カーコーティングとは
皆さんこんばんは☆
気がつけば大晦日です(汗)
まだ終わらない車両がある関係でたった今も一人ガレージで磨きをしてますが夏からずっとブログをまともに更新出来ずに今年が終わりそうであり実際に年越しは磨きをしながらになりそうなので先に軽くですが年末のご挨拶とちょっとした今年の感想としてブログを書こうかと思い現在PCに向かってます☆
先ずはこの一年、当店をご利用頂きましたお客様。
本当に有難う御座いました。
ネットショップも含め、この一年で国内外合わせて1万人近くのお客様が当店をご利用頂きました。
本当に感謝してもしきれません。
この不景気の中でカーコーティングと言うある意味でニッチな業界にも関わらずこれだけの数のお客様が当店を利用頂いたと言う事は私が考えるカーディテイルと言う考えに多少なりとも共感してくれたからだと思っています。
今振り返りますと2014年と言う年はカーディテイル分野では一つの節目であったと思います。
この数年、必死に訴えてきた『見える環境での作業』が多少実を結び、全国の様々なコーティング店様等がガレージ設備の見直しをされたと思います。
それに伴い、今までやってきた作業が如何に間違いであったか!
そして塗装と言う存在が如何に脆弱であるかを多少なりとも理解していただけたかと思います。
また、当店が販売しております洗車マニュアルも今年一年で一般販売で2000部以上。
そして業者様向けでも3000部近くをご購入頂きました。
※ディーラー関係者様や中古車販売業者様への講習等も含む
自分で言うのもあれですが既に名実ともに洗車と言う分野、そして下地処理と言う分野で当店を超える事は不可能ではと言い切れるほど講習等も含めて突き詰めた2014年でした。
何が言いたいか??
業者様で3000部近く購入されたと言う事は意外と数が少ない本格的なコーティングを取り入れている自動車関連企業様の多くが既に当店のマニュアルを見ています。
当店のマニュアルをどのように理解するか?どのように応用するか等で変わりますが既に当店が推奨する塗装への触り方や洗車方法が『日本クヲリティの基準になりつつあります』
更に言い方を変えればある意味で日本のカーディテイル業界が一度リセットされつつあります。
※塗装への触り方
※見える環境下での誤魔化しがきかない作業(照明を付けてでの納車)
私は、店舗でもブログでもHPでも何時も言っておりましたが『この業界を胡散臭い!どこかでリセットボタンを押せないか』と言ってきました。
http://ganbass.info/message.html
完全ではありませんがリセットボタンを押せる準備段階までは持ってこれたかな?
とも思ってます。
そもそも昔から言っておりますがこの業界何故だか『コーティング剤』と『研磨である磨き』が先に出てきます。
確かにこの二つは重要であり必要な存在でありますが新車と言う概念から言えば『将来的に磨かなくて済むように車を購入した事をきっかけに、当店でコーティングしたことをきっかけに当店と一緒に塗装の触り方を勉強しましょうね☆』
これが何より重要になりますし常に主張していることです。
また研磨のお話では近年言われている無駄に塗装を磨かない!そして熱をかけない研磨もそうですがそんなものは、例外を除きはるか昔から当たり前の事でありそんな事は今更主張することでもありません。
そもそも塗装保護=『コーティング&研磨』と言う直結な認識が正解ではない!
これも言い方を変えれば『コーティング&研磨』に行く付くプロセスどころか基本的な考えが間違っているのがこの業界でした。
研磨に強いメーカーなら研磨を前提とした表現方法や営業方法をする!
コーティング剤に強いならコーティング剤を前提とした表現方法や営業方法をする!
ビジネスとして考えればこの表現は仕方ありません。
そして数年前からあまりに多いインターネットでのステマ問題。。。
※その他、楽○、ヤ○○クひどいですよね。。。
何が正しい情報なのかがエンドユーザー様に伝わらない。。。
こんな現代の中で一般の人からしたら一体どうしたらよいのでしょうか??
恐らく新車を買う人の99%はコーティングをする事で塗装が守れる、中古車を買う人の99%が研磨で磨きを入れれば綺麗になると思っていると思います。
ある側面では正解でありある側面では不正解な事実。言い方を変えれば半分正解で半分不正解とも言えます。
そもそもコーティングも研磨も『やる必要性を出さない事が最良』である!!!
病院で例えると凄くわかります!!!!
手術(研磨)をしないに越した事はない!!!
薬(コーティング剤)を使わないに越した事はない!!!
※コーティング剤も溶剤である若しくは溶剤に準ずることからコーティングを施工すると言う事はその施工方法の問題だけではなく性質的な問題で単純に塗るだけで100%プラスにはならず必ず塗装にダメージが入ります。いあくまでイメージですが生まれたての赤ちゃんや敏感肌の人に強いクリームを塗る事で肌荒れを起こしてしまう事と似ています。この事をメーカーがきちんと伝えていないからこそ『宣伝通りの結果にならない等の不満が更に加速することになるのです』
このように説明すると理解されやすいのにコーティングや研磨になると全て良い事だと勘違いされてしまう事実。。。
そもそも塗装と言う特性をきちんと理解出来たうえで塗装に触る事を前提にして初めて『コーティング剤や研磨』の意味がきちんと生きてくるのです。
※その為の講習でありその為の洗車マニュアル等でもあります。
この一年、国内外の様々なPROの作業を見させて頂きましたがクロス別の特性やクロスのたたみ方(使う時の)や動かし方や動かす方向、角度すらきちんと出来ていないし理解出来ていない事実。
研磨では流動性と保持の違いすら理解出来ていない。
それでも冒頭に言いましたが『見える環境』にガレージを整えた事で今まで自分がやってきた作業が如何に問題であったかを多少なりとも理解出来たかも知れませんが今度は逆に塗装状態が見えすぎて仕上げられない!何処でフィニッシュすればよいか分からないとの声が非常に多かった1年でした。
※だからか分かりませんがこの一年、樹脂ベースであるWINK等がかなり売れました。硬化系が塗れない塗装がある事をやっと理解出来たと沢山のご連絡を頂きました。
特にメーカーでも仕上がらないと投げてますがスクラッチシールド等の耐スリ塗料をダブルで磨く事に関する質問が非常に多かった!
見える環境で作業をする事でリョービ等の低パワーダブルですら初期研磨で入れた傷がダブルでは消せない等の声があまりに多かったです。
見える環境なら『何でそうなるか』を考えていかなくては何時までたっても技術は向上しませんし仕上がりません。
簡単な物理の世界です。
塗装と研磨剤の戦いで研磨剤が勝てれば傷が消える。
そこに過度なプレッシャーを入れて磨くと言う選択肢は流動研磨では例外を除きありえません。
逆にアルマイト等を研磨機&研磨剤で磨くなら保持研磨ですので逆になります。
当店ではアルマイト金属に毎回毎回、研磨機&研磨剤から入りません。
※研磨機では万が一が怖いので出来るだけ手磨きを推奨してます。
状態等によりますがペーパーで除去します。
※http://ganbass.net/?pid=85288565
ペーパーならかなり時間短縮でここまで綺麗になります!
※磨き目が出てますが照明消してしまえばほぼ問題が無いレベルですしこの後に金属研磨剤で磨けばピカピカです。
※一部硬い欧州車モールは多少大変です。
※アルマイトの場合、研磨する事で風合いが変わってしまう事が多いので当たり前ですがは目立たない箇所での確認が必要です。
※ペーパー販売ページの作業の流れを確認して下さい。
※http://ganbass.net/?pid=85288565
ちなみにこのモールはベンツCのモールですが研磨機等を使わずに僅か数分で仕上げてます。
※別にモールへのペーパーは珍しい事ではありませんが何故だかアルマイトモールのシミ除去が毎回研磨剤等が宣伝されているのであえて紹介しただけです。
2014年最後である今も言い切りますがコーティング剤も研磨技術も『皆様が思っているほど大した世界ではありません!!!!!!』
※ただ製品や特性を理解しないで使うと大変な事になります。
基本的に大げさすぎるんですよね。。。(汗)
私がこの業界にいる限り、エンドユーザー様に対して出来る限りよい情報をお伝え出来るようにしたいと思っておりますしそれが義務だとも思ってます。
また、2014年はコーティング剤の新しい技術をかなり模索しました。
多くの大手メーカー研究者様等と沢山お話をしましたし実際に一緒になって検証等もしましたが数字と科学的理屈で言えば夢のような性能であるにも関わらず、車の塗装と言う『美観を求めなくてはならない』存在に塗れる膜厚、同時に塗れたとしても当たり前ですが超超超ハイレベルなレベリングがなければ逆にマイナスになると言う結果にもなりました。
コーティングは難しい。
本当に難しい。
これが家の外壁や屋根、金属になるなら全て問題が解決なのに超ハイレベルで美観を求めなくてはならない自動車の塗装になると飛躍的に難しくなる。。。
だけどある側面を無視すれば凄い製品と言える!
しかしここまで拘っている当店だから仮に無視しても問題がないレベルだとしても無視して発言出来ない!
それに比べるとあえて簡単と言いますが研磨分野に偏る業界となってしまいがちになってしまいます。
※一般大手メーカーは逆にコーティング剤に偏ってしまいます。
そして巡り巡って結局はメンテナンスが如何に重要か思い知らされる。
※REBOOTの重要性は先5年は変わらないと思います。
http://ganbass.net/?mode=cate&cbid=1581214&csid=0
ですが既にこの理屈は10年以上前から確立されている訳であり、嫌な事を言えばそれだけ進歩が無かった業界とも言えるかもしれません。。。
※メディア力があるメーカーがそれに触れなかった事が主な原因だと思いますが。
しかし日本は海外に比べればまだまだマシです。
今年は海外で様々なカーディテイルと見てきましたが研磨剤と樹脂ベースの違いも分からない。
そもそも概念が違いすぎてお話にならないと感じた事があまりに多かったです。
基本、ポリッシュ!ポリッシュ!とクロスに研磨剤で手磨きでゴシゴシゴシゴシ。。。
見える環境もへったくれもありません。。。
そしてそんな年末、出張で移動中等にテレビをふと見ると。。。
年越しは綺麗な車でとのキャッチコピーで水無しで楽々コーティングの宣伝。。。
私がどれだけ声を大にして塗装への触り方やコーティング剤について等を発言してもメディア力があるメーカーが年末の特番で宣伝されてしまえばまた勘違いが生まれると。。。複雑な気持ちになります。
私としては凄く悩んだ一年でしたがそれでも確実に日本に大切な事が浸透してきた実感を感じてます。
※本当に有難う御座います。
また、一言にPROと言っても数種類のPROがいます。
病院にも町医者、総合病院、大学病院、はたまた研究機関の区分けがあるようにコーティン分野も実は細かく分かれてます。
勘違いをしてほしくないのはエンドユーザー様のニーズに合ったお店選びがベストと言うことです。
例えば当店です。当然PRO育成をしておりコーティング等を販売しておりますメーカーでもあります事から当店では妥協無し作業で日本一の作業と謳ってますおります事から値段はそこまで安くありませんし常に半年先まで予約が埋まっている状態です。
※姉妹店は除きます。
本当に塗装と真剣に向き合いたいと思うユーザー様であれば当店がベストマッチかもしれませんが『そこまで気にしない!車を買ったからとりあえずコーティングしときたい』と思うユーザー様にはコストと待ち時間を考えると当店が合うとは思えない等の選択もあるかもしれません。
だったらそんな人は他のコーティング店に行けばよいのか?
と言われそうですが違います!
仮にとりあえず新車を買ったから買ったときぐらいコーティングをしたいとおもうのならそれこそ当店販売の洗車のマニュアルとケミカルとコーティング剤を買って自分でやるだけでPROに依頼するより確実に塗装保護が出来ます。
※メンテナンスすら自分で出来ないと言うのならPROに毎回お金を出してやってもらうしかありませんが。
実際に今年一年、出来れば当店でコーティングをしたいけど住んでいる場所が遠かったり予約を待てない等の理由から当店製品を購入して自分でコーティングを行う人が尋常ではないほど多かったです。
もちろん、私もメールや電話になりますが出来るだけフォローをします。
面白いですよね(笑)
PROにお願いするより自分でコーティングしたほうが綺麗になるなんて!
だけどこの事実に気が付いてくれたユーザー様が今年一年で沢山出てきてくれた事がこれだけ自信を持ってブログを書ける一つの理由でもあります。
ですが塗装の美観とは人それぞれですし塗装状態もまちまちです。
最終的な判断はユーザー様が選ぶことですがまずそこまでお金をかける必要があるのか?
自分で洗車等出来る庭や近所に洗車場があればあるレベルまでは簡単に作業が出来ます。
※1月にコードレス研磨機で202ブラックを磨くブログをアップします☆
コーティングの事を考えたのなら是非一度当店にご相談下さい☆
毎回パンクレベルでメールの返信に時間がかかってしまいますが可能な限りで日本で一番有益な情報をお届け出来る様に最大限努力させて頂きます!!!!
また、PROには様々な種類があると言いましたが私からすれば100か0しかありません。
私としては2015年、一般ユーザー様が如何に自分にあったお店選びが出来るか等も今年以上にきちんと説明出来るようにしようとも思ってます。
余談ですが今年は日本では北は北海道、南は沖縄そして海外からも多くの問い合わせがありました。
とにかくあまりに多いメールで常に炎上しておりましたがその多くはコーティングやメンテナンスに関してですが同じぐらい多かったのが他店で施工した車両へのセカンドオピニオンでした。
特にこの他店で施工したセカンドオピニオンのご相談。。。
ほぼ全ての県、(沖縄も含む)から問い合わせがありました。。。
これは何を意味するか???
一般のエンドユーザー様が自分の車両のコーティングに関して疑問や不安、そして不満を抱えているからです。
私は他の施工店を庇うわけではありませんが余程ひどい作業等をされた訳ではない限り、必ず言っている事があります。
『コーティング剤はそんなものですよ。恐らく過度な期待と施工店の説明不足だと思います』と。
※明らかにセレクトミスであった場合等は除く。
ずっと言ってますが既に時代はインハウスです。
PROにお願いをするにしても最低限の知識が無いと泣きを見る事になってしまいますのでそれも含めてインハウスが可能な最低限で最上級の知識を知ってさえいれば糸口は簡単であったりもします。
その糸口に成ることが出来れば!店舗のお客様や当店ネットショップ等に問い合わせ頂きましたお客様であればお分かりかと思いますしベタな言葉になってしまいますが一緒になって悩んでそして解決出来るお店でありたいと常に思ってます。
さて。。。今の時間は2014年12月31日午後23:53です。
今年は出張や講習が多く現場にいる時間が例年の半分以下だったからかもしれませんが年越しを研磨しながら超えられる事が凄く嬉しいし幸せです☆
まだまだ語りたい事がありますが日の出までに仕上げなくてはなりませんのでそろそろ作業に戻りたいと思います☆
繰り返しになりますが2014年当店をご利用頂いたお客様!
そして文才が無く理解されにくい私のブログを読んでくれたユーザー様!
本当に有難う御座いました☆
2015年も何卒宜しくお願い申し上げます☆
(お知らせ)
(1)正月中に再度ブログを書く予定です。
(2)2015年より実店舗の料金やプラン内容を全面的に改定致しますので合わせてお知らせします。
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こちらのブランドはケミカルやコーティング剤ではなく、その他資材を当店の勝手な好みで作って
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