スケール除去剤,イオンデポジット除去剤!塗装保護で最重要ケミカル!/カーコーティング専門店GANBASS

※速攻で書いた記事ですので誤字脱字、文脈が滅茶苦茶ですご了承下さい。(汗)
※記載するのを忘れてしまった内容がありますので後日再度編集します。



遅くなってしまいましたが皆さんあけましておめでとう御座います!!


まず、昨年2013年最後の仕事は奇跡的に同じレクサスIS!



赤はレッドマイカですが白がソニックチタニウムで白ではありませんでしたが赤白に見え縁起が良いかなと思い並べて写メってみました☆


それでは本題の前に。。。申し訳ありません。。。


口約通りにならず、お正月中にブログ更新が出来ませんでした(汗)


毎日、かなりのアクセス数がある事は知っているので早くブログを更新しなくてはとの
焦りもあったのですが現場第一&様々な動きが重なりどうしても後手後手になってました(汗)


本当は書きたい事が鬼のようにたまっている状態ですが、その中でもTOPクラスで書きたくて仕方なかった事を新年1発目に書こうと思います。




さて、今回の本題である、塗装保護で一番重要な存在は何か?


言い方を変えれば、世の中にゴマンと存在するカーコーティング剤、そしてケミカルのどれだけは必ず持っていないとならないか?



世の中に存在するほとんど?(若干大げさですが(汗))のコーティング剤とケミカルを使ってきた結果をお伝えしたいと思います。


既にタイトルで記載をしてしまっておりますし当店ではメンテナンスに勝るものはないと言っており、既に今回のように態々ブログで取り上げなくても。。。との思いもありましたが、日本はおろか、世界的に見てもまだまだ塗装保護はコーティングによってもたらされるとの勘違い傾向が強い為、一度簡単ですがご説明をさせて頂ければと思い今回のブログとなります。
※ケースによって、考え方、主観によってこの回答は変わる場合もありますが専門家としての意見です。




さて、いきなり回答になってしまいますが、塗装保護と美観を考える上で、何より必要であり、大事なのは、残念な事にコーティング剤ではありません。


業界があまりにコーティング剤を主張するのでくどいですが、再度言います。


塗装保護と美観を考える上で何より必要であり必須なものはコーティング剤ではありません。
※そもそもコーティング剤もメンテナンス剤も塗装保護と言う最終目的地までの歯車ですのでどっちが上下は基本的に言えば論じる事に意味はありません。しかし世間があまりにコーティング剤コーティング剤と言うのであえて上下で表現してます。



残念な事にコーティング単体で塗装の保護と美観の維持を行う事は出来ません。



これに伴い、当店のブログのヘビーユーザー様ならご理解頂けていると思いますが、コーティング剤も塗装保護や美観には無くてはならない存在でありますがあくまで一つの歯車と選択肢でしかなく、決してメインにはならないと言うことです。
※当店が毎回口を酸っぱくして行っている『メンテナンス>コーティング』の法則です☆
※塗装保護とはメンテナンスとコーティングの複合的な要素が重なり合い生まれるものです。
※考え方、コストの問題を考えるとコーティング剤をその塗装保護の歯車に入れないと言う選択肢すら出て来ます。




当店の考えるコーティング剤とは、如何にメンテナンスをしやすくしてくれるかであり、当店の考えとして、コーティング膜を維持する為のメンテナンスと言う回答よりも、メンテナンスをしやすくする為のコーティング膜=塗装保護との考えがあります。




結果、同じ様に聞こえるかもしれませんが、全ては塗装に依存する=塗装を中心と考えた場合、コーティング膜を守ると言う言葉はむしろ一番最後になるのが基本であり、塗装を守る為に必要不可欠なメンテナンスのし易さを求める事が一番良い結果となっている紛れもない事実があります。




ではここで塗装保護に一番大事なシリカスケール除去に関してお話を致しますが皆さんはシリカスケール除去剤と言う言葉になじみはありますでしょか?




恐らく、この近年、様々なシリカスケール除去剤が各社より販売されていると思いますが、メーカーによってはイオンデポジット除去剤やスケール除去剤とも言いますがこのシリカスケール(イオンデポジット)とは何なのでしょうか?



先ずはイメージしやすい事で言えば、お風呂場の窓ガラスにある白い結晶!


ポットの下に溜まる結晶!


ガラスのコップについている輪染み!


その他、様々な個所にある白っぽい跡をスケールと言います。


科学的に言いますと水分が蒸発した際に残る金属イオンの事をシリカスケールと言ったり、イオンデポジットと言ったりします。



そしてこのスケールと言う存在(成分)は人には良い影響をもたらしてくれますが、自動車の塗装と言う事になってきますと悪影響をもたらしてしまいます。
※純粋なる単体では影響はさほどありません。


どの様に悪影響を及ぼすかを簡単に説明しますとシリカスケールとは水分が乾燥した事で塗装に付着します。


そして一度塗装に付着してしまうと、簡単に取る事が出来ず、更に外的要因や水分が加わる事汚れ等、他のものを巻き込み、強固に、大きくなってきます。



そして塗装にシリカスケールが出来る事で、塗装に引っかかりができる様になりスケールの成分だけではなく、汚れまで引っかかり、塗装に蓄積されていきます。


何より、引っかかりが出来ると言う事は、塗装が劣化する最大の原因とも言える【水分】が塗装に滞留しやすくなることになります。


何故、水分が塗装に滞留することで塗装に悪影響になるかと言いますと、基本的に塗装へのダメージは全て水分を起因として発生します。



水分と塗装面、空気中にある塗装酸化物質が混ざる事で塗装が酸性、アルカリ性に転化し塗装にダメージを与えます。




シリカスケールが塗装に乗っているという事は上記でも説明致しましたが塗装への水残りしやすくなるので滞留している水分個所の酸性やアルカリへの転化効率が上がり他の個所よりも塗装を侵しダメージを与える事になります。
※水分に関しては後ほどご説明します。



ではこのシリカスケール被害ですが塗装へどの様な被害を出すのでしょうか?
※スケール単体での悪影響ではなく必ず線で繋がるダメージの説明です。




代表的な事例で言えば塗装陥没や塗装内部への侵食痕が起こります。





その他、目視で確認は出来ないレベルでの塗装が溶ける、荒くなるとも言える現状が起こります。
※厳密に言えば結果が逆になる場合もあります。意味不明かもしれませんがこの詳細は講習内容です。



そして上記のような塗装陥没の場合、かなりハイリスクな研磨作業を行わない事には除去が難しい事から、塗装保護や美観を考える上で、如何に塗装を陥没させないか、言い方を変えれば、リカバリー出来る範囲のダメージで留めるかが塗装保護と美観維持には必要不可欠になります。
※浸透してしまった染みレベルであれば状況によりますが上記研ぎではなく磨きで対応できる事が多いかと思います。




ではこのシリカスケール被害をどの様に対処すれば良いのでしょうか?




まず、これは毎回毎回言っておりますが、コーティングでは満足に守る事はできません。と言いますか現時点の科学技術では不可能に近いです。


そもそも、僅か100μ前後と言う存在で鉄板を過酷な野外と言う環境下で守り続けているとても強い塗装が陥没するぐらいですので僅か1μにも満たないコーティング剤ごときがスケールから塗装を満足に守る事などできる筈もありません。



それでも短いスパンで正しいメンテナンスを行った上でのメンテナンス&コーティングではスケールを起因とする被害が起こる前に対処出来る場合もありますが、基本的な考えとしてコーティングを施工したからスケールが付かない、又はスケール被害から塗装を守れるとはまかり間違っても言えません。




と言いますが絶対に出来ません!!


仮にスケールを付けないコーティング剤が出来上がるならノーベル賞ものであり、車からワイパーを無くす事に等しい程の快挙になります。





どんなコーティング剤を施工しても確実に防ぐ事が出来ないスケールであり被害は全て水分を起因します。



ここで、どんなコーティングをしてもスケール被害を防げないと言った理由に関して、事細かに事例を出して説明をしてしまうとエンドレスでキリが無い事から、言葉で言いますが、世の中に存在するどんなコーティング剤を施工してもスケールから逃れる事は出来ません。




私自身、多少大げさに言いますが世に出回るほとんどのコーティング剤を使用してきましたがスケールが付かないコーティング剤、スケールから完璧に守れるコーティング剤を見たことも経験した事もありませんし、これはコーティング剤云々の問題云々ではなく、水分と言う存在に触れる以上、スケールと言う存在から逃れる事は絶対に出来ません。




ここで言う水分で最初に思いつく事は雨かと思いますが、雨だけではなく、霧、霜、露は勿論の事、洗車の水ですら【水分】となります。


簡単に言えば、湿度0%の室内から外に出さないのであればスケールと言う被害を受ける事はありませんが、99%自動車とは雨風さらされる野外を走行するものですし、ガレージ内だとしても必ず湿度や気温の変化が発生します。


しつこいかもしれませんが、影のように永遠に付きまとい、塗装にとって80%悪さをする存在である(水分)と言う存在!!
※100%と言わない理由があるのですが講習者専用情報となります。




ここで良くある質問に関して私なりの解釈を言ってみたいと思います。


その質問とは、親水系のコーティング剤ならスケールが目立たないのではないか?


親水系なら、親水系ならスケールによる塗装陥没が起きないのではないか?



めちゃくちゃ多い質問でもあります。



まず、皆さんはコーティング業界で言われる親水系と言う存在をどの様に解釈しておりますでしょうか?


まず言葉の表記としてコーティング業界では一般的には接触角が40゚以下で親水といわれており、全く撥水をしないわけではありません。


シャワー等で大量の水をかけることで親水にはなりますが、霧吹き等で雨を再現してみた場合、親水にはなりません。


この親水のメカニズムはネットや書籍で簡単に調べる事が出来ますので割愛しますが、常にフレッシュな表面を維持しなくてはまともに親水を維持出来ない事から、野外と言う様々な物質が浮遊している中では僅か1日程度で親水ではなくなる事もあります。


そんな親水系のコーティング剤ですが、当店ではまず使う事がありません。

理由としては実験をしてご説明をしても良いのですが簡単に言えば親水を維持する事が難しい事が挙げられます。
光触媒等は別のお話ですが塗装は有機質ですので塗装とものを分解してしまう恐れがある事、同時に無機バインダーがまだまだ確立されていない問題などありますのでその辺りのお話は端折ります。


同時に常に水が流れるような環境、常に大量の水が流れるような環境では親水の恩恵を感じることは多いと思いますがそんな大量の雨が降らない事から、親水状態の面に雨や付着物が一度でも付くとそこが引っかかりとなり親水ではなくなってしまいます。




※トイレ等の便器では親水処理をしておりますが車はトイレと違い常に水が流れるものではありませんしトイレの水のような雨が降ることはまずありえませんし、光触媒を塗装に行う場合のデメリット(有機質の分解等)を踏まえると塗装に行う事がリスクになる等あります。このあたりの情報は上記同様に図書館などで簡単に調べる事が出来ますので興味のある方は自身で調べてみて下さい☆




その他、これも実際に使い分けて頂ければ分かるのですが親水コーティング剤の場合、通常の雨のような水分の場合、水引きが撥水コーティング剤より悪く、長く塗装に滞留していることになります。



これは雨の中、走行しても水滴がなかなか飛んでいかないレベルであり、通常の雨の場合、親水性が良くない方向性をしめしております。



まず当店が、親水性が微妙と判断する大きな理由として上記が掲げられます。


そして仮に大雨が毎回降ったりしている場合でも、水が僅かでも塗装に滞留することから逃れられない為、親水性でも一度コーティング面に水分が付着する事で、スケールが出来、その結果、親水状態が撥水状態に変わってきてしまいます。
※分かりやすいように滑水性等の言葉は使わず親水か撥水だけで表現してます。



これはお風呂場の鏡でも同じ事が言えますが、新品の最初の頃は、お風呂場の鏡は親水性だったと思います。


しかし、シャンプーや汚れ、水分が鏡に滞留する事でスケールが発生し、徐々に撥水しているようになってきます。
※当店が親水系のコーティング剤を施工しても僅か数日、頑張っても一ヶ月程度しか実感出来ないと行っている所以です。(野外保管)
※純粋な水でなくては恩恵を感じられないとも言え、様々な物質が浮遊している野外ではまず難しい問題です。


基本的にスケールと言う存在は、どんな性質のコーティング剤を使用したとしても水分とい言う存在がある時点で逃れる事が出来ない事になります。




簡単に言えばコーティング剤では満足にスケール被害から塗装を守れないなら素直にコーティング剤では出来ない事をケミカルに頼れば良いだけなのです。
※ここが非常にポイントです!無理にコーティング剤に頼る必要はなく、コーティングで出来ない事は素直に認めてケミカルで対応すればよいだけ!だけどどんなケミカルを使えばよいか分からないし沢山あるので迷う!そのな人の為に当店のネットショップがあります!





そのスケール除去剤が当店販売のREBOOT(http://ganbass.net/?pid=61417591)であり、凄くシンプルに言ってしまえば、REBOOTがあるのなら親水系コーティング剤でも、撥水系コーティング剤でも、大差は無い事になります。



因みに親水性の唯一言えるメリット?を言えば水分の凝縮密度が薄くなると言うメリットはあるかと思います。



コーティング剤の種類によっては大きく変わる場合もありますが、基本的に人間の目で判断出来る範囲の事で言えば!



何より僅か100μ前後で鉛筆の芯程度の存在である塗装と言う存在に対して劇的に変わるコーティング剤等存在せず、どうしてもコーティング剤を強く主張する事が出来ません。


コーティングだけで完璧に塗装を守れれば何よりだとは思います。



当店としてもコーティング剤は常に研究をし、珍しい原体を仕入れ現在でも実験を行っております。


そんな中で傷の入りにくいコーティング剤を今月末にテスト的にラインアップする予定ですが、そこまで強く推す事に恐怖もあります。
※様々な塗装面、様々な環境がある事から。
※恐らく最初はテスト販売をで様子をみると思います。


コーティング剤で出来ない事は素直に認め、ケミカルで分解をする。


コーティングを強く押しているメーカーでは言えない発言ではあるかと思いますが、年間に膨大な数の車両を磨き、コーティングをしている当店の紛れも無い事実と回答でもあるのです。


それでもスケールを除去するケミカルは酸性である事から、まったくもって安心、安全とは言い切れない側面もあります。


既に高レベルのPRO業者の中で酸性ケミカルでスケールの除去を行う事が当たり前になってきておりますが、最低限のルールと知識がないと大変な事になる場合もあるかと思います。




当たり前ですが無垢な金属に酸性ケミカルはNGです。
※たまに小耳に挟むことなのですが、酸性ケミカルで国産車で取り返しのつかない事になった事がないと言うお話がありますが。。。
アルマイトもNGです。
アルマイト以外の表面処理では問題が無い事が多いですが、マツダのモールは反応する事がありますので基本、金属面は出来るだけ目立たない箇所で確かめてからお使い下さい。


※画像はアウディQ3のモールです。酸性ケミカルが付かないようにします!


こんなマスキング(http://ganbass.net/?pid=61435225)を行う事がめんどくさい気持ちも分かりますが、酸性ケミカルが無い事には塗装保護が始まらない事からなるべく金属箇所にはマスキングをして下さい!
※因みにアルマイトモールや無垢の金属がある車両の場合、酸性タイプのシャンプーもお気をつけ下さい。



その他、当店REBOOTはこんな箇所にも!



研磨剤や脱脂剤を安易に使うと白くなってしまうピラーですが画像では一見何も見えません。

しかしREBOOTを塗布すると。。。


白く浮かび上がります。

ゴムモール箇所も。。。

浮かび上がります!


※画像はフリードです。



繊細なメッキ箇所も!

※画像はクライスラー300Cです。

綺麗になりました☆


塗装は勿論のこと、自動車に使われている素材は繊細なものばかりです。


擦らずケミカルで分解することで優しく除去出来ます☆




その他、話が戻りますが酸性ケミカルは基本的に窓ガラスに使うことはNGです。
※本当は使えると言うか使い方次第では使えるのですが当店ではネットショップ含めて使えませんとの案内をしております。しかし講習プランでは窓ガラスに使う場合の方法をご説明しておりますが講習者以外は絶対に窓ガラス(サイドミラー含む)に酸性ケミカルを使わないで下さい。



その他、マニアックな事で言えば、近年流行りだしているアルミフレークを入れて美しさを出す塗料技術があります。


例で言えばレクサスのISのオリジナルカラーでもあるソニックチタニウムです。


このソニックチタニウムレクサスIS専用のカラーでもあり、如何にチタンをイメージ出来るか?ISのボディを美しく見せるか考えられた塗装です。


表面のアルミフレーク層は元は12μですが焼付け工程で伸縮した結果、アルミフレークを平らにした塗装ですが僅か3μしかなく、新車時に無駄な磨き、その他、下手に磨いてしまう事で仮にアルミフレーク面が表面に出てきてしまった場合、ケミカルと反応する事もゼロではない可能性があります。
※当店が新車を出来るだけ磨かないほうが良いと言っていることにも関係します。過去ブログをご確認下さい。


酸性ケミカルと言う存在は私たちカーディテイラーには無くてはならない存在でもありますが、塗装の進化と必ずしも合致するとは限りません。



常に塗装が出来てから追いかけるカーディテイル業界。


千差万別の塗装面がある事から、確実なる定義をする事が非常に難しい業界でもあります。


同時に、現場だけではなく、野外での作業(DIY)ユーザーの声も非常に参考になります。



この業界、必ずと言って良いほど言える事があります。


この業界、まずほとんどが個人経営の業界でもあり法人であっても少数であり、同時に塗装を見る基準が低い傾向にあります。


そんな業界で一つの製品を実験するのにいったい何台の塗装に触れてきたのか??


同じカラーでもそれは新車肌なのか?

中古車なのか?

新車肌でも洗車の回数は?

ケミカルの使用履歴は?

保管状況は?

中古車ならどんなコンパウンドで磨いたか?

どんなバフで磨いたか?

ウレタンならどんな密度のウレタン?

ウールならロング?ショート?

毛の密度は?

どんな研磨機でどんな回転数でそんな加圧でどんな動かし方?

ポリッシャーのパッドはノーマル?カスタム?

海外研磨機なら昇圧有り?無し?

バフの洗浄タイミングは?

バフの痛み具合は?

コンパウンドが切れてから何で塗装を拭いたか?洗ったか?

使用している水は?軟水か?水道水か?純水か?


まだまだ無限なるパターンがあります。


如何に当店にようにグループ店も含め通常では考えられないような台数に携わっていっとしても、そして当店協力企業の力で一般DIYユーザー(数万人)へのアンケートを行っても全くもってデータが足りません。


科学式だけで立証出来ない側面が余りに多い事から、どうしても説明したくても出来ない部分があるからこそ、実際目で見て確認してもらう意味も含めて当店では新車講習プランがあったりします。



まだまだ無限の可能性があり、当分ありえないお話ですがメンテナンスが塗装保護を行う上でNO1と言い切っていられるのも今だけかもしれません。



その他、上記でフリードを出しましたのでついでに言いますと新車納車時に張られている塗装のフィルムですが、このフィルム。。。ディーラー店員が剥がす事が多いのですが、かなり下手糞。。。


野外だと見えにくいのですが当店ガレージ内ですと。。。



そしてこの糊が日光等で解けていくことで染みになる事もあります。


解けてくるとこんな感じになります。。。

拡大して見ると。。。




そしてこのフィルム残りを除去するのには通常シリコンオフ等で擦る事をしているのがディーラーなどですが当店ではシリコンオフ基本使いません。



PM−LIGHT(http://ganbass.net/?pid=61436159)でフィルムを軟化させてから優しく拭き取って除去します。
※PM−LIGHTはノーコンパウンド、同時に粒子も細かい事から本当に万能なメンテナンスクリーナーです。




日々進化する塗装。



日々進化するコーティング&ケミカル


そして千差万別の塗装状態と千差万別の個人の主観。


何が一番正しいのか?



永遠のテーマです。
※だからこそ当店では日々色々と実験検証を繰り返し、時には無料、時には信じられないぐらい安価な金額で仕事を請け、データ採取に余念が無いのです。


本来ならメーカーがその塗装に応じた最適な塗装保護を考えてくれれば。。。?



これが理想なのかもしれませんが、そもそもメーカーは現在の塗装だけで十分との考えでもあります。
※考え方の方向性が環境問題、コスト、意匠性に寄っている。



それでも塗装そのものの材質や工法(技術)に拘るだけではなく、根本的な部分に気を使っているメーカーもあります。



この事は私としては非常に嬉しいことです。



因みにそのメーカーとはマツダです。


マツダは匠塗りで有名ではありますが、匠塗りの技法だけではなく、製造ラインでも塗装品質を維持する為の努力をしてます。


それはラインで働く人間のエプロン等を全て変え、塗装にダメージの入らない素材に変えたことです。



この事!!!!


凄く重要です!!!


再度いいます。


マツダは製造ラインで働くスタッフが着用するエプロンやポーチ等の素材を塗装に傷が入りにくい素材に変えました!!!


言い方を変えれば通常の衣類等、通常の塗装への触り方では簡単に塗装にダメージが入り、品質が下がると言っているようなものです。




ここでも当店が常に主張している塗装がいかに繊細か!


摩擦と言う事で如何に簡単に傷が入るか!


遠まわしですが指でなぞるだけで塗装とは傷が入る凄く繊細な存在であるからこそ、如何に全ての作業を行うにあたり塗装に負担を掛けないかと言う当店の主張をマツダと言うメーカーも感じるだけではなく実際に行動(採用)した事が凄く嬉しくもあります。



当店のスクラッチレスクロス(http://ganbass.net/?pid=61356109)の重要性が如何に高いか!!


当店のスクラッチレスクロスが何でタクシー業界で売れているか。


毎日洗車を行い常に綺麗を保たなくてはならないタクシーと言う仕事。



当店がスクラッチレスクロスを卸しているタクシー会社代表の方も言っておられました。

『毎日洗車をする事で汚れは綺麗になるけど洗車をすればするだけ塗装の艶が無くなっていく。毎日毎日塗装を何かしらのもので擦る事で通常では考えられない速さで塗装が劣化していくんです。艶出し剤やコーティングは確かに一時的な艶出しの効果はありますけどコーティング剤ってミクロンの世界の話でしょ?毎日毎日洗車していたら一ヵ月後には何も残っていないよ。。。景気の良い時は定期的に業者に何十万も出してコーティングをお願いしてきたけど流石にそんなに早く落ちてしまうと感じてしまうレベルなら態々高いお金を出して業者でコーティングをしてもらう必要性が感じなくなってしまったよ。だから私からしたらケミカルやコーティング剤よりも日々の洗車で使うクロスが何より重要だっておもった。』



からしたら凄く良く理解出来るし『コーティングをしないと〜』等の宣伝文句があふれ返っている現実の中である意味、頂点と言うタクシー^業界で認められた事が凄く嬉しいことでもあります。



これも上記でマツダを出したのでマツダで例えるがマツダの数あるコンセプトの中にある意味、ある側面で私と同じ考えの言葉がある。


『匠の技と呼ばれるが現在の自動車業界において、経験とカンを頼りに神業的な仕事をするような匠はありえない。誰がやってもうまく造れるように工夫をこらし、設備、と原材料をやりくりし、短期間のうちに設計どおりの品物を同じペースと同じクヲリティで仕上げる集団こそが匠である。個ではなく集団である。』


私としてはコーティング業界と自動車造りではベースが違うが基本的にこの考えは凄く共感出来る。



毎回毎回、私はこのブログで言っていること。


『情報化社会、進化する塗装、意匠性』



上記キーワードを絡めて考えた場合と実際の現場、そして様々なお客様との対応の中で結論付けたある意味での結論。


高額なお金を出してまで業者でコーティングを行ってもらう意味が何処まであるのか?


勿論、考え方、主観的な事もありますし、何より私はコーティング屋ですのでこの言葉、ある意味で自分さえも否定してます。


私は、毎回毎回全力で考えられる中で最善を尽くして作業を行います。



勿論、その僅かな世界を理解してくれてその僅かな世界、否、私と言う人間を認めてくれてお付き合い頂けるお客様も沢山いらっしゃますしご予約半年待ちなほど沢山のお客様が当店を利用して下さってます。




それでも万人と言う人に。


少しでも多くの人にコーティング(磨き)を理解して頂くには、今までのコーティング業界ではあまりに偏りすぎている若しくは独りよがりの自己満足の世界でしかありませんでした。
※現在進行形でもあると思います。



そんな中、昨年から当店で色々と検証しております豪雪地方のDIYユーザーや業者の声。。。

『どんなに鏡面にしてもどんなコーティングをしても一冬過ぎれば傷だらけだからコーティングや磨きにあまり意味を見出せない。多少効果があっても何万も掛ける気にはならないよ。。。』


衝撃的な言葉でした。


そしてリアルな声でもある。


そして現在、開発中の当店ケミカルである『BPシリーズ』


何でBPなのか?


この製品は、当店から遠く離れた愛媛県に住んでおられますとある一般DIYユーザー様とある意味で共同開発した商品です。


『BP』



ビギナー(B)とPRO(P)で共同開発!


正直、PROによる開発って言葉。。。


私はあまり好きではありませんと言うかある意味で当てになりません。。。


私たちPROが行う仕事のほぼ100%は一般ユーザー様の車両であり、同時に私たちPROは施工している最中は常に塗装を見ていますが納車後はお客様とは違い毎日車両を見るわけではありません。


この事に凄く矛盾を感じます。


PRO規準???


ガレージ内の整った環境でその場だけの?科学式だけの結果と年間数百台程度の経験とカン??
※因みに解体屋さんで毎日尋常ではない数を磨いている職人はある意味で別であり、ある意味で神でもあります(笑)



仮に上記をPRO規準とした場合、私は。。。(苦笑)



下手なPROより遥かに一般DIYユーザー様のほうがご自信の塗装について知っている(見ている)。


私たちPROをお医者さんと例えた場合、一般DIYユーザー様が被検体となる。


結果を教えるのはあくまでその時のデータと感覚だけであり、日々の管理、感覚は全て一般DIYユーザー様が規準になりそれを元にPROがプラスアルファを加えて良い方向に改善するお手伝いをする。


これって至極普通のことであり、何故かコーティング業界ではPROPROと言いたがる。。。
※私も含め(苦笑)



そもそも国家資格も何も無く、名乗ればPROであり、整っていない環境下で如何に台数をこなそうしても、自分が使っているケミカルやコーティング剤の特性もろくに分からずに台数だけこなした事がPROと言うのであればそれほど怖い事はありません。


理由?


それは経験則によるいい意味での規準ではなく、個人の勝手な判断の規準が出来てしまうからです。



例えば私たちPROは研磨機の僅かな振動だけでも塗装がクラックしてしまうのはどんなに注意していても時として起こりうると言う感覚はあるけど何も知らないお客様からしたら磨くイコールで塗装が綺麗になると思っていると思います。


勿論、当店では全てのお客様に様々なリスクを説明してから作業を行いますがこのPROであるからこその『そんなもんですよ!これが普通です!』





私が客だったら恐怖です。。。


台数を重ねた。長年の実績。


正直その職人の人柄で決まる事ですがあくまで客商売であるのだから全ての規準はお客様です。


私たちはそのお客様とコミュニケーションを取り、何とか噛み砕いてご説明をする。


凄く当たり前の事ですがこんな事に対するお話も小耳にはさみます。


勿論、PROとしての経験則を商品等に取り入れることはどの分野でも当たり前の事でありますが、この様な観点で考えると、上記で言っていた『個ではなく、集団だ』と言う言葉が逆になると思います。


まとめてしまえば答えを定義することが難しく、常に多角面、複合的な考えを常に何処かにおいて置かなくてはなりません。


そんな中でこのBPシリーズを作るにあたり、ご協力頂きましたDIYユーザー様との会話の中で言われたこと。



『人によるかもしれませんが私たちDIYはガレージもなければ整った環境ではないんです。野外の炎天下で作業を行うことで考えられないような化学反応をしてしまう事もある。そしてお金にゆとりがあれば良いけど仮に10万出して10の満足なら1万円で7の満足を得られれば良いと思う気持ちを持っている人も沢山いると思います。』


凄く衝撃的であると同時に、この言葉である意味の決意に似た感覚を覚えました。



だったら1万円で10の満足になるような製品が出来れば。


環境に成るべく左右されることなく、PROと変わらないレベルで出来る製品が作れないか。


現在も様々な検証をしてます。


同時に既に当店で販売をしている各種ケミカル。


時代はインハウス。


繰り返しますが『情報化社会、進化する塗装、意匠性』と言うキーワードが出ている現在。



自動車業界に乗って言えばエコの時代。



如何に低価格で如何に塗装保護が出来るか。



前回のブログでも言いましたが既に時代はメンテナンスだけではなく、メンテナンスの質さえ問われる時代になってます。



当たり前にような対処。


当たり前のような従来のイメージでは取り返しの付かなくなる事が非常に多い。



これも上記でマツダを出したのでまたマツダを出しますが匠塗りでおなじみのソウルレッド。




凄く素敵なカラーです。


中塗りウエットの状態から反射率の高いアルミ辺を第一ベース。第一ベースがウエットの状態で第二ベースを顔料濃度を調整し可視光線を透過させる膜にすることで鮮やかさを高めます。



しかし、この匠塗りであるソウルレッド。。。

アテンザセダン


アテンザステーション

※CX5





仮にぶつけてしまい、再塗装をする事になると大変な事になります。


まず、まだまだ全国的に見てもソウルレッドを塗った事がない板金塗装屋が多く、同時に上記説明のように特殊なカラーですので1パネルだけの塗装では色が合わない。。。


仮に助手席側ドアを塗る場合、助手席側面を全て塗らなくてはならないと言った事がおきます。


当然、この事でによって多大なるデメリットが生まれます。


(1)傷が入っていないパネルも塗りなおさなくてはならない為、新車肌(ホーロー層)が無くなる箇所が多くなる。
※ホーロー層に関してはこの記事を→



(2)塗りなおさなくてはならない箇所が増える為塗装料金が高くなる。



既にソウルレッドのような特殊な高配向技術になることによって、万が一ぶつけてしまった場合、再塗装をしなくてはならなくなってしまった場合、町の板金塗装業者では対応出来るようなレベルではなくなってきていると思います。


更に高配向技術と言っても様々であり、同じトヨタでもクラウンのプレシャスブラックパールとレクサスISのソニックチタニウムでは同じように感じますがアルミフレークを別のものに変えるなど、同じではりません。




意匠。



凄く素敵な事かと思います。


しかし、これは裏返すと失敗は許されない。


塗装が一度痛んでしまった場合、リカバリーした時のクヲリティに問題が出てしまう。



私たちPROは今まで以上にミスは許されなくなり、今まで以上に磨きに頼る事が出来なくなる。同時に一般ユーザー様は今まで以上にPROだけに塗装保護を任せておけないようになってきたとも言えます。




そんな時代だからこそ、その時代に合わせたサービスを提供する。



高品質で低価格。


PRO規準ではなくDIY規準


自分でも出来る使いやすいケミカル。



コーティングと言う見えない世界だからこそ如何に作業だけではなくその他の場面で形を作る事が出来るか。



そして何より現実を見ること。



私の中で『プロテクロン新車保護システム、ケミカルの販売、新車1日講習コーティングプラン』



この3つが確立したことで、やっと気持ちの上でのベクトルが出来上がってきたと感じてます。




そろそろ、日本にRUPES(ルペス)、LHR12E LHR75E mini DUETTである新シリーズが入ることでまた磨きと言う部分もこの業界で活発になりそうな2014年ではありますが、当店の根本的な気持ちとしては研磨は最終手段。



当店でも研磨バフ等をラインアップしましたがそれでも研磨は最終手段。


言い方を変えれば手術は最終手段。


出来るなら投薬で治したい。


むしろ日々のメンテナンスで投薬で直るレベルで塗装を維持したい。



これがプロテクロン新車保護システムです。





本題であるスケール除去剤から離れてしまいましたが、スケール除去剤も使い方さえ間違わなければ間違いなく必ず!絶対的に!必要なケミカルです。



自分で可能な限り塗装を維持するユーザー様には無くてはならないケミカルです。



日々進化する塗装業界でもありますがコーティング業界も日々進化してます。




そして必ずしもデータ通りにならない事もあります。



昨年はとある大学へ足を運び色々な実験をしてみました。





実験では私の想像と間逆の答えになる事も。。。☆



楽しい世界だと思いますし大変勉強になりました☆
※とある原体。。。実験でどうなることやら。。。




さて。。。長くなってしまいましたが。。。




そしてまだまだまだまだ語りたい事がエベレスト並みにありますが。。。




あまりに時間がありません。。。(滝汗)



それでは最後に年末年始の新車講習コーティングプランについてちょこっとだけ紹介します☆


まずは新車講習プランであるレンジローバーのイヴォークです☆このお客様とは後日、下回りの防錆コーティングも一緒に行いました☆アンダーコーティングは車体全体をきちんとマスキングしないと塗装にかなり飛散します。業者にお願いをする際にはきちんとマスキングをしてくれる所をお選び下さい☆

※お客様も私もお正月休みを返上して楽しく下回りに潜り込んでの作業です(笑)
※当店ではアンダーコート用のリフトが無い為、アンダーコートは行っておりません。お正月休み等、年に一度、時間がある時にDIY感覚でお客様とやる程度です☆


お次も新車講習コーティングプランでレクサスCTです☆遠いところご足労頂きまして有難う御座いました☆後日プロテクションフィルムをやりましょう☆


お次も新車講習コーティングプランであるアテンザです☆内装がホワイトが良いとの事で発売を待ちに待って買った待望のマニュアルアテンザです☆




基本的に新車講習では洗車から下地処理、コーティングを一緒になって行うのですが、作業に入る前にまずは塗装がどれだけ繊細な存在なのかを実験車両で色々とデモンストレーションを行います☆

絶対に普段はやらないような10円パンチを入れてみたり、様々なケミカルやコーティングを実際に塗ってみたりします!


そして機材を使い塗装をよくよく観察します☆



目視で確認出来ない傷?も付着物も?


傷だか付着物か何だろう?


機材で拡大!


付着物でしたのでPM=LIGHTで優しく分解除去です☆
※これを傷と勘違いして研磨剤を使ったり磨いたりする事が問題なのです。




既にPROだけに任せておけない現代の塗装。


ご自信で正しいメンテナンスとコーティングが出来る事がどれだけ重要なことか!!


※詳しくは前回のブログをご覧下さい。




その他、少しだけ年末に施行した車両をご紹介いたします。


ボルボV40!

フリードスパイク!

アウディQ3!

ステップワゴン!

クライスラー300C!

インプレッサ

BMW

ワーゲンUP!

NBOXカスタム

ハイエースグランドキャビン

※掲載していないお客様、申し訳ありません。私のデジカメに入っている画像のみのご紹介です。





あまりに施行台数が多い事から全てをご紹介出来ませんが、今後ともブログ更新を頑張りたいと思います☆



因みに当店で新車コーティングをご依頼の場合、専用サイトで作業内容をご紹介しております☆

わざわざ専用のドメインでホームページを一個作ってしまう当店。。。



こんな至れり尽くせりの施行店は日本で当店だけではないのか???(笑)



そんな自己満足な当店ではりますが2014年も宜しくお願い申し上げます。





(御礼とお知らせ)
昨年末に行いました当店のスクラッチレスクロスの半額キャンペーンですが、非常に好調で、僅か1ヶ月で1500枚近くを販売する事が出来ました。

誠に有難う御座います。

しかし、年末に馬鹿売れしてしまった事と、素材の高騰の関係で現在、在庫がかなり少なくなってきております。
※その他マイクロファイバークロスも同様


大至急追加製作を行っておりますが、現在遅れており、場合によっては1週間程度欠品期間が出てくるかもしれません。


以上の事から、業者様専用で販売しておりました、50枚ロットの販売を今月のみ見合わせて頂きたく思います。


既にお付き合いの御座います業者様には個別にメールにてご連絡を致しましたのでご確認頂けますと幸いで御座います。


その他、新しくラインナップしましたウレタンバフについてのお問い合わせですがお付き合いの御座います業者様には既にサンプルをお送りさせて頂いております。また、ウレタンバフの一般販売に関しましては今月中にネットショップにてご購入頂けるように致します。



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【自動車コーティング専門店GANBASS】※TKオート直営店
http://ganbass.com/

【洗車用品専門店GANBASS】
http://ganbass.net/

【自動車コーティング専門店GASNBASS1日講習新車コーティングプラン特設サイト】
http://ganbass.info/


【RIRAM】GANBASS内部ブランド
こちらのブランドはケミカルやコーティング剤ではなく、その他資材を当店の勝手な好みで作っている
ブランドとなります☆
http://riram.jp/
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