーダーメイドでバフ製作も行っておりますことから様々な形でバフを作ることが出来ます。しかし1つだけ注意点が御座います。当店ではお客様同士の競合を避ける為に1度作ったサイズに関しましては別素材だとしても別の業者様から同じサイズのご注文があってもお受けしないようにしております。
例えば当店ネットショップではウレタンバフは130パイと80パイの2種類しか出してませんが当然のように150〜160パイ用もあります。
しかも150〜160パイ用と言っても今手元にあるだけで5種類もあります。
※画像はマジック面が155パイのものです。
またテーパータイプと一言で言っても角度によっても磨きや用途が変わるので状態に合わせてテーパー角度を変える必要がありますので当然のように数種類あります!
因みに何で150〜160パイ用をネットショップで販売していないかと言うと単純に出品する時間が無かったこともありますが150〜160パイはルペス21やメタボのTURBOTEC、またROTEX等のギア系をメインで使うような業者様へ専売していたこともある一定期間は契約の関係で一般販売をしてませんでした。
しかしながらルペスのMark2が春に出るとのことなのでこのあたりのダブルの専用品としてそろそろ150〜160パイ用は出す予定ではあります!
少し話しがそれましたが通常は研磨剤なんて自分で作れないし仮に作れたとしても検証する為の専用ブースや多くのパネル、何より数多くの現場経験数がないと判断基準が見えてきません。
そうなるとますます通常の施工店ではメーカーが言っていることを信じざるおえない状況になってしまいます。
しかし一度頭を柔軟にして根本的な事を念頭において考えるとAの研磨剤とBの研磨剤がどちらが良い研磨剤か?
何故そんな答えになるのか?
現実問題でそんなことがありえるのか?
見えてくるのです。
そして
理解できてくるのです。
日々進化する塗装。
既に周知では御座いますが環境問題への対応から水性ベース、粉体クリアへ移行、また高意匠化への要求などから新しい顔料等の開発。
既に知らない人はいないほどのマツダ匠塗り。
そしてレクサスではラディアントコントラストシリーズ2色やオレンジクリスタル。
アルミ系ではコスモシルバーやアルティメットメタル。
シリカならブラキッシュアゲハや漆等の時から流石と言わんばかりの24金蒸着のゴールドフレークレッド。
その他、軽量化等からくる樹脂素材の変化。
追従しなくてはならないコーティング業界。
2015年〜2016年にかけて、未だに詐欺のような触れ込みで販売されているコーティングやケミカルもいまだに後をたたず。。。
※主観を書くのは否定しませんが出来ない事を書くのはおかしい世界です。
他メーカーのお話ですがこのような詐欺的な売り込みを淘汰する為に今後データを出すとの相談も当店にきてます。
昔から言っておりますが『何が正しい情報なのか?』
現在、この業界は上記のような問題に加え、アフィリエイト等でのステマ、サクラレビュー等、様々な問題があります。
楽天ストアなどでは2015年12月から『レビューを書いたら送料無料』等を禁止しました!
大手企業がこのようなサクラ行為を抑制する働きかけをしてくれていることからある程度の抑止欲になっていると思いますが既にシステム化された、組織化されたプロモーション形態は一個人、一企業では止められなくなってしまっている事実もあるのです。
過去のブログにも書きましたがスマホ、PCで一日中、調べても正しい情報にたどり着かないことが既に沢山おきてます。
探しても探しても正しい情報にたどり着かない!
挙句には正しい情報や裏づけも無いまま勝手な噂や勝手な解釈が広まってしまう始末。。。
また矛盾していると感じてしまうかもしれませんがこの様な現代だから下手な情報拡散を抑える為にあえてWEB上に情報を出しすぎないように調整しているケースもあります。
本当に困るアフィリやサクラ行為から成るステマ問題。。。
過去のブログに何度か書きましたが私の身内は法律家の集まりであることも関係して日ごろからこの手のお話を直に聞くのですがそれとは関係なしに私はたまにPRESIDENTと言うビジネス雑誌を買っているのですが先月号にこんな記事がありました。
私からすればそもそもこんな記事が出る時点でおかしなお話ですがそれだけ多いサクラ行為や固有名詞をWEB上に出すことで起こる訴訟問題。。。
今では簡単に訴えられてしまうことから流石にこの業界でもこの数年、WEB上等で同業の悪口や批判を書いてしまうぶっ飛び野郎は減ったように感じますがつい数年前までは固有名詞を平気で出したり間接的だけどほぼ特定できる様な事を平気で書いてしまう業者が多くいました!
ですが残念なことに大なり小なり毎年必ずトラブルやトラブルのタネを撒き散らす業者等が出てきます。
私達の業界は国内だけではなく海外だとしても非常に狭く、トラブルを起こしたり、同業内でも人の悪口を言う人間は簡単に広まります。
またトラブルを起こした人間や利益追求の為に同業者の悪口を平気で言ったり蹴落とそうとしたり踏み台にしようとしているような行為は本人は絶対にばれてないと思っても実はそのほとんどが周りにバレてます。。。
中には自分のやっていることや、やってきたことがマズイと薄々感じている人間もいたりもしますがそんな人間でも今や必須であるフェイスブック等のSNSだけはやらないと置いていかれるかと言わんばかりにこそこそやっている始末。。。ひどい場合ではブランド名を変えたり、偽名や違う名称等でちゃっかり商売していたり。。。
何だか聞いていて悲しい気持ちになるような結果にしかなってません。
この業界意外と不思議なんです!
一度信用を失った業者のことを常に誰かがマークしていて自然とその情報をPRO同士で共有しているように感じるほどオートにその手の情報が聞きたくなくても勝手に流れてきます。。。
中には真逆になり恐ろしいケースとも言えますが某掲示板等も含めてあえて火の粉を飛ばされるのを待っているような業者の噂もあり何かあれば直ぐに訴える!むしろ訴えたいとしか思えないようなお話も少なくありません。。。
これは確実にどの業界も同じだと思いますが私達の業界は特に一度信用を失うと二度と修復出来ないほど良い意味で真面目な職人気質な方が沢山います。
この業界で真面目に働いている職人は本当に人として素晴らしくまた純粋な人が多い!
だから今回は心無いメーカーやインターネット時代の危険性やリスクに対して後ろめたさがある人にガツンと言いたかった本音も実はありました。
そして現場の人間に対してはエンドユーザー様が心の底から喜んでいただけるような仕上がりを目指してほしいからこそ、今認識している常識を良い意味で一度疑う事も時には必要であり、そして時に大いなることに気が付いたりすることを知ってほしい本音がありました。
綺麗ごとは抜きにメーカーのワンミスは取り返しがつくかもしれませんが施工店のリアルな現場にワンミスは許されないのです!
常なのかもしれませんが利益だけしか求めていないと感じるメーカー。
そして正しい情報を得る知識が無い状態だとメリットよりデメリットのほうが浮き彫りになってきているように感じるインターネットそしてマーケティングの世界。
店舗(販売店や施工業者)と広告代理店やメディアとの癒着、即ちコンサルタントによる虚偽の宣伝。
本来であればより無駄が無く正確性が高い商品購入をする為に参考にされるべきレビュー(口コミ)が実はサクラによる宣伝だらけだったのなら。。。
ある意味でビジネスの基本ではありますが製品の品質や作業クヲリティで勝負する以前にマーケティングの時点で負けてしまうと言うことが残念なことではありますが既に起こっているのです。
当店ではセカンドオピニオンを率先してやっている理由の数ある1つの中にはこのようなリアルなレビューが欲しいからでもあります。
またインターネットシステムの進化により、良くある(5つ☆評価)等で簡単に評価を捏造することも出来ますし実際に、ボタンを押しただけで勝手に良い評価になるようなポータル媒体もこの業界にあります。。。
残念なことに現在のコーティング業界はそんな状態になってしまっており何が正しい情報であり何が基本であるのか?
そもそもが『車を綺麗にして楽しむ』と言うカーディテイルの世界ですので本来であれば『何が正しい情報であるか?』こんな言葉が出る時点でナンセンスでは御座いますがそれでも語らない訳にはいかないほど侵されてきている事実があるのです。
理想なのは無駄にエンドユーザー様の金銭的負担になるような、そして塗装にとってマイナスになるような情報は出来るだけ排除したい。
私は昔から言っているのですが何より情報を見て選択するのは全てエンドユーザー様ですので当店ではエンドユーザー様が選ぶ事が出来る選択肢を増やしたい!
どうしても派手な宣伝をしている商品やサービスに流れやすいのは仕方ありませんがその派手な宣伝を見たときに一度冷静になって考えるキッカケを作れれば!
この思いが根底にあります。
そしてこの気持ちはエンドユーザー様だけではなく同じ同業者様にもあるのです。
当店のように自社製品だけでほとんどが回るならokですが通常のコーティング施工店様の多くが他社製品で日々の業務を行っていると思います。
そこで思うのです。
日々の業務で使用している製品がどんなものであるか解ってますか?
勿論解っているならOKですし例え解っていないからと言って使用しているケミカルの詳細等、どのメーカーでもある一定を超えると企業秘密であることから明かしてはくれないのが現状だと思いますが言われたままを信じてしまうと最後に残るのは疑問だけになってしまう可能性があることも念頭に置いておかなくてはなりません。
よく同業者様からの質問や会話の中でこんな言葉が良く出てきます。
『感覚的にアレっぽい仕上がりになる!』
勿論、十八番違いな時もあると思いますし実際は感覚や匂いが似ていても成分がまったく違うことも沢山ありますがこの様な感覚は意外と的を射ている事も同じように多くあります。
また。。。『これって本当に○○系なの?』
この様な疑問も的を射ていることが非常に多い。
しかしながらこの様に疑問を感じてそのメーカーに問い合わせをしても良くわからない言葉で丸め込まれた。
本当に良く聞くお話です。
勿論、当店でも他社製品を試しに買って検証する時に余程分からないことがあれば問い合わせをしますしそれでも答えてくれない場合であれば時に数十万の調査費用をかけて成分調査も普段から当たり前のように行います。。。☆
研究機関関係者ならお分かりかと思いますが下記画像はとある他社製品に疑問を感じた事から解析を依頼した結果の一部であるNMR等の結果ですがSDSが正確ではないことも多々あります。
しかしながら通常のコーティング店であれば調査金額によっては大まかでアバウトな成分しか分からない成分解析に何十万、時には非常に高額になる調査費用を出すことは余程のことではない限り通常はしないでしょう。
ましてやそれが1製品だけならまだしも何種類もあれば一個人程度ではそれこそお金がいくらあっても足りません。
本来であればここまでしないと分からない事、見えないことが沢山あり私からするとDIYもPROも関係なく、残念なことに通常はレシピ等は企業秘もありほとんど分かりえることは出来ないのです。
そしてこんな事を言っているのに言えた義理ではありませんが当店の製品もレシピを教えてしまえばパクられてしまいますので全てを開示することはしてません。
なので販売メーカーは製品の使い方や特性を出来るだけしっかり説明しなくてはならないことから販売者が現場をろくに知らない科学者や塗装やコーティングを過去に少しだけかじった程度の素人ではなく本物のドクターしか処方箋が書けない事と同じで日々現場の第一線で戦っている本物の職人が販売しなくてはならないのです!!!!!!!!!!!
※当店のネットショップの商品説明やお問い合わせメールが長文であるのもこのことからでもあります。
なので例え同じ薬を買うにしても日々第一線で手術を担当しており長い臨床をしているドクターから買うのと医学部在学中の研修生から薬を買うのでは『同じ薬を買うと言う行為は同じ』だとしても『データや経験則等、複数の角度から見て組み立てたロジカルな薬の活用方法』を聞いて買うのと買わないのでは天地なほど違いますし仮に確率論の世界で言っても知っているのと知らないのではかなりの差になってしまう事からこのようなことに大きな価値が生まれ、特に薬でもケミカルでも同じですが研究所での科学式の世界やパンフレット、また他人から聞いた程度の知識だけでは完結しないような継続的な検証、個体差、その他要因で簡単に結果が異なってしまう世界では出来るだけ穴がない複合的な組み立て方であればあるほど理想であり全てだと言っても過言ではありません。
※外的要因が多すぎてデータ化が難しい存在を厳密には数字で表せることは出来ても私は様々なことを加味してあえて表すことは出来ないと定義しております。
これが『結果』を最優先として考えた場合非常に重要なのです。
(1)自分が使用しているケミカルの特性も解らない。
(2)自分が使用しているコーティング剤の特性も解らない。
(3)挙句に見える環境で作業が出来ていない。
手厳しいかもしれませんが仮にコーティング専門店と謳うのであればどんなに気持ちとしはやる気があったとしてもこれではフランチャイズ系との差別化は難しいのが現実かと思います。。。
確かに見える環境下で突き詰めると採算が取れないと感じてしまう業者様も多くいると思います。
そりゃ見える環境での作業は大変です。
見える環境で仕事をする場合、洗車をする前に色々とマッチングからのセッティングをしないとなりませんし作業アキュラシーが否が応でも目で見えてしまうので着地ポイントが非常にシビアになります。
これは人によりけりですが見える環境で作業をすると最低でも今までの倍以上の作業時間!
場合によっては10倍以上の時間が1台の車にかかることもあります。
勿論、慣れてくれば断然早くなりますが見える環境での作業は時として『何から手をつけていいんだ?』こんな途方も無い感覚に囚われることにもなるのです。
今まで1台24時間で3万円の対価を頂いていた場合、作業時間が2倍になると言う事は単純に48時間かかるので6万円頂かなくてはなりません。
そうなると料金体系から全て見直さないとなりません。
2016年現在、この様な高いレベルで仕事をする上で大事な事を無視してしまいますと、手厳しいですがフランチャイズで流れ作業のコーティング店となんら変わらない、むしろそのような店舗のほうがコストパフォーマンスが良いと思われてしまうことになりかねません。
大変かもしれませんが時代のニーズ。
何より自分のレベルの向上の為に見える環境は必須です。
そして見える環境で研磨等をすると必ず思うはずです。
今までの自分の作業は何だったんだ?
あのメーカーの言っていたことは何だったんだ?
これに気がつくことで新たな磨き屋としてのスタートになるかと思います!!
ここまでお話すればもうお分かりかと思いますが見える環境と同等以上に必要なのが隠蔽率が低い研磨剤でありどれだけ見える研磨剤が必要不可欠であるかご理解頂けるかと思います。
果たして現在ご使用されている研磨剤はどうでしょうか?
メーカーが水溶性だからと言って真に受けて隠蔽されていないと勘違いしてませんか?
冒頭でもお伝え致しましたが研磨剤の特性等からして100%は製造者である私たちメーカー以外では不可能ではありますがハイレベルな作業には限りなく隠蔽をしない研磨剤が求められるのです。
ではここで今回の冒頭で質問した【A】の研磨剤と【B】の研磨剤に関して画像でご説明をしましょう!
まず今一度、私が冒頭で質問した内容を書きます!
初期研磨としてAでマッチングを合わせてノーミスでしっかり磨いたのに白ボケした。
初期研磨としてBでマッチングを合わせてノーミスで磨いたら白ボケしないで綺麗に磨けた。
※研磨剤の粒子はAもBも同じです。
こちらの画像をご確認ください!
右であるAが白ボケしてBのほうが傷がなく綺麗に見えます!
※元からある傷などは無視してみて下さい。
※照明を当てているので全体的に白っぽくなっておりますと同時にデジカメでは綺麗に写せませんでしたので多少の粗はご勘弁ください。
普通の人ならここでだまされます。
何故なら人は自分の目で見えている世界がすべてだと錯覚しやすいからです!!!
それでは下記画像をご覧ください!
マクロスコープでUPして撮影した画像です!
照明を中心に右のAと左のBでは塗装面のトーンが異なるのがお分かり頂けるかと思いますがよく見てください!
隠蔽の艶で見えにくいのですがトーンは違えど、傷そのものは右も左も変わりません!!!!
左右ともに傷の状態が変わらないのに隠蔽作用によりAとBとではまったく別物の研磨剤であるとの錯覚をしてしまいます!
これって大変な問題です!!!
ドクターが『綺麗に手術が完了した』と思っても実は関係ないところを切ってしまったとのことであれば命に関わります!!!!!
これは決して大げさではなく、冒頭で『何でダブルが流行ったのか?』との私の問いかけと同じでそもそもダブルを使用する理由のほとんどは『無駄に塗装を削らないこと!』
これに尽きます!
そしてこれはカーディテイルを生業にしているPROの方は全員が同じ事を思っている基本中の基本です。
しかしお金儲けを考える人がここに目をつけました!
お客様の為に!
より高い質で作業が出来るように!
大きなお金が動いたのです!
高額なダブル研磨機を『塗装を無駄に削らない為に!』との大義名分のもとに、みんながみんなココゾトバカリに買い漁ったのです。。。!
このように良かれと思って動くアクションはすばらしい事だと思います!
無駄に塗装を削らないように!
お客様に喜んでもらう為に!
高額ではありますが多少の投資で質の高い仕事が出来てお客様に喜んで頂けるのであれば数万から数十万円程度なら直ぐに元が取れると思います。
ですがここで落とし穴がありました。
無駄に塗装を削らないという大義名分だったのは研磨機だけで研磨剤がこの大いなる大義名分のアジャストしていなかった。。。
またそれ以前に無駄に塗装を削らないと言う問題になにより必要である『見える環境がなかった』!
ここで良いか悪いかは論じませんが『あの時点では』追い討ちをかけるようとしか表現できないほど、このネタに乗じてパッケージングされた『特殊研磨技法!』『無駄に塗装を削らない研磨方法』!
こんな言葉を売りにした講習等が出てきたのです!
あの時代からすでに数年の月日が流れ現在の2016年!
やっと見える環境の大事さを理解できて頂きましたが研磨剤はまだまだ。。。
当然それ以外にも様々な問題を抱えている状態です。
では話を戻しましょう。
AとBの研磨剤のどちらがよいか?
例外として初期研磨にCという成分をあえて塗装面に残し、2工程目にDと言う成分を入れることでEと言う化学反応等の結果を求めたいと言うパターンもありますが基本は自分が考えに考えて出したマッチングで磨いた塗装面がどのような状態になっているのか?
正確な塗装面が見えないということはテストを受けたけど結果を知らされていない事と同じでその先に1歩も進めません!
そして正確な塗装面をしっかりと理解していることが前提でどちらが良い研磨剤であるか?
厳密に言えばどちらが今回の塗装にはアジャストするのか?
見極める必要があるのです。
ここまでご説明をしているのでもうお分かりかと思いますがこのような多くの理由から上記のAとBの研磨剤の後にウレタンで仕上げ研磨を入れた場合、どちらが綺麗になるかと言うとAの隠蔽をしていない研磨剤のほうが基本として綺麗になります。
※もしこの理由がわからない場合、もう一度最初からお読みください。
隠蔽する研磨剤と隠蔽しない研磨剤!
同じ研磨力の研磨剤だとしても同じ水溶性でも隠蔽剤の有無でここまで見た目が異なるだけではなく作業開始からフィニッシュまでの作業を大きく変えることになりかねません。
少しだけ言うと隠蔽があれば水性なり油性なり何かしらの脱脂、若しくは脱脂に順ずる作業が求められます=脱脂をする=低密度塗装=傷=ベースセレクト検証に繋がりPRO作業でお客様から希望のコート剤を指定されていた場合、最初から話しをしなおさなくてはならなくなってしまい大変なことになってしまいます。
※ごり押しでムリクリ施工しても後のクレームになるだけです。
ついでなので別画像である仕上げ研磨剤+ウレタンでもお見せしましょう!
※上の画像は初期研磨剤+ウールです。
撮影した角度があまり良くなかったのですが左と右では同じ研磨粒子ですがその他が違います!
※当たり前ですが限りなく左右同じマッチングで磨いてます。
画像左側は黒々した艶があります!
そして影がある右側は艶はあるけど黒々とした艶はなく自然な艶だと思います。
ウレタン仕上げだとしてもここまで違うのです!
※最初の画像と違い仕上げ研磨剤ですのでお間違えなく。
そしてここで少しだけ補足をお伝えしますとこの隠蔽がアル!ナイ!を判断するのは使い分けさえすればシビアな検証等する必要もなく簡単に見分けがつくほど露骨に違います!
※見える環境が整っていないと例外もありますが。
露骨に隠蔽をしている研磨剤としていない研磨剤の違いに気がつきます!
さて、ここで思う人が出てくると思いますが『何でここまで露骨に違うのに今まで多くのPROがこのことを大々的に口にしなかったのか?』
このような疑問を感じる人がいると思います。
理由は簡単です。
本当に真正な研磨剤が今まで存在しておらず比べる基準がなかった!
またメーカーからすればそもそもがビジネスでありそして塗装のことを深くまで考えていない!理解していない!または包括的なブランドイメージやパッケージングの問題で崩せなかった!
この流れでもっとぶっちゃけると隠蔽作用が高い研磨剤のほうが『デモンストレーションを綺麗に見せられる』との事から自分の技術を披露するようなケースでは隠蔽作用があるほうが自分も適当に磨いても綺麗に磨けることから恥をかく必要もなく楽だし相手にも『短時間で綺麗になりやすいと錯覚させやすい』とのビジネス要素がかなり強いかと思います。
この流れでもう十分お分かりかと思いますがでこのような隠蔽がない研磨剤が世に出回ると他の研磨剤の立ち居地が変わることを恐れているからメーカーとして出すに出せなかったともいえるかと思います。
※その他いろいろな理由もあると思います。
そもそも隠蔽がない研磨剤を実用レベルで作るのは難しいこともありますが上記でも言った通り今まで隠蔽がない研磨剤なんてほとんど出ていないんです。
今までは売る側も買う側も良い意味で勘違いをしていればWINWINだったかもしれませんが2016年最先端現場ではそのようなごまかしは一切通じません!
むしろこの1年、見える環境を整えたハイレベルなPROの方から沢山の疑問の言葉を投げかけられてすごくうれしい気持ちにさせて頂きました☆
さて!ここで大事なお話である当店が現在販売しております研磨剤の隠蔽レベルはどうなのであろうか?
気になると思いますのでお話をさせて頂きますが現在、当店がネットショップで販売しております既存の研磨剤は限りなく隠蔽を抑えており、現時点で当店が把握している他社も含めた多くの研磨剤の中ではTOPレベルで隠蔽していない研磨剤になりますが隠蔽しているという事実は変わりありません。
この点に関して正確な補足をお伝え致しますと当店がメイン販売しております研磨剤が微妙にでも隠蔽してしまう最大の理由は綺麗に磨けるように促す添加剤の影響で僅かですが隠蔽をしてしまいます。
磨きやすさの向上と隠蔽することで生まれるデメリットができる限り出ない絶妙なバランスを取っているのが現在メインでラインナップしております当店の研磨剤なのです☆
※ほぼ100%、限界まで隠蔽を避けたいとのことであれば次期発売の研磨剤の使用をお勧めします。
※隠蔽ではなく塗装との一体化即ち結合と解釈できる仕上げにするための添加剤やその他成分はまた別のお話になりますがこの違いをしっかりと理解できていないと困る事態に陥ることもありますのでこれは何時か説明したいと思います。
しかしながらこの絶妙なバランスを取っている当店メイン研磨剤だとしても超ハイレベルな作業現場では僅かな隠蔽が邪魔をしてしまうことも塗装状態等によっては否めません。
そして当店現場ではそのようなシビアなケースだった場合であれば隠蔽の無い研磨剤をその塗装に合わせて作って作業をするのですがこの度、『限界まで隠蔽が無い研磨剤』をサポート店様以外にも販売をすることに致しました!
※講習者の方ならお分かりかと思いますが当店の場合、一番大事な初期研磨には隠蔽が無い研磨剤使用率が非常に高いです。
発売日はまだ未定ですが4月末頃を予定してます。
※かなり格安で販売予定です。
それでは次回のブログである【その2】では現在皆さんが使用している研磨剤がオイルやオイルに順ずる製品であるか見極める簡単な確認方法をご紹介したいと思います!
それでは【その2】に続きます
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【自動車コーティング専門店GANBASS】
【洗車用品専門店GANBASS】
【自動車コーティング専門店GASNBASS1日講習新車コーティングプラン特設サイト】
【自動車コーティング専門店GASNBASSセカンドブログ】
http://www.ganbass-freestyle-blog.com/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
FOR PAUL
http://for-paul.com/
※PC閲覧推奨
この度はGANABSSメインブログをご閲覧頂きまして誠に有難う御座います。
今回は店舗事ではなく私事としてブログをアップさせて頂きます。
ファンである方であれば表題と画像でお察しの事かと思われますが本日11月30日は2013年11月30日に事故にて亡くなられたアメリカの俳優であるポールウォーカー氏の命日なのです。
私はワイルドスピードとポールウォーカー氏の大ファンでした事からどうしても自分なりの追悼を形にしたく、その追悼の形をこの度店舗のブログでお知らせさせていただきます。
※ワイルドスピード7をまだご覧になられていない方の場合、ネタばれも含むのでご注意下さい。
多少はセンチメンタルな内容になってしまいますが私の気持ちと今回の動きに関してを少しだけお話させて頂ければと思います。
自動車業界にいる私にとって90年代、日本の改造車をイメージして作られたワイルドスピードと言う映画と同年代であるポールウォーカーという俳優から受けた影響は非常に大きなものでした。
2013年11月30日にポールが交通事故で亡くなったと知ったときから今日で2年。
自分なりの気持ちの形として何が出来るか。
ずっと考えてきました。
とにかく何かの形を残したい。
何でもいい。
形を作りたい。
自分にしか出来ないことを気持ちや言葉だけではなく目に見える形で全身全霊で表現したい。
そんな時に見た、ポールにとって遺作であり残されたメンバーからすれば追悼であるワイルドスピード7スカイミッションのラストシーンで出てくる白いスープラ。
磨き屋である私に出来ることがある。
ポールが愛した90年代の日本車を残していきたい。
白いスープラを2015年11月30日までに仕上げる事が私にしか出来ない追悼であると思いました。
今振り返るとその時の私の心境としては白いスープラを手に入れることができれば映画の最後にスープラで走り去るポールの後を追いかけられると思ったのかもしれません。
私なりにポールの代わりに走り続けたい、スープラを走らせ続けたいと思ったのかもしれません。
何よりスープラを運転することでポールが感じた何かを私自身も感じることが出来るかもしれないと思ったのだと思います。
気が付いた時にはネットでスープラを探してました。
私がワイルドスピードとポールが大好きだったことの証として。
残されたポールの娘の幸せを祈る形として。
自分の家族と仲間、そして皆さんの交通安全を祈って。
私はどうしても白いスープラを手に入れ2015年11月30日に形を残したかったのです。
そして全世界の皆さんに交通安全を今一度見直して頂きたいと思ったのです。
私事では御座いますが私は人生の中で友と呼べる人間を2人も事故で亡くしてます。
この2人の友は今回のポールのように自動車での事故ではなくバイクでの事故でありますが友を失ってしまった自分の運命に嫌気が差したこともありました。
また私は自動車業界に身をおく人間ですので聞きたくはありませんが事故にあってしまった等のお話も大なり小なり毎月必ず耳にします。
車を運転する以上、リスクは付いて回ります。
急がなくてはならない日もありますし寝不足な時もあるでしょう。
ですがそんな時こそピシャリと自分の顔をはたいてでも意識的に安全運転を心がけなくてはなりません。
ちょっとした気の緩みで全ては終わってしまうのです。
自分で出来る安全策は運転をし続ける限り徹底する。
老若男女問わず車を運転する上で絶対的に必要な責任だと思います。
そしてこの責任が持てない、出来ないのであれば。
車に乗るべきではないと思ってます。
余談になってしまいますが当店では現在お客様の車を自走で引き取りや返却を行うことはしておりませんがガレージ内でお車の移動を行うことがあります。
また空きガレージの問題でガレージ間を自走で移動することも稀にあります。
資格があれば安全運転が行える訳ではありませんが。
当店ではお客様の車を仮にガレージ内で1メートルだとしても運転する可能性があるスタッフは全員に二種免許の取得を義務化しております。
簡単に言えば当店では二種免許が無ければお客様の車のエンジンをかけることすら出来ません。
厳しい規則に感じる人もいるかもしれませんが当店はコーティング店ですので車を丁寧に扱うプロフェッショナルでなくてはなりませんことから仮に運転資格だとしても二種免許レベルの公的な知識とテクニックは必須だとの解釈と、良い意味でお客様の車のエンジンをかける為だけに25万円ものお金を出して資格を取得したと言う事実が更にPRO意識を高めると同時に車とは一歩間違えれば凶器になることをしっかりと理解してさえいれば出来る安全策を徹底的に追求するに越したことはなく、むしろ当たり前のことだと解釈しております。
本当に事故で亡くなってしまうなんて悔やんでも悔やみきれません。
今回のポールの事故死に関しても・・・
ポールに対して『怒り』ともとれる感情も悲しさの中にありました。
現時点で7作続く世界の代表的なカーアクション映画の主人公が事故死なんて笑えない。
洒落にもなりません。
むしろ許しがたいとすら感じました。
生前にどんなにすばらしい活動をしてきても。
どんなに素晴らしい人間性だとしても。
どんなに多くの人に夢を与えてきても。
自分がこんな死に方をしてしまえば元も子もありません。
残された人間には一生消えない心の傷を残したことには変わりないのです。
これに関しては。。。
いつの日だか私があの世に旅立った時に。
ポール本人に文句を言ってやろうと本気で思ってます。。。
映画の俳優だからと言ってかっこいい死に方なんてありません。
悲しいだけです。
皆様。
本当に安全運転をお願いします。
またバイク乗りの方。
例えコンビニまでだったとしても。
ヘルメットだけではなくプロテクターを必ず着用して下さい。
今回のワイルドスピードも家族愛と絆がテーマでしたが自分が事故を起こすことで悲しむ人間がいることをこの瞬間だけでもよいので考えてみて頂けませんか?
絶対いるはずです。
そして。
こんなことを考えていると自分が思っている以上に自分自身も自分の回りのことを愛していることに気が付くはずです。
それに気が付いたのなら。
自分の愛している周りに対して一言声をかけて頂けませんでしょうか?
出来ればたった今すぐにメールでも電話でもよいので声をかけてくれませんか?
『安全運転してるかい?』
運転していないのなら
『最近事故が多いらしいから車道を歩くときは気をつけてね』
この一言だけで。
むしろこの一言が日本中、世界中の全ての家族で交わされたのなら。
ハイテクな自動車安全設備無くしても事故は大きく減ると信じてます。
最後に。
GANBASSとしてはまったく関係がないにも関わらず私の我侭を認めて許してくれた当店の現場スタッフ。
そしてこの作業の為に5日間にも渡って仕事を休んでしまったことで沢山のお客様にご迷惑をかけてしまいました。
特に私がこの5日間を休むとゴリ押しで決めたことでこの期間に予約が入っていたお客様には誰よりもご迷惑をかけてしまいました。
それでも事情をお話し、快く予約日をずらして頂けたことに大変感謝しております。
何度も申し上げますがどうしてもスカイミッションが上映された2015年の命日の今日でなくては駄目だったのです。
どうしてもポールの仲間と家族全員の想いがこもったポール追悼であるスカイミッションが上映された2015年の命日である2015年11月30日の今日にこのHPとブログを立ち上げ、そして私が出来る全身全霊をもってして形に残したかったのです。
結果として言ってしまえば今回のことは完全に私の自己満足です。
ポール追悼と言うよりは私自身を何とか慰める意味合いが強かったと解ってます。
当初、私はポールを失った悲しみをスープラを仕上げれば拭い去れるのかと思っていました。
確かに仕上げた時にひとつの達成感と共に悲しみは薄れたような気になったのですが。。。
まだまだ悲しさを拭い去れません。
『一介の雇われ店長の身で大して経済的にゆとりもないのに大金使っただけではなく無理やり仕事を休んでお客様に迷惑をかけて何がしたかったんだ?』
きついことに一部からこんなことも言われてしまいもしましたが。。。
何もしない訳にはいられなかったのです。
言葉や気持ちの持ち方だけではなく私にしか出来ないことを目に見える形として表現したかったのです。
あの日あの時に終わりの無い青春に憧れ、夢追い人であり続けることを選んだ私にとってはポールの死を大人の事情との言葉だけで納得する事が出来ませんでした。
結果として悲しみは完全にはなくなりはしませんでしたが。
いいオッサンのくせに後先考えないでここまでの動きが出来た自分を。。。
反対していた関係者にこんな事が出来ないなら人生生きている意味がないだろう?
我侭の成れ果てかもしれませんがそう言えて形に出来た自分をもっとすきになれました☆
これで明日からの仕事への、そして人生へのモチベーションは元気120%ですし良くも悪くも私はそんな人間なんだと思います。
繰り返しますが皆様。
交通安全には気をつけて頂ければ幸いで御座います。
特にこれからは年末ですので慌しくなりますことから尚のことです。
また忘年会も含めてお酒を飲む機会もあると思いますが飲酒運転も絶対にやってはいけません。
最後にもう一度言わせてください。
自分が事故を起こすことで悲しむ人間がいることをこの瞬間だけでもよいので考えてみて頂けませんか?
そんな人間は一人もいないよ。。。
もしそう思う人がいたのなら。
本気で私と友達になりませんか?
人間最後に残るのは心だと信じてます。
ここまで読んで下さいました皆様。
念のためにお話をさせて頂きますと、今回掲載させて頂いた画像は私がスープラと向き合っている時間を一枚一枚の写真に残したかったことから他の意図は一切存在致しません。
また私が写っていることでお見苦しい気持ちを持たれてしまった方には大変申し訳御座いませんでした。
今まで1度たりとも、影すらもWEB上に出した事がないほど写真に写ることが嫌いでありお客様との記念撮影ですら出来るだけお断りをしてきた私ではありますが今回だけは意味合いが少し違ったのです。
少しお話をしてしまいますと自動車コーティング屋として高いレベルの仕事を行おうとした場合、本物のPROは最初から最後までの作業を完全に1人で行い同じ店舗のスタッフであろうとその車のオーナー様であろうと作業完了まで絶対にその塗装に触らせません。
※時間を優先する為に複数名で作業を行うと仕上がりにムラが出てしまう事からです。
そんな磨き屋からすれば締め切ったガレージ内でたった1人、数日、長い場合であれば1週間以上も車と向き合っていると、時にはその塗装、その車とデートのような時間、そして感覚になるときもあるのです。
今回だけはどうしても私とスープラ、2人だけのデートのような時間の一瞬一瞬を数枚の写真に形として残したかった事をご理解下さい。
また故人への弔い、宗教的な観点等からして私の感情に赴くままの言動が非常に稚拙に感じてしまわれた方もいらっしゃるかもしれませんがまだまだ未熟者であり日々勉強の身であることからお許し頂けますと幸いで御座います。
この度は私事にお付き合い頂きまして有難う御座いました☆
最後の最後に
ワイルドスピード7スカイミッションのラストシーンにポールが愛した多くの車の中から日本車であるスープラを選んでくれた映画製作関係者様とポールウォーカーを支えてくれた全ての仲間と家族に。
そして私や私の仲間にかけがえの無い思い出と夢を与えてくれただけではなく日本車を愛してくれたポールウォーカーに。
安らかに。。。
この気持ちと共に。
日本国千葉県の小さなガレージから。
ありがとうの一言を。。。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
To those who are reading this article and love The fast & the furious and Paul Walker in the world...
As long as you love Paul Walker and The fast & the furious...
I will be with you all alway even I would be anywhere as 400m ahead of you or the other side of the world.
So you all will be my brothers forever!
〜ポールとポールを愛した人たちに捧ぐ〜
【お知らせ】
(1)スープラの店舗使用に関して
今回のスープラはGANBASSとしてではなく私が個人的に買った車両です。
ですので店舗としての使用は一切考えておりませんが私と同じようにワイルドスピードとポールウォーカー氏のファンであり90年代の日本車のフィーリングを感じてみたいと思うお客様には代車としてお貸し出来ればと考えております。
そのこともあり本当はポールと同じMTターボを買いたかったのですがAT限定免許の方や女性のお客様でも気軽に運転が出来るATで安全性が高いノンターボをセレクトしました。
また装着エアロがワイルドスピードには欠かせなかった日本が誇るヴェイルサイドだったことも選らんだ理由です。
※仕入れた車両に故障があり各種点検と修理後にしばらくは私が乗り回し安全を確認後に代車としお貸し致しますのでしばらくお待ち下さい。
ATとのことでがっかりされた方もいるかもしれませんがATだとしても90年代の日本車の魂。
そしてマフラー音からも十分にワイルドスピードとポールの存在を感じて頂けるかと思います。
ただし。
私が個人的にどうしてもMTでターボにしたいとの気持ちが抑えられなくなったとしたら!!
ポールと同じMTのターボに買い換える可能性もありますがその時はお許し下さい。。。☆
(2)サポート店様へデータ提供について
サポート店様にお願いが御座います。
今回のことは私の個人的なことであることから会員サイトでお知らせするようなことではありませんのでこのブログに書かせて頂きますがサポート店様には毎回当店で触った車両データをお送りさせて頂いており情報の共有を行っておりますがこのスープラに関しては各種検証を行いません事からデータアップを行いません。
当店のPRO講習受講と研磨による劣化経過の検証レポート各種を見ているサポート店様であればお分かりかと思いますがそのような結果だけではなく私は何でもかんでも磨きを入れるというスタンスが好きではありません。
今回に関しましては購入時点でリカバリーが困難なほど著しく悪い塗装状態であった事も関係いたしますがこのスープラにだけでは最低限の現状のままで無駄な手を入れたくない。
研磨=整形手術とも解釈できる作業をこのスープラにだけは行いたくなかったのです。
今回、あまりに酷い箇所のみに磨きを入れましたが磨いていない箇所もありあくまで最低限です。
今後このスープラに対して通常洗車とメンテナンス&ベース等の作業を行いますが磨くつもりは一切ありません。
シワは頑張ってきた勲章だ。
傷は思い出であり軌跡だ。
私は傷を入れないで塗装を維持することを仕事上として強く推している反面、物事の摂理としてこの様な気持ちの世界には不自然な手を入れるべきではないと思う気持ちもありこのスープラに対して私が出せる愛情表現の中には通常使用で入る傷は磨きで消すものでは無いとの解釈です。
私も日々シワも白髪も増えてますが。。。共にシワだらけ共に傷だらけになってやろうとの気持ちです☆
それでも当店の洗車方法なので洗車傷はほとんど入りませんし入るとしたら走行中の軽度な傷や飛び石しかないと思いますので磨く必要性はほぼ出ないかと思います。
以上のことからこの車両に関してはデータUPを行いませんことを予めご了承下さい。
宜しくお願い申し上げます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【自動車コーティング専門店GANBASS】
【洗車用品専門店GANBASS】
【自動車コーティング専門店GASNBASS1日講習新車コーティングプラン特設サイト】
【自動車コーティング専門店GASNBASSセカンドブログ】
http://www.ganbass-freestyle-blog.com/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
自動車塗装の研磨【その5】手磨きよる自動車塗装の研磨
※今回のブログは5つに分けて書きます。このブログは【その5】です。
【その5】では手磨きによる研磨やその他ちょっとしたネタとお知らせ書かせて頂きます☆
本来であれば研磨機を使用して塗装を磨きたいけど経済的な理由や騒音を出せない等の環境的な理由によって手磨きを余儀なくされることは沢山あると思います。
また研磨機が入らない箇所はPROでも手磨きで磨くしかありませんが実際に手磨きで塗装を綺麗に磨くと言うことは出来るのでしょうか?
※現在大人の玩具的なピンポイント研磨機もあり当店でも業者のみ販売しておりますが。。
先に回答を言ってしまうとある程度は綺麗にする事は出来ますし繰り返し作業を行う事で研磨機と同じですがある程度のコツを掴む事は出来ますがはっきり言ってしまいますと限界があります。
※この限界に関しては下記で画像をご紹介します。
ですが先ほど記載したように手磨きとはPROの現場でも研磨機が入らない箇所等で使用する事もありますし無くてはならない手法でもあります。
そんな必要であるけど限界がある手磨き!
実際に作業を行ってみるとどのようになるでしょうか?
先ほどの研磨機で磨いたワゴンRのボンネットの磨いていない右側を使用して研磨機で磨いたパネルとの比較をしてみたいと思います。
磨きます!
※規則性ある磨き方を行って下さい。
艶はそれなりに復活しました。
研磨機側である運的席側と艶に関しては一見、然程大きな違いはありません。
未研磨箇所との違を見るためにマスキングを剥がします。
※画像では左側が研磨機で右側の助手席側が手磨きです。
見て解るとおり艶に関しては研磨機と大きく変わりません☆
ですが良く見て下さい!
照明の周辺に傷が見えるのと照明の横に線のような筋が見えると思います。
これは手磨きで入ってしまった磨き傷でありどんなに上手く磨いてもほぼ必ずと言って良いほど入ってしまいます。
勿論、研磨機でも磨き傷が入ってしまいますが決定的な違いを言うと研磨機は塗装に合わせてマッチングを合わせれば磨き傷は目視で確認出来ないレベルで仕上げる事は出来ますが手磨きの場合、マッチングをどんなに合わせても目視で見えなくなるような磨き傷を消す事は難しいというとても大きな違いがあります。
簡単に言えば手磨きとはある程度の艶や傷を消す事は出来るけど、僅かでも必ず磨き傷が目視で残ってしまうというレベルまでしか仕上げることが出来ません。
またこれは上記をアップした画像なのですが大きな傷は消せてません。
手磨きの場合、無条件とも言える磨き傷が必ず残ってしまうほど研磨機のように一定の研磨が出来ません。
※手動の限界であり研磨機は一定でかつ高速な動きがあるからこそ研磨剤を効率的に使え、綺麗な研磨が出来ます。研磨機のお話になりますがこの様なことを考えている当店の研磨剤の重要性。。。お解かり頂けたかと。。。☆
当然、そんな手動研磨であり、尚且つ効率的に研磨剤を使えない場合、大きな傷を消そうと一点集中での研磨を入れてしまうとその傷は消せても変わりに著しく大きな磨き傷を塗装に入れてしまうリスクが高く、大きな傷を消すために攻める事が難しくなります。
勿論、ゴシゴシ擦るような磨き方等は言語道断であります。
磨き傷!
それは手磨きの宿命でありこれから逃れる事は基本的に難しいのが現状です。
繰り返しますが研磨機と手磨きとの決定的な違いは人の手作業であることから常に【同じ動作が出来ない事ことを前提】とした範囲内での規則正しい研磨方法しか出来ません。
この不可抗力な側面から必ず上記様な磨き傷が入ってしまいます。
それでは上記のアップ画像で照明のピントを変えて見てみましょう!
先ずは研磨機で磨いた側!
照明の周りも見ても磨き傷はありません☆また研磨機で磨いた側である照明の反射光が画像右である助手席側になると見えると思います!
お次はマスキングをしていた未研磨箇所に照明をあわせると!
手磨き側のみに磨き傷が浮かび上がり左側の研磨機側には磨き傷が浮かび上がりません!
そして手磨き箇所!
正面から見ると!
手磨きって突き詰めると本当に難しい!
タッチアップと同じでその日の体調や精神面でも結果が左右するほど神経を使います。
因みに、この手磨きの後にWINKやFZERO等の樹脂ベースを入れればコーティング剤の艶でもう少し磨き傷を目立たなくする事は出来ますがあくまでそれは隠蔽であり基本的な塗装状態は変わりません。
※【その4】でも書きましたし繰り返しですが磨く必要性から回避されるのであれば私は隠蔽を否定しませんしむしろ推奨します。
ではこの様な状態に樹脂ベースを入れるとどうなるか?
上記と同じ画像なのですがこちらをご覧下さい。
樹脂ベースを入れた箇所は照明横の磨き傷が見えなくなって片翼のように見えると思います。
※手磨きが下手糞で強い磨き傷を入れてしますと樹脂ベースでも誤魔化せないような磨き傷が入ってしまいます。
照明の当たり具合で磨き傷が見えてしまう場合がありますが研磨剤だけでの仕上げに比べて綺麗に仕上げられます!
更にこの後に艶が高いBP−MIX等のオーバーコート等を入れる事でもう少しだけ艶で誤魔化すことが出来ます!
如何でしょうか?
手磨きは艶を出す事も出来ますしある程度の傷を消す事は出来ますがどうしても手磨きでは消す事が出来ない傷もありますし仮に手磨きで消す事が出来るような傷だとしても研磨機よりリスクが高くなってしまうこともあります。
そして手磨きの場合、磨き傷はどうしても付きまとってしまい、何とか磨き傷をある程度隠蔽する事は出来たとしても逃れる事は出来ません。
今回の検証に使用したワゴンRの場合で言えば元々の塗装がボロボロだったことから仮に磨き傷が入ってしまったとしても手磨きをしたほうが結果として綺麗に見えますが仮に新車や高年式車で塗装がそこまでボロボロではないケースでは果たしてどうでしょうか?
元からある傷と磨いたことで入る傷を比べた時。
仮に磨いたことで入る傷のほうが目立ってしまったのなら。
その塗装は手磨きをすべき塗装ではなかったとの判断になります。
※新車塗装を磨かないほうが良いとの考えにも一部で当てはまります。特にソリッド系ブラックの場合や一部塗装では一度でも磨く事でどんなことをしても二度と同じ肌の状態に戻せなくなるケースもあります。
※新車の場合は過去の記事である琺瑯層ブログをお読み下さい。
※磨くべき塗装ではない場合、コーティング剤での隠蔽に走る&それ以上傷を入れない塗装へのアプローチ(正しい洗車方法)を覚えるしかありません。
DIYの場合ですと本当に判断に迷う手磨き。
そしてこの判断は私達PROであればある程度は容易に判断が出来ますがDIYでは判断が難しい場合もあります。
その場合、お問い合わせが混み合っておりご連絡にお時間を頂くことになるかと思いますがご遠慮なく当店のご質問下さい☆
※必ずカラーや現在の塗装状態等の詳細と太陽光や夜間の街灯が当たっている画像等をお送り下さい。あくまで目安ですが新車は勿論、下手な業者で磨かれていないのであれば初回車検である3年程度までは手磨きは推奨しません。勿論、手磨きと同じ結果になるようなケミカルの使用やそれに順ずる塗装へのアプローチも基本NGであります。その他スクラッチシールドやセルフリストアリングコートの場合、手磨きは。。。お勧め出来ません。
ある程度のアドバイスが可能かと思います☆
また手磨きでの注意があります。
これはあまり言いたくないのですが楽○、ヤ○ー、ア○○ンや様々なWEBショップで手磨きスポンジと一緒になって販売されているような研磨剤やコーティング効果もある研磨剤が販売されておりますが購入する場合は上記の問題がありますので重々に注意してご購入下さい。また研磨剤が入っていないから安心とのフレーズで販売されているものもありますがそれも注意が必要です。
※研磨剤に順ずるまたその塗装状態によっては研磨剤が入っているはいっていない問わず傷が入りますので。
そもそもコーティング剤ですら塗装に塗りこむ時に必ず傷が入ります。
このコーティング剤の塗りこみで傷が入るお話に関しては次回にでもと思っていたのですが軽くお話します。
この画像をご覧下さい。
当店の実験車両なのですが照明の光を中心として画像奥が有名な他社の硬化系コーティング剤で中心から手前助手席側が当店のコーティングプライマーが単体で入っておりコーティング施工から1年経過の状態です。
※この他社のコート剤。。。個人的には嫌いではありません☆なので当店のプライマーと比較してます☆
では。。。
この画像をみて気がつきましたでしょうか?
照明から奥の他社コーティング剤の箇所。。。
白ボケしているの解りますでしょか?
これだと確実に解ると思います。
当店のコーティングプライマーは強烈ですので1年程度では塗りこみ傷は浮かび上がってませんが奥の他社硬化系は凄い浮かび上がり方です!
※コーティングプライマーでも場所によってはほんの僅かに浮かび上がっている箇所もあります。
この白ボケはコーティングの劣化によってコーティング施工時に行う、塗りこみ&拭き取り傷が浮かび上がってきました画像です!
※今回のワゴンRの塗装も硬化系が塗れない塗装であったとお話したの覚えてますでしょうか?これが硬化系が塗れない超低密度塗装でありコーティングの塗りこみにすら耐えられないほど弱い塗装です。それでも中古のブラック系カラーは全て似たようなレベルであり仮にこの様な低密度塗装に硬化系を塗るなら当店の製品ようにこの様なことを考慮している製品である必要があります。
※上記で記載した手磨きで入る磨き傷と似てますし同じ理屈でもあります。
繰り返しますがこの状態。
コーティング施工から丸1年経過してます。
※この間にメンテナンスは合計2回のみで洗車もこのメンテナンス時に入れただけなので1年で2回しか洗車をしておりません。
それでは今から8ヶ月前の同じ箇所の画像を見て下さい!
塗りこみ傷等は見えません。
※洗車等の前で汚れてますがこのコーティングの塗りこみ傷は、傷が見え難い見えない環境である野外の太陽光ですら見えるレベルですので汚れているから見えない等ではありません。
因みにこの画像はコーティング剤がどの程度で劣化して下の塗りこみ傷が浮かび上がってくるかを検証していた実験ですのでコーティング剤を塗りこむ時に、解り易いように通常のコーティング塗りこみ時とは違い、強めに塗りこんだり特長が出るように(手形の跡が付くように)塗りこんだのでここまで見えてますが仮に現場と同じ塗り方をしても塗りこみ傷は必ず入りますのでここまでではないにしても同じように傷が入ります。
※実験の為、通常より強い塗りこみと言いましたがそれでも通常のPROよりも塗りこみの強さや拭き取りは弱いと思います。
PROでも洗車マニアでもない、一般の方であれば硬化系が最強だ!!!!!
こう思っている方がほとんどでありコーティングを塗りこむことでまさか傷が入る等とは夢にも思わず何度も何度もヌリヌリヌリヌリ。。。
メーカーの言葉をそのまま鵜呑みにすると。。。
『単純にコーティングを塗ることが塗装にとって無条件でプラスになる』
このような大いなる勘違いが生まれてしまいます。。。
※当店のコーティング剤は商品ページを見て頂ければお解かりだと思いますが単純にプラスになるように、またこの様な問題を出来るだけ解決できるようにしている高性能な製品です!!!!!
もうお解かりかと思いますがコーティング剤の塗りこみですら塗装にダメージが入る事から厳密な意味で言えば研磨剤が配合云々の問題ではありません。
また研磨剤にしても当店の研磨剤ですらこのように磨き傷が見えます事から他製品を使えば更に大変なことになる場合もあります。
※全ては塗装状態によって変わります。
もし初心者でいきなり研磨剤は怖いと思った場合、当店樹脂ベースであるWINKかFZEROをお勧め致します☆
※本来、WINKもFZEROも研磨機で塗りこむのが一番のお勧めですが手磨きでもある程度ならつめられます。
また手磨きの場合、幾ら研磨剤が優しくても使用しているスポンジが硬かったり下地処理が不完全であれば全て意味がなくなってしまいますので必ずしっかりとした下地処理と風の無い日に作業を行って下さい!
さて、今回は研磨に関してでしたが如何でしょうか?
ブログとしては下地処理やREBOOTの絶対的な必要性、そして研磨の初歩中の初歩的なことやメンタル的な面がメインとなりましたし結果的に研磨は難しくない!
このように言い切りましたが拘るのであれば研磨は非常に奥が深いです。
むしろ先が見えません。
特に当店のように研磨剤を自社で作れてしまう場合。
本当に数限りない選択肢が出てきてしまいマッチングを取るのに膨大な時間がかかることもあります。
同時に些細なこと結果が変わる研磨でもあると言えます。
特に・・・
【無駄なく研磨】
【研磨効率】
この二点を本気の本気!超本気で考えるとそれこそ本気で先が見えません!(笑)
そしてこれを追求していると時間があっという間に過ぎるので現場の場合ですと納期もクソもなくなり仕事になりません(苦笑)
これは良い意味で解釈して頂きたいのですがこの様なことから当店の場合、納車が普通に1週間伸びることもあります。。。☆
※当店は他店と違い、ショップではなくラボですので☆
そしてこんなやり方をしていると本当にお金が稼げません(笑)☆
※こんな仕事のスタンスでOKをしてくれる当店のオーナーには何時も感謝してます☆
それでも唯一無二であるその塗装であり一度のミスが取り返しつかなくなる塗装であるから手は抜けない!
そして二度と同じ状態のものに出会えません!
だから毎回本気で毎回新鮮な研磨と言う作業!
とてもスリリングで楽しいです☆
私的にはコーティングより楽しい!
子供が新しい玩具を見つけた時の様に初見の塗装を見たときはドキドキします☆
解りきっていることでも新しい研磨機が出るとついつい買ってしまいます☆(汗)
※1回空回ししただけで保管してあるものもありますが。。。
なので某国のパクリ研磨機すら気になって気になって買ってしまいます(笑)
先のことはわかりませんし研磨は無くなりはしないと思いますが将来的には磨きでは対応出来ないと言えるような世界になる可能性もあります。
そして本音としては磨きたい衝動に駆られますが。。。
塗装を優先して保護したいと考えた場合。
如何に研磨を入れないで済むような洗車やメンテナンスが出来るかが全てです☆
それでも磨きをいれなくてはならないようなケースは沢山あり実質、中古車の流通に1度でも乗ってしまった車両は未使用車や高年式車だとしても磨きを入れないと見れたモノではない塗装状態が通常です。
未使用車や高年式車、何より新車ですら傷だらけであることから中古車市場の評価点5が如何に傷だらけであるかを理解出来るかと思います。
※http://ganbass.com/new-car.html
因みに。。。
【その1】で市販品コーティング剤と当店のSPHEREを比較したブラックカラーの車両。。。
当店の実験車両の為に業者オークションで仕入れた車両なのですがあの車両、評価点5の車両だけではなく某コーティング施工店の店主?が保有していた車両だったことからあえて仕入れました。
※某有名媒体で紹介されている車両だったので見ただけで一発で解りましたし今現在もその媒体に掲載されてます。。
本当は別の車を実験車両に仕入れる予定だったのですがコーティング店の店主が乗っていた車両であり某媒体にも出ている車両を手に入れるのはめったにない機会と思ったので仕入れた車両です。
※他店仕上がりの車両はセカンドオピニオンでいつも見てますのでこれと言って強い意味は無かったのですが個人への見せ方ではなくショーカーのように色々な人に見せるための車両と言う枠に当てはまり部分がありましたので。
結果を言えば傷だらけ。。。(汗)
※某有名媒体でどの様な研磨やどの様なコーティング剤を施工していたかの紹介があるのでレベルは予想通りでした。
手放す車両だからこそ適当に磨いた可能性がありますがそんな事は関係なしに磨き傷の状態等の塗装レベルを見れば今までのメンテナンスや施工してきたコーティング剤の種類、そして本質が見えてしまいます。。。
塗装は正直であり誤魔化すことはできません。
そしてそんな正直な塗装に出る作業者の個性!
良い意味で言えば☆
唯一無二とも言えます。
悪く言えば☆
どんなレベルでも1つの作品とも言えてしまいます。
さて、今回のブログの最後に!
当店をご利用頂いておりますお客様のお車をご紹介致します☆
※ご紹介したいお客様が沢山います☆
今回は山口県にお住まいで当店ネットショップ常連のY様の20後期セルシオです!
綺麗です☆
鏡のようです☆
かっこいい角度☆
同じブラックでも艶が違うのが一目ですね☆
このY様は当店の常連中の常連で長いお付き合いをさせて頂いておりDIYと言う環境で高いクヲリティで美観を維持するには非常に大変で多大なる努力なくては成り立たない202ブラックをどこまで綺麗に維持出来るかを常に探求し、日々果敢に挑戦するハングリー精神は尊敬に値するレベル☆
202を手磨きで磨いたり硬化系入れたり!ここ最近で言えばY様ほどこの年代の202を知っている人はいないのでは?と言うか触っている人はいないのでは?
そう思うほど愛車を大切にされている感じが伝わります☆
DIYで202に挑戦する場合、是非Y様に聞いて頂きたいほど当店の製品を使用して様々な状況を知っています☆
※上記画像を規準にしてみては如何でしょうか?☆特に一番最初の太陽光が当たっている画像は参考になると思います☆
そしてそんな細かい情報をマメに画像付きで送って頂けていることが凄く嬉しいです☆
そして当店にはこのようにとても良くして頂けるお客様が沢山います☆
何時も有難う御座います☆
今回のブログは長くなりましたが研磨のことになるとまだまだお話したいことが沢山あるのですが今回はこの辺りにさせて頂きます。
毎回言っておりますが数ある選択肢の1つとしてご参考になさって下さい☆
それでは最後にお知らせが御座います。
(1)セカンドブログでは先月から2回程お知らせさせて頂いておりますが来月11月25日〜11月30日の5日間は個人的な諸事情があり私のみ5日間のお休みをいただきます。
この期間、講習ガレージであるサードガレージは閉めさせて頂くのでご来店頂いても私はいませんので予めご了承下さい。またこの期間中、サポート店様への電話対応もお休みをさせて頂きますがどうにもならない緊急時の場合はご連絡頂ければ折り返しをさせて頂きます。
(2)メールの進捗をお知らせするのがメインになっておりますセカンドブログでは記載させて頂いておりますがお問い合わせメールがあまりに多く、どうにもこうにも追いつきません。。。☆
大変有難い事では御座いますが追いついておりません事からご返信まで1週間〜2週間程度のお時間を頂いております。ご迷惑をお掛け致しますが1通1通丁寧にご返信させて頂いておりますのでお待ち頂けますと幸いで御座います。
(3)現場予約に関してですが既に年内は満員御礼、全てのご予約が埋まっており現在新規様のご予約は受け付けておりません。ご迷惑をお掛けして申し訳御座いません。
(4)年内に研磨関連の新製品を販売致します。その他、2種類の新作クロスも販売予定で御座います☆
それでは今回のブログはこのあたりで。。。☆
※恐らく。。。年末のご挨拶を含めてあと3回は年内にメインブログを更新いたします☆
自動車塗装の研磨【その4】ポリッシャーであるBO180DRF研磨機による研磨
※今回のブログは5つに分けて書きます。このブログは【その4】です。
さて!!!!!!!
長い前置きになってしまいましたがそろそろ本筋である研磨に関してのお話にに入りたいと思います☆
今回、検証に使うお車は当店のお客様から是非検証に使用して下さいとのことでご提供を頂きました3代目MH22S型のワゴンRのブルーイッシュブラックパール!
これを出来るだけ鏡面に仕上げていきたいと思います☆
※余談ですがまだまだ現役で沢山走っている3代目MH22S型ですが10年落ちの軽自動車の塗装は拘らなければ容易いですがハイレベルで拘ると非常に難しく、有溶剤、無用剤問わず硬化系コート剤が塗れなかったり、クロスで拭きあげる事が出来ない塗装も多くあり今回作業したこのワゴンRは鏡面仕上げ後にクロスで拭きあげる事ができないレベルの塗装でした。なので美観を優先する以上、基本として硬化系は塗れない塗装になります。
因みに私が【その3】の最後にハイレベルなPROレベルまで拘らないとのことであればデュアル研磨機であればとりあえずOK!研磨機等の種類によって、大きな差が出ない!このような発言をしたことを覚えてますでしょうか?
そして研磨機の種類よりもバフと研磨剤のほうが大事と言いました!
今回検証しているガレージは私のガレージではないので現在世に存在している全ての研磨機を置いていないので全てをご紹介致しませんが研磨機による仕上がりに大きな違いが無いと言う事を見てもらう為に現在世間一般的に主流となっている研磨機の中の数種類を全部ではありませんが並べてみました。
※一部を抜かし当店ではほとんど使っていない研磨機でありPRO講習用の比較で使用している研磨機です。一番前にあるポータブルの後ろの手前2つは当店オリジナルで講習でも使わないもの。また他の研磨機を見比べた場合、研磨機が綺麗なのはほとんど使用していない研磨機。そして逆に汚れている研磨機では講習で人気がある研磨機なので皆さんが何の研磨機を気にしているか解りますね☆
手前のリョービ等の研磨機はパッドをカスタマイズしたり内部をいじっている当店オリジナルの研磨機等ですがルペス等は良くあるパッドのカスタマイズと内部のライトチューンだけであります。
※100Vと120Vの両方あります。
※他社製品は少しだけモザイクかけてます!
そんな中、今回はカスタムもしていないどころか一般的には馬鹿にされているような?存在であるポータブル研磨機であるマキタBO180DRFで仕上げていきます☆
※当店が普段なんの研磨機を使っているかのご質問は企業機密なのでご遠慮下さい!カスタムしたりいじったりして色々なものを塗装に合わせて色々と使い分けてます☆
※他の研磨機に関しては後ほど少しだけ紹介しますがこの研磨機による違いや使い分けは講習者専用情報としてこのブログでは説明しませんのでご了承下さい。
繰り返しますが研磨機の種類によって仕上がりが大きく変わらない事をご理解頂きたい事からあえて一般的に出張の簡易作業等のイメージが強い、充電式であるマキタのポータブル研磨機BO180DRFを使用します☆
※マキタHPBO180DRF商品ページ
それではこの画像をご覧下さい☆
洗車とREBOOT等が終わったほぼスッピン状態のワゴンRのボンネットです☆
※ほぼスッピンと言った理由として今回デフォルトの傷状態を見てもらいたい事から鉄粉除去等のパッドやケミカル粘土はこの時点では入れておりません。またGBS-Aに関しては本来入れたいのですが今回の検証の特性的にあえて入れてません。
※下地処理に関してはREBOOT等を使用してますが今回のブログは研磨のご紹介なので下地処理の説明致しませんのでご了承下さい!
※本来では同じパネルをマスキングで区切って研磨を入れると左右で必ず斑になってしまうことから検証以外でこのようなマスキングの区切り方でのビフォアーアフターはNGでありますのでPROの方お気をつけ下さい。。。☆この区切り方をしている時点で『解っていない!レベルの低い業者だ!』と思われてしまいます。何よりお客様の大切な塗装を無駄に削ることになります。当店でもお客様に許可を取った時だけしかやりません。
まぁ。。。
3年前に他業者でガラスコーティングを行ってから月に2回の洗車機なので既にケミカルで落ちない染みだらけそして洗車傷だらけでボロボロです。
※それでもこの程度はまだマシですが。
※砂利駐車場
※REBOOTに付属しております使用説明書にこのようにケミカルで落ちない染みに対することを書いてます。
アップで見ていくと。。。
既にケミカルでは落ちない染みが沢山あります!
※コーティングを入れた後にメンテナンスを1回もしないとこのようになります。そしてこのような染みを作らない為のREBOOT等でありメンテナンスです!!
それでは研磨を開始する前に今回の諸条件を記載しておきたいと思いますが今回は各所に当店のカスタマイズを入れたり、研磨剤もこの塗装に合わせての調合等を行ってしまうと皆さんにとって参考に出来ないネタとなってしまいますことから行わず、ドノーマルセッティングで作業を進めます!
※当店ネットショップで販売しているスタンダードなものだけで作業を行います。
また磨き方に関しましても研磨機の挙動がおかしくなる様な磨き方や特殊な磨き方は行わずに、基本中の基本である塗装と平行にバフを当て、ヘッドをとめるのではなくヘッドを回す研磨で磨きます。
※まさかヘッド回しを知らない人はいないと思いますが。。。大丈夫ですよね?
その他、予めご了承頂きたいのですが今回の検証は途中から私一人でやっていることからカメラで撮影をしながら研磨機を回していることもあり通常の研磨機の持ち方でもなければ本来NGなことも中にはあるので真似はしないで下さい!
そしてカメラ撮影の関係で照明も本来のセッティングではないので当店の講習者様の場合、この辺りの突っ込みはなしでお願い致します☆また今回記載しない具体的な研磨の基本、研磨剤の基本、バフの基本、カスタマイズの基本、応用等のテクニックは講習者情報になることから今回ご紹介致しませんので予めご了承下さい。
またあくまでブログ用の検証なのでザックリ感覚はありますのでこれも予めご了承下さい!
繰り返しますが今回どのレベルまで研磨をするかと申しますとこの研磨機で突き詰めることが出来るほぼ鏡面仕上げまでを目標としております。
※陥没等は今回消しませんのでハードではなくミドル研磨程度のイメージです。
それではこちらをご覧下さい!
いきなり完成画像です。
どうでしょうか。
別に自慢することでもなくこれぐらい誰でも出来ます☆
そしてポータブル研磨機と言っても他の研磨機と大差がない仕上がりで綺麗になったと思います☆
因みに初期研磨ウール+レベル1、二工程目ウレタン+レベル1+切れた後も塗装状態を見ながら研磨を続ける研磨方法でフィニッシュしてます。
あっ!!
ここで他メーカーから意味の解らないことを刷り込まれていたり見える環境で作業をしていない方の場合ですと突っ込んできそうなのですが初期研磨とフィニィッシュ研磨で使用している研磨剤が同じであると思われたかと思います。
ここで一つ。
私はフィニッシュ研磨の仕上げに通常では初期研磨との解釈であるレベル3、4、5を使うこともありますし初期研磨に一番研磨力が弱いレベル1を入れることもあります。
※ネットショップではレベル1〜5のように分けてある程度の目安の使い方を記載しておりますがこれはあくまで一般の方や通常のPROの方にわかり易いように目安を表記してあるだけでありハイレベルな現場では常に流動的になることからほぼ意味はありません。
そもそもが!!!!!!
塗装状態に応じて研磨機〜バフ等とのマッチングを出す事からマッチングさえ合っていれば初期研磨で粗目を使わなくてはならない等のルールはありませんしむしろいきなり粗目等を使うこと自体がありえません。
※例えるならスコップで済むレベルなのにショベルカーを使うような行為であり確実なオーバーパワーであり無駄なオーバーパワーは髪の毛1本程度の存在である塗装を無意味に削ることになります。
また、何時も言っておりますが研磨剤が切れた場合でも研磨機とバフを使用している時点で塗装は削れますので当店のような切れる研磨剤でなくては正確な塗装状態が見えないことから油性研磨剤や水性でも油性のような研磨剤等を使用してしまえば難しいですがウレタンフィニッシュの場合はこれを考慮してのマッチングや場合によっては結構な時間磨いていることもあります。
※水性でも切れない研磨剤や油性では正確な塗装面が見えない事から無駄に塗装を削る比率が高くなります。当店の研磨剤!必須の研磨剤だと思います☆
※過去のブログでメンテナンスで研磨機を使っている時点で研磨剤を使用有無問わずコーティング皮膜が落ちる若しくはダメージを受けると記載したことにも関係します。詳しくはこちらの記事をお読み下さい→http://d.hatena.ne.jp/tktktaka/20150321
※水溶性でも実質油性と同じような結果になる製品もありますのでご注意下さい。
こんな感じでヘッドライトも研磨!
※冒頭でも説明しておりますがこれはあくまで実験としてやっていることでありこのようなマスキングの張り方でビフォアーアフターはNGでありますので真似をしないで下さい!またこのようにやってしまいますと後のリカバリーが大変になるだけではなく、素材その物に良くないことから今回はざっくりと甘い仕上げにしかしておりませんので仕上がりが悪い等の突っ込みは無しにして下さい!それでも特殊照明あてて磨き目出てないですけどね(笑)
お次はサンバイザーです!
このザンバイザーの画像でマスキングからはみ出てしまっているところを見て頂けると本当にこのポータブル研磨機で作業をしているのがお解かりかと☆←私は嘘を言いません☆
※通常この箇所に125パイを入れることはサイズオーバーであることから本来ではありえませんので今回のマスキングだとはみ出していると言うことです。
アップです☆
照明の種類と位置変更☆
如何でしょうか?
またまた繰り返しますがこれぐらい誰でも出来るので凄くもなんともありません!
それどころか当店の講習に来る一般ユーザー様は僅か数時間の間にこの程度の仕上げだけではなくその塗装に合わせてオリジナルの研磨剤を作りマッチングまで合わせられるようになります☆
そしてそして!!!!
PRO用と言われる研磨機やカスタム研磨機を使わなくても全く遜色ないレベルで仕上がりましたことから研磨機が悪いから上手く磨けないんだ!こう思わないで下さい☆
確かに今回使用したポータブル研磨機であるBO180DRFはコードが無いのは凄くプラスではありますがバッテリーが付いているのでプラスを引っくり返すほど扱い難いと感じる場合もあります。
また充電も何回もしなくてはならない事から予備のバッテリーは最低でも1個は必要なのでコストもかさみます。
ですが予備バッテリーが1個あれば充電時間も短い事から使っているバッテリーの充電が切れたら充電していたバッテリーに変えての繰り返しで問題ありません☆
それでも充電する環境が無い場合だと2個3個のバッテリーではとてもではありませんが軽自動車サイズでも1台を初期研磨から仕上げ研磨まではバッテリーが持ちません。
仮に充電するような環境が無い場合で2個のバッテリーですと塗装状態にもよりますがセダンであればボンネットとトランクパネル程度は充電がもつと思いますので日にちを分けて研磨するのもOKかと思いますしウレタンだけでの軽研磨や樹脂ベース(WINK等)だけであれば2個のバッテリーがあれば軽自動車1台程度はいける場合もあります!
※塗装状態や磨き方で変わるのであくまで目安ですがREBOOTやGBS-A等でしっかりと下地処理をしないと研磨効率がガタ落ちして綺麗に磨けないどころか付着物を落さないで磨くことで致命的な塗装ダメージを入れてしまうことから必ず徹底した下地処理を行って下さい!
※DIYの場合、ちょと風が吹くだけで研磨は中止したほうが良いので仮にバッテリーを何個も持っていても丸々1日磨けるような環境の日は少ないと思いますので今週はボンネットだけ完璧に仕上げよう!こんな感じで割り切るのが焦らずにじっくり作業できてより良いと思います。
ご参考になさって下さい☆
さてここで冒頭で記載致しました『研磨機で磨いたらた塗装が白っぽくなってしまった』との白ボケのご説明を致しましょう!
まずはこの画像をご覧下さい!
先ほどのマキタのポータブル研磨機で鏡面仕上げにしたワゴンRのボンネットです☆
※解りやすくする為に磨く箇所をマスキングで四角囲います。
見ての通りピカピカで新車のように綺麗です!
では。。。この鏡面塗装に研磨機を入れたらどうなるでしょうか?
※研磨は傷で傷を消す行為です!
あっ!その前に!
この時点で疑問に思う人はいますでしょうか?
恐らく今回の研磨に関して書いたこのブログをここまで見ているのはほぼPROの方かそれなりに経験をお持ちの方だと思うので基本的にないとは思いますが研磨とは傷で傷を消す行為であり最終的には目で見えないレベルの小さな傷の状態でフィニッシュするのが研磨の基本です。
ですので上記鏡面の画像は通常の肉眼だけではなく特殊照明で見た場合でも鏡面に見えるようにバフと研磨剤等のセレクトに磨き方を合わせ、【研磨機】によって鏡面にしましたがこれからお見せする白ボケは今回のワゴンRの塗装にはオーバーパワーでありマッチングが合っていない研磨機とバフをセレクトしている事から白ボケが発生する【失敗例】ですので研磨機を使って鏡面にしたのに研磨機を入れて白ボケしたとの矛盾に引っかからないで下さいね☆
※この説明の意味すら解らない場合は。。。申し訳御座いません(汗)文章での説明は難しいんです(汗)そしてこのような為の当店の講習プランでもありますしもう一度当店のブログやHP等を穴が開くほど熟読下さい☆
話を戻しますがこのように鏡面にした塗装へ研磨機を入れた場合、どうなるでしょうか?
※新車塗装でも同じことが言えます。
ではマスキングで囲った中をギアアクション研磨機+ロングウール+当店レベル1研磨剤(一番弱い研磨剤)でほぼノープレッシャーで磨きます。
※後ほど別の研磨機の画像も載せます。
かる〜く磨くと。。。
磨き傷だらけで白ボケしてます。
因みにこの後の検証の為に、運転席側である画像下側にだけは軽いプレッシャーを入れてコントロールしておりますので磨き傷がこの画像から見ると上と下で違います。
さて。。。
上記記載通り、運転席側だけはこの後の検証の為にはほんの僅かなプレシャーをかけましたが基本ノープレッシャー+当店で販売している中で一番弱い研磨剤で磨いてこの様ですので完全にオーバーパワーでありますしそもそも純正ではスピードコントロールが無いので当店の現場では使い物になりません。
素人にもわかり易く言えばワゴンRのような柔らかくて弱い(低密度)塗装にこの研磨機は明らかにミスマッチであり仮にこれがウールではなくウレタンだとしてもバリバリと磨き傷が入ります。
またこれは余談になりますが仮に強いと評される塗装をこのようなハイパワー研磨機で磨くと言う事は仮に磨きにくい塗装、磨き傷が入り難い塗装だとしても他の塗装と大きな差がなく磨き傷が普通に入ることから【この塗装は強いから大丈夫】等のような浅はかな考えで磨くことで取り返しが付かなくなることもありますので入念にマッチングを合わせてから研磨を開始しないと強い塗装であればあるほど次工程で苦労することもあり無駄に3工程4工程と磨くことになりますのでどんな塗装であろうともマッチングは可能な限りしっかりとあわせて方が良いです☆
話を戻しまして、アップ!
この手の研磨機を現場の第一線で使うようなPRO施工店は2015年現在ではかなり少ないとは思いますが凄い磨き傷の入り方です。
※見えない環境での作業ではまだまだこの手の研磨機は使われておりますので使っていないと言っているのはあくまでコーティングの専門店のお話ですので悪しからずお願い致します。また上記のような見えない環境でのフィニッシュであり磨き傷を気にしないのであればこの手の研磨機を使用する価値はあるかと思いますが。。。
では。。。
一度リセットして同じ箇所にルペスと当店のカスタム研磨機であるリョービで全く同じセッティングと磨き方で磨いてみます。
磨いてみると。。。
まぁこんなもんですね。
お次はリョービ!
※当店カスタム
磨いてみると。。。
ルペスと違いカスタムしてますし特性も違うのでこれぐらいの差は当たり前にでます。
※本当はまだまだ紹介したいのですがそれは講習者のみ情報となりますのでご勘弁下さい☆
見ての通り研磨機の種類によって磨き傷の入り方や【結果】が大きく異なります。
また今回は基本的にノーマルセッティング+ノーマルな研磨方法ですのでこの様な結果に成りましたがカスタマイズ次第やテクニック次第でこの【結果】はコントロールすることが出来ます!
繰り返しますがこれがPROの世界です☆
しかし!!
この様な特殊な照明等を使用しないで作業をする場合や仮にPROにレベルを付けた場合で10段階中6程度のレベルの仕上がりでOKとのことであれば特に研磨機の種類や特別なテクニック等必要なく、研磨機はデュアルで適当に選んでも、研磨剤とバフのセレクトさえミスらなければ研磨機の種類や特別なテクニック等必要なく、研磨なんぞ大して難しいお話ではありません☆
※あくまで私の主観ですが。
当然研磨には様々なリスクがありますしPROはそのリスクを回避する為に測定器を使ったり様々な検証を行いますので少なからず差は出るかと思いますがDIYだろうと、PROだろうと実質的なリスクのレベルは同じでありますししっかりとした下地処理をする事が大前提ではありますが研磨でのリスクとは今回このブログで気をつけなくてはならないと書いた事と研磨方法(ヘッド回しで基本ノープレッシャー)さえ守れば塗装不良や塗装欠けやヒビが無い以上、繰り返しになりますが【研磨なんぞさほど難しいことではなくリスクは最大限回避できる】と私は何時も言ってます☆
※メンタルリスクの世界で言えばPROもDIY関係なしに完全にイチバチの世界です。
そして難易度で他の作業と比較するのであれば野外炎天下での洗車の方が研磨よるはるかに難しいかと思います。
それでも冒頭でも記載しましたが研磨とは傷を消して艶を出してくれる代わりに薄くて脆弱な塗装を削るという諸刃の剣的な行為です。
どんなに高い技術があったとしても人の手でミクロンの世界をコントロールする事は難しく理想は新車時から如何に研磨を入れないように維持できるかです!
※他業種、他素材ですが電子顕微鏡、0.03μ程度で研磨傷が見えなくなるとの事ですが完全機械コントロールの世界であり人の手作業であるアナログな世界ではありません。
これは私の独断でありバイクのキャブ調整は出来ませんがイメージとして例えるのなら車の塗装を手動で研磨すると言う事はバイクのキャブ調整等の整備のような長年の経験等がものを言う世界とは違い、ある種の限界があり、また突出した技術云々と言う世界ではなく、どんな高性能な機材を使用して最先端と言うテクニックを使い惜しげも無い努力をしても結局はセンスが重要であり仮にそのセンス以外の高い技術を得たいと考えるのであれば上記で記載した2つの要因は無くてはならないことになります。
※センスが求められる世界だからこそ決まった答えがありませんし私が『作品』と言う理由でもありますので最終的には決まった答え等ありません。ただし私はあくまで塗装を最優先した考えであります。
またこの様なことを掘り下げていきますと全てがアナログなカーコーティングと言う世界ではどこを着地ポイントとするか!?PROであればお客様の予算も含めた様々な相談の上で決めます。
そしてカーディテイルとは洗車から始まり下地処理、必要があれば研磨、そして最後にコーティング!!
この全てが整って初めて100%の完成になります!!
※別の意味もあるのですが説明が大変なので割愛します。。。
仮に言えば。。。
研磨で補えない問題や研磨を行う上で仕方なく発生したマイナスや失敗はコーティングで補うとの考え!!
※下地処理だけは失敗出来ませんのでご注意下さい!
研磨でのマイナスは冒頭等でも記載致しましたが磨くと言う行為は無条件で塗装が削れてしまい塗装が薄くなる事からどんな綺麗ごとを述べてもマイナスの世界であり諸刃の世界。
そして研磨での失敗は今回、色々と述べた事もそうですしその他の事も沢山あるのですがあえて例を挙げればDIYやまだまだ技術不足であるPROがスクラッチシールドやセルフリストアリングコートの高密度塗装をデュアル研磨の初期研磨時に白ボケさせてしまった塗装を次工程のウレタンで消せないパターンが一番多いかと思います。
※高級車や程度の良い塗装しか触っていない施工店では解らないことだと思いますが状態の悪い車両を沢山受け入れている施工店や塗装状態の悪い塗装をDIYでリメイクする場合では別のことのほうが問題になりますが今回は割愛します。
そして最終的に手の施しようがなくなり、納車時間もせまり、どうにもならなくなりWAX剤や艶出し剤、樹脂ベース等で誤魔化したり、仕上げに当店販売のBP-MIXのような限界まで高い艶が出るコート剤で誤魔化したりしてフィニッシュとなってしまっております。。。
※コート剤で誤魔化すと言う考えは否定しません。むしろ研磨を入れなくて済むなら推奨したいぐらいですがPROとして研磨を入れるとお客様に説明しお金を頂くのなら磨き傷を処理出来ずにコート剤で誤魔化す時点で自分のテクニックが無いことを知らしめる行為になってしまいますし債務不履行になってしまいます。
では実際に画像をお見せします。
上記で研磨して白ボケした箇所に当店オーバーコートで一番艶が強いBP−MIXを塗りこんでみます。
※違いを見てもらう為に中央でマスキングで仕切ります。
それでは塗りこみます。
別角度!
照明を変更してアップ!
TOPレベルで高い艶を出すコート剤ですので上記であえて運転席側だけ僅かなプレッシャーをかけて磨いた強い磨き傷もこのレベルまでは隠蔽できました!
※状態でも変わりますのであくまでこの塗装の場合です。
それでも特殊照明で見ているので磨き傷で白ボケした箇所はまだまだ見えますが野外等の見えない環境では場合によっては無傷で何も見えないとの主観になる人もいると思います。
ですのでBP−MIXをご購入頂いたお客様は今回の検証を1つの規準として頂ければ自分の車に入っている磨き傷のレベルを予測することができるかと思います!
繰り返しますが今回はギアアクション研磨機+ロングウール+レベル1研磨を検証の為に軽くプレッシャーを入れて磨い状態の箇所にBP−MIXを施工してここまで傷を見えにくく出来たのでご自身の車にBP−MIXを塗りこんで何処まで消えるかを見ることで現在の塗装状態を判断する事が出来ます☆
※軽いプレッシャーですので他のPROが入れる力より遥かに低いプレッシャーです!ほとんど押さえつけておらず、浮かしているレベルのプレッシャーです。
簡単に言えばBP−MIXで上記のように消えないのであれば上記のようなギアアクションと言う強い研磨機で入っている磨き傷より酷い磨き傷である事が予測出来るかと思います☆
※塗装状態で結果は異なりますのであくまで目安です。
この規準によって自分の塗装を磨いているPROのレベルが垣間見えてしまうかもしれませんね。。。☆
因みに下記画像の赤丸箇所にあるような深い傷は全く隠蔽出来ていませんのでオーバーコートで何処まで隠蔽出来るかの規準にして下さい☆
※上記記載通り、如何にこの検証の為にこの画像でいえば右と左でプレッシャーのかけ方を変えたとは言え、またカメラ片手に持っての研磨とは言え、ほぼノープレッシャーにも関わらずこのレベルの傷は簡単に入ってしまいますので如何にこの手の研磨機がこの塗装にオーバーパワーであるかと言う事とバフは常に綺麗にしなくてはならないと言う事が理解出来るかと思います。
念のために!誇大に捕らえて頂きたくありませんのでお伝え致しますがTOPクラスで艶が高いBP−MIXも所詮はコーティング剤ですので時間の経過や洗車毎で必ず大なり小なり皮膜は無くなり傷が浮き出てきます!
これはこのお話の冒頭で言ったように雑な研磨を入れて、その後に傷の隠ぺい力が強い樹脂ベース【WINK等】を入れてしばらくしてコーティング剤が落ちてくると磨き傷が浮かび上がってくることと同じです!
※これは例外もありますが硬化系でも同じ事が当てはまります。
既に数年経過致しましたが研磨機を使用しながら塗りこむタイプのコート剤が一時期、爆発的に流行りました!
※過去も今もこの手のコート剤は存在するのですが今では解釈の方法や使い道がより明確になってます。
賛否両論ありますし新車には。。。との個人的な本音もありますがそのコート剤自体はとても素晴らしいものであり個人的に好きなコート剤でもあります。
ですがこの素晴らしいコート剤の性能に甘えて根本的な傷消し研磨を適当にやってしまい根本的な傷を消さないまま隠蔽をしてしまい、後に傷戻りからの大きな誤解が生まれた事件?がありました!
詳しくは語りませんが傷の隠蔽は別に悪くはありません!
むしろ研磨を入れなくて済むのであれば!
※研磨機を使用するような傷消しは研磨と同じですが。
コート剤で誤魔化せるのであれば確実に塗装に優しいです!
※使用するコート剤の種類や施工方法でも大きく変わりますが。
ですがPROの現場で傷を隠蔽するのであればそれをしっかりとお客様に伝えなくてはなりませんし傷を隠蔽したほうが良い悪いのメリット等をしっかりと説明した上でないと上記のように事件に発展してしまいます!
また本音を言えばDIYの方も仮にコート剤で現在の傷を隠せたり誤魔化せるのであれば下手に研磨を入れることはお勧めしません。
それでも研磨を行いたい!コート剤では傷を誤魔化せないとなった場合は研磨しかありません。
諸刃的な行為であり基本的にネガティブなイメージが強い研磨と言う行為ですが研磨をしないと根本的な傷や劣化皮膜を消す事は出来ませんし、上記記載通り、現実的にこの様な世界ですので最低限のことを守って作業を行えば特に臆する必要もありませんので磨く必要性が出てしまったのであれば是非、挑戦して頂きたいとの本音もあります☆
※本当は磨く必要性を出さないのが理想です。
確かにPROとDIYでは作業環境の違いが大きいかもしれませんがメンタル的、現実的に言えばほぼみんな同条件であり個人で仕上げる『作品』である事から着地ポイントに正解はありません!
改造しまくり調合しまくりの当店が言えた台詞では御座いませんが業界もビジネスである事から研磨を売りにしているメーカーでは今回の私の記事のように研磨の敷居は思っているほど高くないと言いますしコーティングを売りにしているメーカーであれば逆を言いコーティング剤の敷居は高くないといいます!
当店の場合、研磨もコーティングも売りにしてませんし私の性格を知っているこのブログユーザー様であれば痛いほど解ると思いますが私はそもそも下手な宣伝大嫌いです。
※今回は真似が多いこの業界なのであえて包み隠さず本音で言い切りましたが私は嘘をつきません。本当の事実だから述べていることをどうか信じて頂けますと嬉しいです☆
知らない人もいると思うので言いますが私は雇われ店長であり固定給なので自社製品売ってもお給料は一切上がりません☆個人的な営利目的で間違えた発言をしませんしこのブログの本質は何処よりも有益な情報をエンドユーザー様にお知らせすることなので嘘や盛った話をする時点でこのブログの存在価値等ありません!!!
※ステマ等のバイラル広告、詐欺まがいの現場作業を撲滅させたいと本気で思ってます。
そんな私が言う研磨の感想がこんな感じとなるのです☆
繰り返しますが理想は如何に新車時から研磨を必要としない洗車とメンテナンスができるか!
中古車であれば一度塗装を磨いてリセット&リメイクをしたのであれば!
もう二度と研磨を入れなくて済むような洗車とメンテナンスができるか!
これが全てです!!!
それでも塗装が傷だらけになってしまったり中古車を買ったのであれば!!
中古車で傷が多い場合に美観を求める場合、研磨は必要不可欠でありますので研磨を入れなくてはなりませんが特に研磨に対して無駄に怖がる必要もありません!!!
※繰り返しますが艶はコーティング剤で出すのではなく磨きで出します。
上記で説明した研磨のリスクと言うものも、例えDIYでの野外作業と言うガレージ内で特殊照明を使うような作業環境ではないとしてもしっかりとした下地処理を行えばある程度、塗装状態が見えてきます!
要は下地処理をしっかり行い、すっぴんになった塗装をしっかりと目で見て、手で触って確認をすれば何処に塗装欠けがあり、何処にヒビがある等だけは見つける事が出来ます!
※ガレージ内で特殊照明を使用出来ない時点でむしろこれしか出来ませんので徹底して下地処理をして塗装状態を正確に確認するしか方法がありません。
そのように研磨機を使用することでリスクを負いそうな場所は予めメモしておくなり研磨時にマスキングで目印をつけておくなどしておけばかなりの比率で回避できます!
※エッジ各所、ライン各所は無条件で注意が必要ですが。
因みにこのようにメモをとったり目印をつけたり等の当たり前の作業、しっかりとした施工店では常識ですが未だに徹底していないPROでも多いのでしっかりとした下地処理と塗装観察を行えば下手なPROよりリスク無く!そして綺麗に仕上げる事が出来る可能性は高いです☆
何度も繰り返しますが臆することはありません!!
この業界!!!
何でもかんでも(PROの技!!!)(匠の技!!!)
こんな事を宣伝したがりますが。。。!!
ごめんなさい!
あくまで私からすると。。。
『えっ?別に。。。』
これが本音です☆
※それでも当店は何処よりも拘ってます☆
既に時代は次世代になっていると常に言っておりますし当店の講習の本丸でもありますが。。。
コーティング剤だけでは塗装を守れない事実!
そしてまだまだメンテナンスの重要性が理解出来ていない事実!
正しい洗車方法やメンテナンス方法がまだまだ広まっていない事実!
研磨と言う作業が基本マイナスでしかないと言うことを理解していない事実!
そして時代はとっくにインハウスです!!!!!!
現代の塗装と主観に合わせて満足を得るには既にPROだけに塗装保護維持をまかせておけませんし無駄なお金を出す事もナンセンスです!!!
※実は昔からですけどね。
※PROに依頼をするならするで最低限の知識が無いと損をすることになります!!当店のブログを読んで洗車マニュアルを読んでPROのお店に行って見て下さい!全ての疑問が無くなると思います!!!
むしろ2016年を間近に迎えた現在で言えば私がこのブログやHPで言っている事を理解しないで下手にPROにお願いをすることが逆に塗装にとってマイナス、コスト的にもマイナスになる可能性を『大きく孕んでいます!』
繰り返します!
2016年を間近に迎えた現在!!
最低限のルールや知識を理解していないのであれば!!
下手にPROにお願いをする事が逆にマイナスになる!若しくはマイナスに感じる!
様々な意味で高いお金を出す意味を見出せない可能性がまだまだ非常に大きいです!!!
初めてこのブログを見た方からすれば『何だこいつ?』と思われるかもしれませんしPROからすればお金が絡む以上、『解っているけどそんな事を言えば経営が成り立たない事から無理にでも反論しなくてはならないケース等』が出るかもしれませんが私は毎回毎回自分の職業生命をかけて書ける限界の範囲で全精力を持ってこのブログを書いてます。
そして正しい洗車方法、即ち塗装へのアプローチ方法を理解できていないのであればそもそもが論外であり研磨もコーティングもクソもありません。
車を愛する全ての人に!!
例え毎回毎回、正しい塗装へのアプローチが出来ないにしても!
私が言っている事の少しを念頭において頂けるだけで確実に今よりは塗装は痛むことはなく綺麗を維持出来ます!
騙されたと思ってこのブログや当店の各種HPを熟読下さい☆
読むだけでいいんです!!!!!
きっとお役に立てると祈念しております☆
さて。。。
今回はポータブル研磨機を例にしましたが!!
他の研磨機でも同じです!!!
しっかりとした下地処理を行い、基本ノープレッシャーでヘッド回しで研磨する!
これだけ守れば100の成功には届かなくとも80の成功!そしてこれだけ守れば100の失敗にならず20の失敗で抑える事が出来るかと思います!!!!
※これで研磨出来ないと思ってしまう場合。他の問題を一度見直して下さい!例外もありますが高確率で何処かで間違いがあるはずです。
そしてこれを守らないで研磨をしてしまいますと!!!
上記で紹介した画像のように強い磨き傷が入ってしまい次工程でリカバリーしにくくなってしまいます!
※先ほど記載しましたが片手にカメラで研磨機を操作していたことで入ってしまった傷ですので安定しない磨きはNGであり基本は常に一定での研磨です。だからRラインはフラット面より難しいですしバフ口径等のバフセッティングも重要になってくるのです。
今回のことを守って作業を行うのであれば下手な野外で作業を行うPROより綺麗に作業が出来ると思います☆
使いやすさや多少の特性もありますが研磨機も基本はデュアルであれば何でもOKです☆
是非皆さんも研磨機による研磨にチャレンジしてください☆
その他いきなり研磨剤を使うのが怖い場合!
REBOOT等でしっかりと下地処理を行った後にWINKで軽度な小傷消しとコーティングの一発仕上げが可能ですので塗装陥没や深い傷を消す訳ではないのであればWINK+ウレタンバフそして仕上げにBP−MIXが最も手軽で最も艶を出しやすいセッティングになりますので参考になさって下さい☆
【その5】に続きます!
自動車塗装の研磨【その3】PROの研磨とDIY研磨の違いと諸注意
※今回のブログは5つに分けて書きます。このブログは【その3】です。
さて。。。今回の【その3】では【その1】と【その2】をしっかり守った上で初めて行える研磨に関しての諸注意やPRO作業とDIY作業の違い等のお話をしたいと思いますが車の塗装とは先のブログのように正しい洗車やメンテナンスを行って完璧に維持ができたとしても車の塗装とは走行しているだけで傷が入る場合もありますし不運にも飛び石を食らってしまうこともあればバイクや自転車にひっかけられたりドアパンチを食らうこともあります。
また当店の洗車方法以外の洗車方法ではどんなに優しく洗車を行ったとしても必ずそれなりの傷が入り場合によっては研磨で消す事が難しいレベルの傷すら入ってしまいます。
そんな沢山の傷が入って艶を失ってしまった塗装。
塗装は人の肌と違い、一度傷が入ってしまった場合、自己再生することはなく、入ってしまった傷は研磨によって塗装を削って消さなくてはなりません。
※このブログのユーザー様であればお解かりだと思いますがスクラッチシールドやセルフリストアリングコートは現実的に自己再生しませんのお気をつけ下さい。
※当店のHPにも記載がありますが基本的に艶はコーティング剤で出すのではく磨きで出します。コーティング剤で出せる艶は少しだけです。
塗装を磨く言う行為は有限の存在でもあり髪の毛1本程度の厚さしかない塗装を薄くする行為である事から本来であれば車の塗装を磨くという作業は塗装密度を低下させ、また膜厚を低下させることになるので傷や塗装に落ち込んだ染みを消す事が出来たとしてもその変わりに塗装その物の耐久性等の強度が低下してしまう事から塗装を研磨すると言うことは諸刃の剣であり出来る事なら磨かないに越したことはありません。
※磨くと言う作業は完全にマイナスだけの世界であり磨くと作業は傷を消して艶を出せる代わりに塗装その物を犠牲にしていると言えます。
※塗装が薄くなるデメリット等は過去のブログや琺瑯層ブログをお読み下さい。
※物知らぬ業者の中には柔らかい素材のバフであれば塗装もコーティング膜もダメージが入らないとの発言をしている場合がありますのでお気をつけ下さい。
美観を意識しないで塗装保護を優先として考えた場合。。。
【出来る事なら磨かないに越したことはない】
※後に記載致しますがコーティング剤で誤魔化せるのなら誤魔化し続けたほうが塗装には良い結果になる比率が高いです。ただし塗装への攻撃性が高いコーティング剤ではNGです。
これはどんなにハイレベルな職人が高性能でカスタムされた研磨機等を使用したとしても同じでありそもそも人の手で塗装と言うミクロンの世界を完全にコントロールする事は不可能でもあります。
※美観を求めるのであれば研磨は必須でありますが。。。
なので当店では【新車時から有限でとても薄い塗装を如何に削らないで済むような洗車とメンテナンスが重要】と言い続けている訳であり名実ともにこの手のパイオニアでもあります。
※これの考えをまとめてプロテクロン保護システムとして特許庁登録商標を取っておりこの業界で唯一当店だけがこのポイントを強く主張しいる状態です。因みにこのプロテクロン保護システムはPRO施工店としての利益を無視した考えなので当店のように利益よりも塗装を優先にしないと成り立たないシステムでもありますのである意味では表向きとしてはPRO施工店から嫌われるシステムですが【その2】のように世間の認識と洗車の重要性がしっかりと理解出来た場合、むしろ当店の考え以外の選択肢はほぼ皆無になるかと思います。
幸いな事に多くの方から支持を頂き不動として認識が確立されてきておりますがまだまだ広まっていない現実と忙しい現代社会の中で丁寧に洗車を行っている人も多くはない事から現場に入ってくる塗装の多くがボロボロで傷だらけであることがほとんどです。
また正しい研磨方法を理解できていない業者があまりに多いことから仮に新車であったり、PRO施工店で作業をしてもらった塗装だとしても洗車傷や修正傷、研磨傷が沢山入っているような状態であることもまだまだ沢山あります。
※恐らく7割以上。。。
特にPROの研磨の場合、綺麗に磨く為の最低条件としてテクニックや機材の問題の前に見える環境で作業を行わなくてはなりません。
※http://d.hatena.ne.jp/tktktaka/20150118
※上記ブログ、春ぐらいに修正すると言っておきながら忙しすぎて足りない条件の追加記載がまだ完了しておりませんのであくまで最低ラインであり、その語のブログも合わせて読んでください☆それでも上記ブログ内容はハイレベルな作業を行う上で最低限な内容ですのでしっかりと読んで厳守でお願いします!!!
これは上記過去のブログにも何度も書いてますが研磨機の種類や磨き方よりも何より作業環境を整える(ブラックブースに暗室スポット)事が最低限であり最上級となります。
この『作業環境を整える』と言う事は次世代クヲリティで言えば初歩中の初歩の条件でありこのような条件で作業を行わないのであればそもそもが自分の作業レベルを自分自身で正確に理解出来ず、お客様にお出しする作業報告書すらまともに作れませんし作れたとしても教科書通りの世界やメーカーから出されている説明しか出来ません。
※作業環境、即ち『見える環境』で作業をしないと言う事は医師がレントゲンやCT、MRIを使わないで手術を行う事と同じ行為になります。
何よりお客様に正確な塗装状態を説明することが出来ませんので塗装の医師である磨き屋としては致命的でありお話にもなりません。
※http://d.hatena.ne.jp/tktktaka/20150118
※私は意味の解らない資格や立場を付与するのではなく最低限の作業設備を規準にすべきだと思います。そしてこの事を理解していない事には今後生き残れないと思いますし当店も含めこの事を解っているメーカー等は既に水面下で色々と動いてます。
はっきりと申しますと長年の経験やヤマ勘がゴリ押しで通るほど現代、インターネット社会のユーザー様の認識や主観は甘くありません!
ちょっとしたミスですらしっかり見てますしいい加減な作業をして不満を抱えているユーザー様の多くがセカンドオピニオンを全国的にやっている当店にほぼ必ずと言っても良いほど相談のお問い合わせをしてきます。。。
※訴訟問題になっていること、その他、聞いてるだけで恐怖するような物騒なお話も含めて。。。様々な相談がきます。。。
そしてこんなお話をしてしまうとDIYのように特別な照明もガレージも無い場合は諦めろということか?
この様に思われてしまうかと思いますが嘘は言えませんのはっきりと申します。
DIYでは限界があります!
※あくまでPROレベルと言うお話なので最後までこのブログをお読み下さい☆
どんなに頑張っても超えられない壁があります!
これは仕方ないことでは御座いますがDIYの場合、ガレージ内での作業で特殊照明等を使用出来ない時点でどこかで妥協しなくてはなりませんし出来る事と出来ないが明確になってしまいます。
ではDIY作業とPRO作業では何が明確な違いになるのか!?
1つ目です!
DIYですのでほとんどが野外作業であり仮にガレージ作業だとしてもブラックブース&特殊照明が無いことから自分のお車の正確な塗装状態が見えません。
※逆を言えばDIYの場合照明等が無い事からこそせめて下地処理は徹底して行わないとより塗装の正確な状態を見れません。
また野外ですので日光の角度や様々な乱反射等によって【見えない環境】だけではなく常に一定の見え方ではない流動的な見え方になります。
この様にDIYでの野外作業では照明がないから見えないだけではなく雑光や乱反射等によって常に一定に見ると言うことすら難しくなってしまいます。
様々な条件によって見え方等が変わる野外での作業。。。
本来では一番重要であり作業計画書とも言えるその塗装合わせた一定のルールや作業基準を作る事が非常に難しくなり作業リスクが無条件で高くなってしまいます。
更には基本となる作業規準を作れない時点でPROの作業環境と同じですが自分の技術が向上しにくくなってしまいます。
※指標となる規準を作った上での積み重ね&応用が技術向上の基本だと思います。
また、言い方を変えれば【見えない環境】での作業は必ず自分の作業に斑が出るためどれが自分のベストなのかを自分自身でも解らなくなってきます。
解りにくいでしょうか?
詳しく説明すると、本来であればAと言う塗装をB色と言う背景でCと言う照明をDと言う角度でEと言う距離で見てFと言う研磨機とGと言うバフ、Hと言う研磨剤でIと言う磨き方でJと言うプレッシャーとKと言うモーションでLと言う時間を行ったMと言う結果を作業者は一つの規準として自分の経験に消化することになります。
※最低でもA〜Mが基本でありその他細かいテクニックやカスタマイズが入りますのせA〜Zぐらいまでは普通に出てきますしそれを塗装毎に合わせてマッチングを取っていくのが基本的なPROの世界です。
そして経験、即ち同じ環境で規準(スタートライン)を設けた上で作業台数が多くなれば多くなるほど上記A〜Mまでの個別の差が出てきたり結果が異なってくることが情報、経験として蓄積されることで職人としてのレベルが上がっていきます。
※言い方を変えれば見える環境で作業を行う事でレベルが上がっていることに気がつきやすいです。
※さらに言い方を変えれば見える環境で作業を行う事で自分の作業に自信を持てます。勘違いも甚だしい人も多くいますがこの業界PROなのに自分の仕上がりに不安がある人が多すぎます。それは規準がない事から自分の作業レベルがどうであるかの判断が出来ないからである事が様々なPROへの講習をして思う率直な感想です。
だからこそ技術を向上させるには先ず基準を作らなくてはならない。
※これを理解しないうちに4時間程度で仕上げられるホニヤララ等の狂言を大々的に言う団体が生まれ余計本質が見えにくくなります。導入していないと仕上がりに差が出るとか。。。あれ本当に腹立ちましたからね(怒)そもそもがあの角度で○以外の何が見えるのでしょうか???まぁ時間の問題ですけどね。。。
そして千差満別ある塗装状態であるからこそ如何にマッチングが全てであるか!
PROであれば作業環境が整わないのであれば長年の経験だとかヤマ勘だとかの根拠がないあやふやな世界になってしまうのです。
※この結果が○○だったり△△、□□等の不満につながるわけです。。。
仕方がない事ですがDIYの場合、無条件でこのようなあやふやな世界になってしまいます。
勿論、野外と言えども何度も何度も同じ事を繰り返す事でちょっとした変化やコツ、この日光の当たり方の場合だとやり易い、この湿度だとキレ方が変わる等その他沢山のことが理解できるようになり技術の向上につながりますがあくまで確実性は低くなってしまいますし何度も試行錯誤するほど車の塗装は頑丈でも厚くもありません。
※逆に野外で複数の車両を作業しているPROよりも常に自分の車1台の塗装を毎回見ているDIYの方がこの手の事を知っている印象があります。
繰り返しますが野外だと自分がやっている作業がより解らなくなります。
何より見えない!
※塗装カラーや様々な条件等によっては磨いたら色が変わった等のレベルしか解らない。
塗装に存在している大きな傷は見えるけど研磨機を使うことで入る細かい研磨傷が見えないからこと僅かな変化による違いを視覚的に判断しにくくなります。
これはどんな研磨機を使用してもこの状態に陥り繰ってしまい、返しになりますがあやふやな認識で作業をしなくてはならないのがDIYの宿命でもあります。。。
そしてこの延長線上に起こりうるのが大きな傷は消えたけど塗装が白っぽくなってしまった!
※ブラック塗装等の濃色カラーの場合は気が付きやすく淡色カラーでは気がつきにくいです。
※研磨機等を売るメーカーさんの場合、この問題に気がつかないユーザー様からのクレームに苦労されたかと。。。
こんな白ボケ問題に繋がることが非常に多いです!
繰り返しますが特殊な照明等がなく様々な角度から雑光が入る野外や半野外等のDIY環境の場合、自分が操作している研磨機によって入る研磨傷が見えません。
※油性研磨剤や水性でも実質油性のような研磨剤がPROの現場では無駄に塗装を削るだけではなくお話にもならないことがご理解頂けるかと。
なのでついつい強く研磨機を押さえつけてしまったりします。
※そもそもどの程度研磨機を押し付けたほうが良いかすら解っていないことがほとんどです。
特に近年ではリョービやマキタ等の低パワーデュアルアクション(ダブル)研磨機が磨き傷が入らないから素人には安心と言われており、私も素人の場合であればこの手のデュアルが無難であるとは思っておりますがパワーが低いと勘違いをする方が非常に多い事からついつい強く押さえつけてしまうような磨き方をしてしまい取り返しが付かなくなってしまったケースも相談内容として当店には沢山報告があります。
そもそもが低パワーと言っても研磨機、即ち機械であることは変わりありませんので低パワーデュアルアクションでも繊細な塗装と言う存在は簡単に多くの磨き傷を塗装に入れてしまいます。
※私はこの手の研磨機が弱いと感じたことがありません。むしろ使い方、条件が合えばルペス等より強さを出すことが出来ます。
ですがある意味ではそのパワー通りの結果しか出せないケースも多い事から作業時間が長くなってしまったり塗装によってはマッチングを合わせても切り込みが足りないと感じるような結果になると感じる人もいるかもしれません。
※切り込みが甘いとPROが感じた場合、作業時間を短縮させる為に作業レベルが低下したとしても、無駄に塗装を削ることを解っていてもハイパワー研磨機や研磨剤を使ってしまう事が非常に多く、問題になっております。
※研磨は1〜100までの全てのパワーが必要ですので不必要なものは存在しませんことからパワーが強ければ良いパワーが弱いから安心とは限りませんのでご注意下さい!
これに関係することですがよく上がる声として、見えない環境であるDIY研磨で低パワーデュアル研磨機を使いスクラッチシールドやセルフリストアリングコートを磨いたら、艶を出すどころか白ボケしてしまったり最悪のパターンでは白ボケしただけで傷も消えない!だから艶出し剤を塗りこんで誤魔化した!
※DIYで自分のやっている作業状態が正確に解らない場合ですとこの手の高弾性塗装や欧州車の高密度塗装等は敷居が高いのが現実です。
※高弾性塗装を油性研磨剤や水溶性でも実質油性のような水溶性研磨剤で磨いていると『磨けている』との勘違いをしやすいのでご注意下さい。
こんな状態になるとの相談が現在進行形で非常に多くあります。
※白ボケに関しては後ほど画像でご紹介致します。
DIY作業の中で限界がある1つとしてはこのように見えない環境での作業なので自分のやっている作業状態を施工者自身がしっかりと見えない!理解しにくいことから正しい研磨方法を模索しようとしているうちに取り返しがつかなくなるような結果になってしまったり塗装特性等によってはこのようなにDIY環境下では実際に限界があり、何処かで妥協をしなくてはならない結果となることも覚悟しなくてはなりません。
※特に高弾性塗装はお気をつけ下さい。
※余談ですが見えない環境での作業の場合、上記説明通り、作業規準を作りにくい事から自分が使用しているケミカルやコート剤、研磨剤等の製品比較すら精度の高い評価が出来なくなってしまいます。
ではDIY作業とPRO作業では何が明確な違いになるのか!?
2つ目です!
ガレージ内作業が出来ない時点で常に砂埃を気をつけなくてはなりません。
車の塗装とは基本的にその辺りに落ちている砂粒よりも柔らかい存在です。
※詳しくは洗車マニュアル等に記載があります。
そんな砂がたった1粒。。。風によって塗装面に落ちてその場所を研磨機で磨いてしまった場合!
運よく砂粒がバフの中に入り込んでいるのであれば問題が出ないこともありますがそうでない場合、致命的な傷を入れてしまう場合があります。
※塗り直しをしないとならないようなケースもあります。
※似たような理由ですが常にバフをクリーンにしなくてはならない理由でもあります。
DIYでの野外作業の場合。
絶対に風がある時に研磨を行ってはいけません!
ある種、1つ目に説明した『見える環境下での作業』よりも重大なことであり取り返しがつかなくなってしまう場合もあります。
また当たり前では御座いますが仮に風が無くても畑の横等で作業することもお勧め出来ませんので出来るだけお控え下さい。
仮にどうしてもそんな環境でしか作業が出来ない場合であり塀で囲まれた庭等であれば。。打ち水をしてから作業をして下さい☆
そして当たり前すぎるのですが研磨を行うから下地処理を適当で済まそうとの考えは絶対にNGですので研磨を行うなら必ず研磨リスク軽減の為に、洗車後にREBOOTだけは必ず使用してから研磨を開始して下さい!
さて。
如何でしょうか?
この2つがPROとDIYでは決定的に違う点でありどうしても超えられない壁になります。
※ぶっちゃけるとこの2つさえクリアすればPROの仕事なんてある程度レベルであれば簡単に出来てしまいます。。。☆
そしてここでよく理解して頂きたいことがあります。
これは腕がない人間であればあるほどよく言う言葉。。。『もっと高性能な研磨機がなきゃ綺麗に磨けない!』
基本的に研磨機の種類によって仕上がりは大きく変わりません。
確かに使いやすい使いにくいはありますしハイレベルなPROの現場レベルであれば研磨機の種類による違いも大きく出る場合もありますしシングルやギア、デュアルのような違いでは更に大きく結果が異なることもありますが上記で記載した2つの要因が整っていない時点でシングルでもデュアルでも磨傷の種類や大きさが変わるだけで同じように磨き傷だらけになってしまいますのでそもそも研磨機の種類は特に悩む必要もありません。
※この内容は過去のブログに書いてます。
DIYと言う厳しい条件の中で言えば研磨機による違いよりも研磨機よりもバフと研磨剤選定のほうが100倍重要でもあります。
※それでも私はシングルだけは使いませんしギアもほぼ使いません。
これからDIYで研磨に挑戦したいと思っている方に。。。☆
【その4】で説明しますがとりあえずはデュアルであれば何の研磨機でもOKです☆
【その4】に続きます。