【その1】コーティング剤への考察/コーティングメンテナンス
※今回は2回に分けてブログを書いてます※
※急ぎでUPしたので相変わらず読み返しをしてません。
誤字脱字や意味が分かりにくかったり話が飛んでいる場合もあります事から後日見直して編集し直すと思いますので予めご了承下さい。
皆さんこんにちは☆
正月ブログからそのままの流れで続きのブログを書こうと思っておりましたが相変わらず忙殺の域を超えるレベルで多忙である事から気がつけば2015年も2ヶ月経過して3月になってしまい。。。
今年に入り多少はゆとりを持たせようとして22時には仕事を終わらせるようにしても結局はその後にエンドレスとも思えるネットショップの発送梱包のお手伝いをしているので深夜になってしまい。。。
※毎日深夜まで発送してくれているネットショップ責任者には脱帽です!
2013年頃からですが書こう書こうと思っても日々の業務が忙しすぎてどうしてもブログ等の更新が後回しになってしまい。。。
そもそもが。。。
『何を書くつもりだったんだっけ?リアルに忘れちゃったんだけど』
こんな結果に(汗)
既に夏休み終わる直前に宿題が終わっていないレベルを通り越し。。。
やらないまま新学期を迎え先生に諦められたレベルになってます。。。(苦笑)
あぁ。。。
もう一人自分がほしい。。。
落ち着く日が来るのか分かりませんが頑張ってブログを更新したいと思いますが今回のブログは長い。。。とにかく長い!
自分でも吐き気を覚えるほど長いので最後まで読んで理解してくれる人が何人いるか。。。☆
それでも各所で大事なことを書いていたり最後の方に『PROショップでメンテナンスを受けている人には必ず見てほしい』内容もあることから気合入れて読んでくれると嬉しいです☆
またお問い合わせメールでまだ返信をしていないお客様が沢山いらっしゃる中で先にブログを更新してしまいまして申し訳御座いません。
順次ご返答させて頂きますので今しばらくお待ちいただけますと幸いで御座います。
さて、前置きはこの辺りにしまして最近、時間を見つけては様々なコーティング剤を施工したテスト車両を実際に人の目で感じる範囲で時系列でどのように汚れが付着しているかを朝から晩まで肉眼とビデオカメラで観察してます。。。☆
そしてこの検証を続けていると微妙な汚れの付き方に違いがでるのが理解分かったり風がどの様に吹いてそれによって砂等が最終的にどのようになるか?等が何となく理解できたり?そしておまけに通行人の数を数えているアルバイトの人たちの気持ちが分かったり(笑)
同じコート剤で同じ拭き取りをしているつもりでも結果違って『やっぱり?』的な独り言を言ったり。。。
こんな観察を朝から夜までやってるってお前は頭大丈夫か?
こんな言葉が出てきそうですがコーティングと言う特性上。。。
仮に科学的に数字で証明できても。
仮にミクロン、ナノの世界で証明されても。
人の目で確認出来る範囲でその車のオーナーがどの様に感じるか?
※前回のブログでは次世代ジャパニーズクヲリティはオーナーだけではなく第三者からの客観的な意見も踏まえた結果として総合評価しなくてはならないと記載しました。
細かい数字や科学的な根拠なんてあとから幾らでも取ってつけられる!
この業界。。。24メートルプールに僅か1滴入れただけで○○配合等言える世界ですし成分調べてみたらSDSとは明らかに違ったり記載が無いのが検出されたり。。。
また毎回毎回おもうのですが科学者が『そんなはずでは!』
と言う事が多いこの業界。。。
間違えた洗車方法や下地処理が当たり前になっているだけではなく過酷な環境に日々さらされる塗装は科学で立証出来たとしても人の主観で満足できるには刹那的であると感じる比率が高く、そして『偶然!奇跡的!』との言葉が沢山出てくるほどまだまだアナログな世界であり同時に施工者の技量等も求められる世界でもあります。
※僅かな斑等が許されない美観が求められる世界だからこそ車の塗装には必然的に超高性能なコーティング剤でもその効果を発揮できないで塗装上に存在しているケースがほとんどです。
だからこその当店でありその一番重要なポイントを一般DIYユーザー様に高純度&高密度で伝えると言うことのパイオニアとして当店は誰よりも何処よりもDIY目線を常に知らなくてはならないと思ってます。
毎月のように必ず行う一般DIYユーザー様との洗車。
私はほぼ毎月、昨年は二ヶ月に一度程度しか出来ませんでしたが当店実店舗のお客様かネットショップのお客様のご自宅、若しくはそのお客様が普段行っている洗車環境で一緒に洗車をさせて頂いております。
※ランダムでこちらからお願いをして選ばさせて頂いております。
同時にその場所の水質等を測定し様々な観点からアドバイスをさせて頂いてます。
まだ全国全てを制覇しておりませんがかなりの県を回っており講習者やマニュアル購入者ネタで今後紹介したいと思っているのですがとりあえず洗車等の様子は紹介致しませんが少しだけご紹介します☆
豊橋周辺の洗車場ですね☆
静岡県!
とりあえず目の前にバイク屋さんがあったので飛び込みでお話しを聞いたところこのバイク屋さん所有とのこと☆
店長さんがとても親切でこの牧之原市がどこを水源にしているか等を教えてくれました☆
※Dr.MOTOさんと言うバイク屋さんが所有している洗車場です☆
富山県!
これは富山市では唯一?とも言える洗車場です☆
余談ですが私は北陸エリアで講習等がある場合、大抵は滑川にいます☆
ホタルイカミュージアムは庭かもしれません!
さすが黒部!名水と言われるだけの事はあります☆
石川県!
ここは金沢市にあるガソリンスタンドの洗車場!
因みに富山、石川県ではかつて8号線沿いにあった洗車場が軒並み潰れてしまったそうです!
幸いにもお客様の自宅で洗車が出来たので問題はありませんでしたがかつて洗車場を経営しておりました蕎麦屋さんの店主が言うには積雪地方である事から採算が取れず維持が難しいとのお話をしてくれました!
地元千葉ですが館山市と言いまして当店から90キロも離れているので他県に感じてしまいますが千葉の最南端でありXジャパンのYOSHIKIさんの出身地だったりします☆
水が硬水で有名な地域でとんでもないほどの数値を叩き出しており。。。
洗車機の周りは気持ち悪いレベルのシリカスケールだらけ。。。
館山市はスタンド等が洗車場に無料使用のクロスやワイヤワックスを置いたりしていたり、外房の鴨川等からも館山まで洗車やコーティングをしにくるほど千葉県の中では恐らく一番洗車が盛んな地域でもあります。
ただ、フランチィズ系のコーティング店さんがメインなのかなと思います。
まだまだありますがこの地域別の情報は講習者ネタだったり今後マニュアル購入者専用のネタにするつもりなのでこれ以上の開示はしませんがこれだけ見ても地域による特性が沢山あります。
※鹿児島にはまいりました(苦笑)
軽くご紹介致しましたが当店、実店舗のクヲリティ、そしてネットショップの商品、そして私が表現する全ての事はこんな地道な努力の結晶からでもあります。
研究室や実験場から見ている世界だけでは分からない。
PROの現場から見ている世界だけでは分からない。
DIYから見ている世界だけでは分からない。
全ての角度から複合的に塗装と言う存在に実際に向き合う。
それがGANBASSスタイルの基本でもありますし唯一無二だとも思ってます。
しかし力不足なのかもしれませんがまだまだ突拍子も無い情報が流れるカーディテイル業界。
巷に当たり前のようあふれるな疑いたくなるような宣伝文句。
私は常々思います。
コーティングの業界って本当に美容業界とそっくり(笑)
※どちらかと言えば皮膚よりも自己修復しない髪の毛であるヘアケアに似てます。
聞いたお話では美容業界でもコーティング業界と同じで新しい素材等が出れば一斉に飛びつくそうです!
IPS細胞が流行ればIPS細胞が入っている新しい材料がないか?タイムリーなだけにIPSが入っているだけで馬鹿売れだから探して下さい等のと問い合わせが殺到するそうです(笑)
一昔前に流行ったコエンザイムQ10なんて今ではまったく売れないとか。
多少違えどコーティング業界も基本は同じ!
当然、時期折々で流行り廃りはあるし仮に似たような世界だったとしても決して円周ではなく螺旋で進化してきたと言える側面もある。。。と信じたい。
今までコーティングに関してブログではあまり語っていなかったので今回は、コーティング剤についての私なりの考察2015年バージョンを出来るだけ分かりやすく噛み砕きながらほんの少しだけ語らせて頂ければと思います☆
また近年、当店利用やご質問者様の中に女性のお客様が非常に多くなってきたことから今回は美容と照らし合わせてご説明させて頂こうかと思ってます☆
※逆に分かりにくくなったりして。。。(汗)
さて、自動車のコーティング分野だけでなく、物を長くきれいにもたせようとするディテイル業界は近年目まぐるしく進化してきていると思います。
そんな中、自分の車にはどんなコーティングをしたらよいのか?
そもそもコーティングって必要なの?
また○○コーティングをしているけどこのケミカルは使える?
※この事はこの記事の最後に書きます。
毎日膨大な量のメールが来る当店には色々な質問があります。
そんな中、コーティング関連でよくある質問があります。
皆さんはこんなフレーズを聞いた事がありませんか?
『コーティング粒子が細かいから塗装に浸透して良い!ナノテクノロジーだから高性能』
たぶん、どこかしらで似たような事を眼にしたり聞いた事があるかと思います。
細かい事は端折りますがこの言葉に関して私の答えとして
『塗装を保護すると言う最終結論として広い意味で言えば半分コミット!要は半分正解!』
こう答えます。
確かに粒子が細かければ塗装に浸透しやすい。
※他の要因でも変わりますので通説です。
きちんと下地処理を施してある事が最低条件ですが綺麗に塗る事が出来たコート皮膜は『実質的にほぼ』塗装と一体化して『実質的にほぼ』塗装そのものであるとも解釈出来ます。
単純に考えた場合、細かい粒子で塗装に浸透している事から塗装の隙間にコーティング剤が入り込み、塗装密度は向上するので実質的に塗装は『強化された』と解釈出来ます。
このお話を長くしてしまいますと当店現場のノウハウの世界になるので細かく説明はしません、と言うか出来ないのですが『塗装の強化』と『塗装の保護は』最終的に『塗装にとってプラス』と言う結果は同じだとしても特性はまったく違う世界でもあります。
そもそも私の解釈の粒子が細かく浸透しやすいコート剤はどちらかと言えば結果として『塗装の強化』に特化しており、逆に粒子が大きく浸透性が低いコート剤は結果として『塗装保護』に特化していると解釈しております。
※例外が沢山ありますので初歩中の初歩的です。
さて、今回は美容と照らし合わせてご説明しておりますがこの時点でピンときた人いますでしょうか。。。?
もし分かった人は流石です☆
女性の方であればもうお分かりかと思いますがコラーゲンやヒアルロン酸です!
恐らくコラーゲンを知らない人はいないかと思いますがこのコラーゲンは粒子が大きく、浸透が悪いからこそ皮膚表面に膜を張る事でバリア効果が高くなります。
簡単に言えば粒子が細かく浸透が良いコート剤の場合、塗装隅々まで行き渡ることから密度を向上させ『塗装強化』
粒子が大きく浸透が悪いコート剤の場合、表面膜を作りやすいことからバリア性能が高いことからの『塗装保護』
このような簡単な区分けが生まれます。
※クラスターを考慮すればまた変わります。
※実質的には分子量と言うよりも分子集合体の粒子サイズが重要です。
ではここで粒子が細かく浸透しやすいコート剤を補足をしますが仮に粒子が細かくて浸透が良いと言われるコーティング剤は塗装強化は出来ても保護等のバリア機能はないのか?
こんな質問がありそうなので説明しますが仮に粒子が細かく浸透性が高いコート剤で塗装強化からバリア機能の全てを一手で受け持とうをした場合、『コーティング成分の残留性が異常に高くなくては』まったくもって役不足と解釈出来ます。
※デフォルトの塗装状態でも答えが変わりますので一般的レベルの塗装ダメージが入っている塗装を例にお話します。
コーティング成分残留性が低いと何が役不足か?
何度も何度も重ね塗りを行う事で確かに粒子が大きくて浸透性が悪いコート剤の表面バリア性能に近づける事は出来ますがそもそもの特性として得意不得意があります事から基本は別物と捕らえないと実際に大変なことになったりします。
※これを最も改善したナノテクノロジーが当店のコーティングプライマーやBETAだったりします。
※また湿度で硬化すると言う特性で限界もあるからです。
また何度も重ね塗りすれば良いとの考えは間違えではありませんがその分塗装に触れる回数が増えるので施工傷等が大きくなってしまいますしそもそも硬化してしまえば重ね塗りすら出来ないコーティング剤や重ね塗りする事で一番最初に施工したコート剤が落ちてしまうケースもある事から絶妙な硬化タイミングで重ね塗りをしなくては意味がなかったり、下手に重ね塗りを行う事で『物は同質の成分で馴染んでしまったり落ちてしまう』等の性質から、本末転倒になることもあります。
当店のPRO講習ではこの辺りもきちんとご説明をして判断する方法等を解説させて頂いています。
話を本題に戻しますがまだイメージが沸かない人もいるかもしれませんので別の例えでご説明しましょう☆
まずはこの画像をご覧下さい。
100円ショップに打っているプリンターのインクとクレヨンです。
この2つを粒子が小さく浸透性が高いコート剤と粒子が大きくて浸透性が悪いコート剤に置き換えるとこのようになります。
プリンターインク=粒子が小さく浸透性が高いコート剤
クレヨン=大きくて浸透性が悪いコート剤
もうお分かりかもしれませんがプリンターのインクは粒子が凄く細かく、手に付いた場合、ペン等のインクと違い少し洗ったぐらいでは簡単に落ちません。
実際にやってみましょう!
コピー用紙にクレヨンとインクで1本線を書いてみます。
そして紙をひっくり返すと。。。
粒子が細かいインクは紙の繊維を通り抜けて下に染みてしまっています。
当たり前ですがクレヨンは下には染みません。
イメージが沸いたかと思いますが如何でしょうか?
クレヨンとプリンターのインクの比較なら分かると思いますが素材その物の強化を考えないのであれば目を見張るようなレベルでクレヨン皮膜のほうが外的要因から素材を守るバリア性があるかと思います。
※プリンターのインクのような小さな粒子で膜を作るのは何度も何度も重ね塗りをして成分を飽和さないとなりませんよね。
巷では浸透性が高いから高性能なコーティングと直結で勘違いされがちですが決して直結するわけではなくすべては組み合わせかたや塗装そのものや素材に応じて判断しなくてはなりません。
化粧品分野でも近年、浸透性を良くするためにバンバン界面活性剤使っているケースもありそもそも界面活性剤を肌に残す事が肌に悪いので本末転倒であることと同じかと思います。
またナノ化のように分子を小さくさせることで綺麗に塗れたり、これも美容に例えますが日焼け止めの酸化チタンの玉防止はあると思いますが。。。☆
※界面活性剤等も関係しますね。
コーティング剤でも各々の特性や処方等でも変わりますので一概に言えませんが浸透性が高いコート剤は塗装密度を向上させて塗装の強化!そしてオーバーコート剤で分子量が大きいバリア性能が高いコート剤を入れる等が一番スマートなのかなと思います。
そしてこの数年、拘りがある同業者からこんなお問い合わせがそこそこ多かったです。
『流行に乗ってこの手のコート剤を変えたけど従来のコート剤のほうが塗装そのものの保護力が強いっぽいけどどう思います?』
私はこれに関して
『塗装状態や特性そして塗り方等で変わると思いますが気がつきましたか?☆流石ですね☆』
と返答するのですがそもそも近年の塗装の特性的な問題から実は場合によっては従来スタイルのコート剤のほうが良かったりするケースが多い!
※従来のコート剤ってなに?との質問はお控え下さい。。。
※これ実際に経過観察しながらやれば個体差あれども概ね理解出来るかと思います。
簡単に言えばコート剤メーカーが狙いたいポイントと近年の塗装の特性や実際の状態が合っていない、そしてその事を加味してコーティングメーカーがアジャストしていない事がかなり多い。。。
と言うかほとんど??
そもそもPROからこの手の質問がそこそこ多かったといいましたが実際にこの手の疑問を実際に口に出して下さったPRO施工店様はこの数年数社だけです。。。
なのでそもそもこの事に気が付いていない施工店多いような。。。?
若しくは何となく気がついているけどそれが『コート剤のせいではなく塗装の変化によるもの』と思ってしまっている場合もあるのかなとも思います。
逆に一般エンドユーザー様のほうが意外とこの事に気が付いていたりして。。。(汗)
何でこの期に及んで当店でコーティングプライマーを出したのか?
イメージとしては最先端なんだけど実は過去の産物のやり残しをすくい取った的なイメージであり。。。
少し理解して頂けたかなと。。。?
※理解してもらおうと言う文になってないかもですね。
まただったなら従来スタイルのコート剤に戻せってことか?
こんな質問は勘弁して下さい(汗)全てがゴワサンになってしまいますので(汗)
※過去のブログを熟読下さい。。。
そもそもコート剤は全てメンテナンスありきです。
これを忘れてしまったら意味がありません。
従来型に戻す事はある意味で硬化系だろうとメンテナンス毎に毎回塗らなくてはならないことになりますのでコスト的に考えてPRO施工店では現実味がなく当店のようにコストを無視して時間を贅沢に使うスタイルでないとやりたくでも出来ないと思います。
※REBOOTが塗装保護で何より重要だからです。
※意味が分からないのであれば過去のブログを熟読下さい。
※当然ケースバイケースなのは基本です。
また別の問題ではありますが仮にディーラーの作業ではなくコーティング剤を否定にしてきた施工店の場合、仮に分かっていたとしても今更。。。こんな事にも?
※ディーラーでの作業は推奨してませんのでお間違えなく。
何が何でも粒子が細かくナノテクノロジーが付いていればよい訳でもなく浸透すれば良いって訳でもない!
全ては塗装状態によっての使い分けでありその塗装に合う合わないを見極めないとなりません。
これも美容に例えるので女性の方なら共感できるかと思いますが少しだけ私のお話を。。。
お恥ずかしいお話ですが私は若い頃、肌が非常に弱いことや、人一倍モテたい根性があった事から美容関連には学生時代からかなりこだわりがありました。
そのこだわり具合を言ってしまうとオネェと勘違いされてもおかしくないほど尋常ではなく当時まだまだメンズ美容が世間に広まる前だった時代でありましたがお年玉を貯めて美顔機買ってた程の私です(笑)
※美顔気使いすぎで逆に肌荒れしてしまい。。。この業界の研磨で磨きすぎの低密度塗装と全く同じwww
そんな私の感覚としてドラッグストアー等で低価格で売っている分子量の小さいオイルとかは私の肌にはあまり合わない事が多い。
女性の方で私と同じ感想の人いると思います。
※あくまで美容ですし人の肌も塗装同様に千差万別ですが私の場合、分子量が多いほうが肌に合うと言うお話ですので軽い参考までにして下さい。
※ココアンホ等が必ずしも安全とは言い切れず人それぞれに合う合わないがある事と同じです。
塗装と肌は凄く似てます。
その塗装がどの様な個体差的特性で塗られ、そしてどの様なオーナーにどの様なメンテナンスを受けてきたのか?どの様な駐車環境で車の使用頻度等、無限なるパターンがある事から全ては現車合わせでマッチングを確認しながら最適なコート剤を選ぶ事が大事なのです。
また、この浸透するタイプとバリア性能が高いタイプの件に関連することですが実はかなり昔から思っていたことがあります。
『コーティング剤を塗ったから錆びない!』
こんなフレーズを聞いたり見たことありませんか?
鉄板をマスキングしてその半分にコーティング剤を塗って海水と同じ濃度の食塩を吹き付けて様子観察等です。
※食塩を吹き付けているかは分かりませんが。
このネタはとあるメーカーさんを庇う訳ではありませんが金属コーティング剤の場合、必ず比較されてしまう某メ○キ専用コーティング剤があります。
何故だか金属の錆止め検証対象に使用されてしまう事が多い某メ○キコーティング剤であり大抵、この実験では某有名メ○キコーティング剤が駄目な立場で評価されているんです。
私、この金属の錆対策の比較にこの某メ○キ専用コーティング剤を出すこと自体ナンセンスだと思ってます。。。
そもそもメ○キと金属素材そのものではまったく別物であるにも関わらず何故だか比較される某メ○キコーティング剤。
そもそも一般の人から見たらメ○キと金属の違いが分からない。
同じ金属ではないの?
そう思われている事が多いからなのか分かりませんしそれだけ有名なメ○キ専用コーティング剤だと思いますが基本的にメ○キは表面に無数の小さな穴が開いている事からそのミクロンサイズの穴を埋める事で内部からの劣化を抑制する効果があることをそのメーカー自身も謳っていますので厳密に言えば実質的に残留はするけれども皮膜型ではありません!?
※スパッタリング等でクリアが吹かれているものは塗装と同様の解釈になります。
効果に関しては私として言えば特に異論もなく実際に当店のお付き合いがあるホイール専門店の店長も効果あるよと言ってますし私も過去に検証しましたが確かに効果はあります。
そもそもが『穴を埋めるコート剤』言い方を変えれば『穴さえ埋まればよいコート剤』であり基本的に『皮膜形成』する製品ではない?にも関わらずこの製品と比べて
『弊社の製品は錆知らず!!どの製品にも負けないよ!』
等と宣伝されている事実。。。
いやいや比較対象になってないでしょと。。。
※ソースと醤油を比べる事と同じでそもそも別物。。。
では実際に錆び実験画像をお見せします。
あえてポイントと言いますが如何に対象面を真空でラッピング出来るかが着目点です。
またコーティングの重ね塗りってどうなのよ?効果あるの?
コーティング剤の重ね塗りに対してのお問い合わせが多い事から今回、同じコーティング剤の1度塗りと2度塗りの違いを見て頂きたく、当店のコート剤と他社の主用コート剤、世間一般的に主用だと思う思われる成分のコート剤のみ一度塗りと二度塗りを用意してます。
二枚で並んでいるカッターの刃のみ上が1回塗りで下が2回塗りになってます。
因みにこの手の実験の場合、実験素材(今回はカッターの刃)をきちんと下地処理しないと結果が大きく変わるため、通常の洗浄の後に念のために超音波洗浄機も使用しております。
※油、即ち油分ってやっぱり凄いです。
また何でカッターの刃で実験をしたかと言うと誰でも手に入る簡単な物で実験をすることで興味を持ってくれた他の人が簡単に実験してもらう為であり一つの基準になるかな?と思ったのと、誰にも手に入らないような素材で実験しても『ほんとかよ?』になると思うので今回のメインに100均で買ったカッターの刃を使ってます。
※カッターの刃は安全の為に落としてありますので同じ実験をしようと思っている人がいましたら必ず刃を落としてから実験をして下さい。
※今回、当店コート剤は硬化系4種類(BETA、AVELL、コーティングプライマー、未発売親水コート剤)オーバーコート1種類(BP−MIX)合計5種類で、あとの数種類は全て他社製品と成分調整した数種類のコート剤でほぼ市場に出回る範囲であり現在PRO施工店等で実用性があると判断されている製品のみでの実験となりますのでデメリットが強くて実質的にPRO施工店等にあまり採用されていない製品は今回の実験では使っておりません。
※今回掲載していない実験も含めるとかなりの数のコート剤で検証しました。
コーティングの塗り方は塗って拭き取るという通常の施工方法で48時間以上硬化させたものですが他社製品せ指定がある塗り方のものはメーカー推奨で施工したあります。
※湿度50%〜60%、室温15度で乾燥
また今回UV硬化樹脂コーティング剤も検証していますのでそのコート剤はUVランプで硬化させてます。
吹き付ける食塩水は海水と同じ塩分濃度(3%程度)を吹き付けます。
※精製水使用
では実験の説明の前に。。。!
念のために言いますがこの手の簡単な実験である事からやろうと思えば誰だって出来る実験ですし嘘をいっても意味がありません事から一切のごまかし等しておりません!!!
まさか無いかと思いますがイカサマでは?と1ミクロンも疑われたくないので念のための記載です。
もう一度繰り返します。
後出しのイカサマは一切行ってません!!!!!!!
同時に私自身、この実験は遥か昔から何度もやっていることから環境やちょっとした条件が変わる事で結果が大きく変わることもきちんと理解しておりその点で有利になるであろう小細工も一切しておりません!
ただし!!!
仮に僅かな環境で変化してしまう結果までは今回保証しているものでは無いことを予めご了承して参考までにして下さい。
また今回の結果がそのまま塗装等に適用出来るわけではありません!
※後ほど説明しますが。
全ては塗装状態に合わせて結果が変わる事からあくまで今回の実験は参考程度であり全ては現車合わせでマッチングを取ってから適切なコート剤をセレクトしてください。
またこの実験は変化が早い事から基本的に目を離すことが出来ません。
理由としては先に回答を言う方になってしまいますが結果的にコーティングしてあるところも必ず錆びますことから海水吹き付けて翌日確認では全て錆びているので何のコート剤が一番最初に錆びた等が分からなくなってしまうからです。
では実験開始です!
海水と同じ濃度の食塩水を吹き付けます
先にも説明しましたが今回の実験ではコーティングの重ね塗り効果を検証する為に1回塗りと2回塗りのカッターの刃を用意してます。
※二枚並んでいるカッターの刃のみで上が1回塗りで下が2回塗りとなります。
吹き付けて5分。
とあるコート剤が錆びてきました。
面白いのは何もコーティングをしていないところよりも早く錆びているのがポイントです。
更に数分。
何もしていない箇所が錆びてきました。
更に数分経過。
とある有名コート剤(左中央)が1度塗りも2度塗りも両方錆びてきました。この製品はコート剤の重ね塗りが有効ではない、若しくは成分残留性が著しく低い可能性があります。
※マイナス要素であれば成分残留性が高ければ良いとは限りません。
更に数分経過。
このコート剤は二度塗りしている方が先に錆びてきましたね!
※上記で説明した同質は同質での問題かと
このコート剤も同様に二度塗り箇所が先に錆びてきてますがそもそもこのコート剤は硬化後に重ね塗りが出来ないタイプで一発必勝タイプである事からも二度塗りがマイナスになってしまったのかと思います。
更に数分後。
当店AVELLの1回塗りが錆びてきました!
当店コーティングプライマーを見てみましょう!
全く錆びてません。
更に数分。
当店コーティングプライマーが錆びてきました。
※AVELL二度塗りも錆びてきました。
更に数分。
この時点でここで全く錆びていないのが当店BETA2度塗りのみです。
※BETA1度塗り箇所は薄っすら錆びが出てきました。
この時点の結論として、当店製品のBETAがダントツ!!!
また当店AVELLとコーティングプライマー二度塗りが優秀な結果になってます。
では番外編の当店BP-MIXです。
吹き付けて数分後です。
硬化系と同じぐらいの錆び方でかなり優秀です☆
更にBP-MIXと他の硬化系を比較すると!
凄いなBP-MIX!
それだけ塗装に対してのプラス要素の成分残留性が高い証拠でもあります☆
更に見ていくと。
当店の親水コート剤ですが錆びてますが綺麗に水が引いたところは錆びてません事から水引作用によって結果的に同じ範囲で何パーセント錆びた等の結果で言えばよい結果なのかなと。
それでは最終結果を並べますと。
錆が遅い順番のTOP3を記載します。
(NO1)
BETAの2度塗り
(NO2)
BETAの1度塗り
コーティングプライマーの2度塗り
(NO3)
AVELLの2度塗り
他社1度塗り
こんな結果になりました!
そしてあくまで今回の実験は塗装への残留性のテストでありコーティングにとって一番大切であるメンテナンスとの連動性に関しては別物である事を忘れてはなりません。
※当店のコート剤は全てメンテナンスとの連動性を最初から兼ね備えてます事から。。。言わなくても分かりますよね☆
そして24時間後。
当たり前ですがどのメーカーのコーティング剤でも全て錆びてます。
えっ?なんで当たり前なの?
この説明は長くなるのでザックリと説明するとそもそもコート剤の性質的に膜と言うよりはコート剤の残留物、そして膜が張るといっても網タイツのような存在であり軽く閉塞している程度である事から抜け目が出来る場合やそもそも素材に対してまともにレベリングしていない、その他素材面の形状や表面品質レベル等の些細なレベルで大きく変わってしまいますし拭き取ると言う物理的な力が発生している以上、必ず抜け穴的な隙間や斑が発生してしまいます。
※拭き取ると言う作業が発生しております事も忘れないで下さい。
ここで分かる事はそもそも素材全体が錆びてしまう素材(今回はカッターの刃)を『塗ってしっかり拭き上げる』と言った通常のコーティング施工方法レベルで塗装を完全真空で完全なバリア効果を出す事はほぼ不可能であると言う認識でも間違いではないと思います。
※あえて言えば点では可能なのかと。
そしてBETAの画像を見て頂ければご理解頂いたと思いますが仮に塗って拭き取ると言う事である程度の効果を出すならBETAのようにかなり成分残留性が高いコート剤であるか一度施工しある程度硬化後に何度か重ね塗りを行う事できちんと有効成分が入っている高純度なコート剤でなければなりません。
またある意味でここからがかなり重要ですのでよく聞いて頂きたいのですが一般的にこの手の実験でまったく錆びていない物などは『拭き取ると言う作業』を行っていない若しくは『拭き取りをあえて甘くしている』等であり、ポイントとしては金属面の場合、塗装面と違い『斑が見えにくい』事から実際は『拭き取らずに硬化させた』ものを実験に使い『どうだ?当店の製品は錆びないぞ〜!凄いだろー!』的な塗装では出来ない施工方法でアピールしている事がほとんどではないかと想像できます。。。
※海水を使ってない場合もありますし。
※例外もあります。
※実験者がきちんとそのコート剤の特性を出せる環境で実験をしていないと言うのもあるかもしれませんが仮にそうだった場合、『施工には至難を極めます』等の記載をすべきであり現実問題で考えた場合、そんな警告をしても実質意味が無く、そもそもがDIYはおろかPROでもまともに使いこなせない製品であるとの判断になりますし仮にそうなった場合、選択肢は他に沢山出てきます。
塗装だけではなく金属でも実験することでオールマイティに使えますと言う宣伝だけではなく『塗装では目立って出来ない甘いふき取りを金属で行い、うちの製品は凄いだろ〜的な宣伝をする』
上手な手法ですよね〜!
確実に一般ユーザーは勘違いします。
如何にコーティングの塗り方そして拭き取りかたそして見せ方で大きく結果が変わる世界であるかご理解頂けたかと思います。
そのことを踏まえてこの画像です!
真ん中の全く錆びていない箇所はUV硬化コート剤を拭き取らず塗りっぱなしで硬化させました!
素材が金属である事から綺麗に塗ればそもそも斑が見えない状態です。
そりゃ錆びないだろ(笑)
コーティング塗って拭き取る行為を入れる入れないで雲泥の差がでるんですから!
このマジックご理解頂けましたでしょうか?
ですがまだあります!
またこの件に関連することですがコーティング剤の検証を行う場合にTOP要因で重要な事があります。
既に上記で少し説明をしてしまっておりますが『どんな素材にそのコーティング剤を施工しているか?』
これがかなり重要です。
金属に塗って効果的に見えている物が塗装で同じ結果になるとは限らない。
※全てのコーティングは塗る素材に依存するため。
布製品に効果的なコート剤を塗装面に施工しても同じ結果になるどころか塗装が大変なことに。。。
私自身、この業界に使われるもの以外に様々な物を塗装面に塗りたくってきましたが『え?何で??』となる製品も非常に多い。。。
なのでコーティングの性能評価をする時の一番のポイントは塗装用なら塗装で検証実験している画像を出すことが基本でありその他の素材で出している性能は実質的にあくまでパフォーマンスやある種の参考程度である事がほとんどかと思います。。。
そして塗装での検証なら基本で高密度、低密度情報や最低でもカラーコードは出さないと全く結果が異なる。
なので今回の錆び実験等で分かる事は。。。
『結果として錆てしまったけどその表面にどの程度残留するのかの判断指針』
また、
『粒子が細かい、大きい等の性質を錆具合である程度判断』
この程度の事しか分かりません。
※繰り返しますがコート剤に最も求める事はメンテナンスとの連動性であり私からしたらREBOOTを使えるコート剤であるかそうでないかが全てでありREBOOT中心で全てが回ります。これは爆弾発言かもしれませんが仮にREBOOTが使えないとなった時点で私はこの業界を引退します。それだけ重要なケミカルでもあります。
以上の事から塗装用コーティング剤を金属で表現したりテッシュペーパーに染み込ませて硬化させたり等はあくまで塗装で出せる性能とは限らず一つの判断目安にしかなりません。
そして一般消費者はその事を性能として勘違いしてしまうケースも少なくありません。
※この後の実験をよく見てください。
そしてコーティング剤は塗装状態によって千差万別の結果になる訳である事からも尚更でもあります。
ではここでもう一つの実験を見て頂きたいと思います。
本来であれば上記実験ではBETAが一番高性能でした!
ちゃんちゃん!!
それでお終いにしたほうがBETAが沢山売れるし店舗の利益としては良いのかもしれませんが今回のブログで何度も私が言っている事を思い出して下さい。
『コーティング剤は全て塗装状態や相性によって100%の性能を発揮できる事もあれば1%の性能しか発揮できない事がある!』
そして
『全ては塗装状態に依存する!』
このように私は言ってます。
上記でも何度も言っていますが今回の実験はあくまでカッターの刃だったからこのような結果になった訳であり同じ条件のままでまた違った素材で実験をすれば全く逆の答えになる事もあります。
どう言うことか?
この画像をご確認下さい。
アップします。
今度は別の金属(ユニクロ)ですがこの実験では先ほど一番結果が良かったBETAが真っ先にやられました。
重要なポイントですが今回のBETAは1回塗りです。
繰り返しますがこの画像は一回塗りです!
何で1回塗りと言う事を強調しているかもうお分かりですね?
この理由としては表面の状態が粗いことだったり等の空気との界面の状態によって1回程度のBETA施工では全く成分が飽和しないことから実質的に表面にコート剤残成分がまともに残らない若しくは表面の凹凸に水が滞留しやすかった等や拭き取りの甘さや拭き取りに使用したファイバーの状態や性質等のほんの些細なことの外的要因で結果が変わってしまったと推測出来ます。
結果としてこの実験ではBETAは2回塗りでやっと他の製品と同様の結果になりました。
如何でしょうか?
コーティングとは塗る素材の特性によって全く異なる結果になり些細な外的要因で全く別物になる事が普通なのです。
細かく言えばコーティングを塗る素材の状態だけではなくコーティングを塗る方法や拭き取り方法、乾燥方法でも大きく結果が異なってしまうのです。
そして仮にその素材でよい結果になったとしても必ずしもそれをご自身の塗装で同じく再現出来るとは限りません。
また今回の実験では重ね塗りをしているほうが良い結果になっておりますがそうじゃないパターンもありますし重ね塗りする事が出来ない塗装やそもそもが硬化系を入れる事が出来ない塗装もあります。
これって人で例えると本当に普通のことなんですけどね。。。
A君にとっては薬になるものでもB君にとっては毒になる事なんて当たり前のこと。
何故だか車の塗装になると全く理解され難い(汗)
※全ては刷り込まれた先入観や間違えた情報が飛び交っているからなんです。
そんな当店現場では『あ〜でもない!こ〜でもない』と目立たない箇所で試験薬等でパッチテスト等をしながらとりあえずA、B、C、Dと相性のよいコート剤をセレクトしてその中でAが良さそうと判断した時点でTOP面にはA-Bを施工して下回りにはA-Cを施工して、サイドパネルではA-Dを施工して等のようにとにかくコーティングを塗ると言う作業に膨大な時間がかります☆
※こんなことやっているのは当店ぐらいだと思います。
話が飛び飛びになってしまっておりますが上記の錆の実験でも分かる通りそもそもの素材全体が劣化等してしまう存在に『コーティング剤塗って錆びてしまったからその製品は駄目ですよ!』
必ずしもそうではありませんし一回塗って拭きあげるレベルでまともに綺麗な膜を張り完全バリアをする事が出来るコート剤が存在しないとは言いませんが美観を維持しつつそれなりの膜厚で完全バリアを出す事は現時点で私が納得するレベルでは絶対に不可能だと思ってます。
※感覚が鈍い人や淡色カラーの塗装なら金属等と同じ感覚を感じるかもしれませんが。。。
そして繰り返しになりますが一番大事なのは各種特性から考慮した上で判断しないとなりません。
また昨年問い合わせがかなり多かったとあるコート剤ですが仮にコート剤と言う存在で塗装に出来るだけ傷を防ぎたいと思うのであれば当店のオーバーコート剤であるBP−MIXでもかなりの効果があります。
これは当店講習者の方であれば全員がやっていることですが塗装にBP−MIXを施工してその後に10円パンチを食らわすのですがこの画像を見てください。
傷が入っているように見えないほど傷を防いでます。
もちろん10円パンチの強さや10円玉のエッジの硬さ等の個体差があります。
では更に強い力で10円パンチを入れてみます。
同じく見えやすいように黄色い線を外します。
傷が入ってしまいましたがかなりの力を入れて10円パンチを食らわせてもこの程度で収まってます。
そしてかなり本気モードで10円パンチ。。。
BP-MIXをしていない塗装面は抉り取られてしまいました。
※ペーパーですら消せないサフェレベルです。
10円と言う金属ですらこれなのでライター等のプラ程度であればガンガンぶん殴っても然程。。。
ちなみに塗装は低密度な202ブラックです。
なのでこの程度で良いのであればREBOOTやPM−LIGHTでしっかり下地処理を行い、BP−MIX施工すればそれで事足りるんですよね。
だって仮に硬化系でも水分が存在する時点で水に濡れるたびに滑り性下がりますし硬度ったって限界あると言うか塗装に依存しますのでマジックじゃないですか。。。(独り言ですのでスルーして下さい)
だったら何十万もお金出すんじゃなくて下地処理毎にBP−MIX入れたほうが遥かにコスパ高いですよね〜☆
※BP-MIXは税込で2,052円(笑)
になるわけで。。。☆
さてさて。。。
今回一番言いたい事はそもそもナノテクや最先端技術等の言葉に惑わされないでほしいと言うことです。
※当店製品はこのあたりを加味してますので今回書いた事が当てはまらない事もありますが。
全てはその塗装に合わせた処方が重要でありその車種の特性やメンテナンスとの連動性等を必ず頭に入れたコーティング剤選びが基本になるのです。
そして一番まずいのは何が何でも塗れば良いってもんじゃないんです。
※これは当店製品でも同じです!
全てはきちんと下地処理を行い、出てきた塗装がどんな状態か?
これを見極めてコーティング選びを行う!
そして究極の極論を言ってしまえば所詮はコーティング剤って『この程度』って解釈もあるので最後の最後は好みの問題になってしましますが仮に一般DIYユーザーで塗装をスッピンにしたとしても自分では最適なコーティング剤の判断が出来ない!
そう思われた場合、様々な事を考慮しているのが当店製品でもあります!
とりあえず何使えばよいか分からないのなら当店製品使えばおかしなことになるパーセンテージは比較的少ないよと。。。!
だけどそこまで拘らないのであればREBOOTで下地処理だけしっかりやってコート剤なんて何でも良いんじゃない?
なんて本音もあったりもするわけです。
では次のお話です!
当店モニター様等には告知をしておりますが2年程前から各所でぼやいてきた新しいオーバーコーティング剤2種類のうちに1種類が完成しました。
事の始まりは一般DIYユーザー様でも完全コスト重視でとにかく安く、だけどそれなりに高性能なコーティングがほしいと。。。
コスト考えてしまう時点で使える素材が限られるますが何とか出来ないかなと。。。
しかも洗車後に軽く吹き付けて使う楽なのがよいと。。。
ゼ○○○○ター等より安く高性能に!これをコンセプトを考えて作りました。
そしてそろそろテスト販売をしてみようかと最終調整をしていましたし販売容器や製品名も決めたし後は価格だけだけどとにかく限界最安値を目指そうと200mlで500円〜800
円ぐらいで販売しようかなと考えてました。。。が。。。
販売を中止するか販売するにしても講習者専用等のように販売を絞ろうかと販売形式を変えようかと悩んでます。
※恐らく通常販売はしません。
なんでか?
色々な理由がありますが基本的に「最短!」とか「簡単!」とか「手間を軽減!」みたいな製品は、しっかりとした知識や最低でも当店が何でREBOOTを超超超押しまくっているか理解出来ないような認識で使われてしまうと総合的に見て塗装を逆に痛めてしまう事になりかねないからです。
当店を始めて知ったエンドユーザー様がそのコーティング剤を安いからといって買ったけど一番重要なREBOOT等を買わないでスルーしたり下地処理を行わないでコーティングしてしまう等があった場合。。。
『しっかりとした知識がないユーザーに売っても何となくOK』的な製品を出してしまったら。。。
もうそれはGANBASSではないよね?的な。。。
わざわざそんなものをGANBASSで出さなくても。。。REBOOTできちんと下地処理行ったのならホムセンで適当なオーバーコートでも大きな差は出ないよね?
※私としてはこの手のオーバーコート剤を上回ると感じていると同時にHAZE等のPRO使用製品とは違ったアプローチで塗装保護が出来ると思っておりますがエンドユーザー様がそれに気がついてくれるかはまた別なので。。。特に弱撥水系コート剤でほぼ数日で親水近くなりますのでブワッと撥水するような目に見える製品ではないから一般ウケしないかも。
こんな私の本音もあり。。。
また大手メーカーや一般ユーザーや通常のPRO施工店ではこの手の洗車時の水が残っている状態でさっと塗ってさっと拭きあげてフィニッシュ的な製品の事を、
『誰にでも手を出せる敷居が低い製品』
と判断しているかと思いますが私は逆だと思ってます。
理由を挙げたら沢山ありますし講習等では必ず言っておりますが水と言う存在が邪魔して塗装状態が正確に確認出来ない、撥水シャンプーと同じ認識ですが塗装にダメージを入れる可能性がある、そして汚れを巻き込みながら塗装に定着する可能性が高くなるし成分次第ではさらに加速。
※撥水シャンプーだからこそより一層きちんと水で濯がなくてはならない事と同じ。
また洗車→コーティングとの流れで下地処理を飛ばす事になる事からも正確なコート剤の性能を出せない場合もあるのであくまで『今回は時間がないから下地処理をしないけどその繋ぎで使う』この使い方が理想。
なので仮にこの手の『一応お手軽な製品として売られている』コーティング剤を販売するのならそれこそ下地処理の必要性や塗装の触り方をある程度理解している講習者専用やせめて過去にREBOOTを購入してくれて下地処理とREBOOTの重要性を理解されていているユーザー様に販売するのが本来だと思っております。
きちんと下地処理やREBOOTの必要性、塗装の触り方を知っているからこそこの手の『お手軽』と言われている製品をより有効活用出来ると私は思ってます。
そして洗車やコーティングに不慣れな素人であればあるほど洗車は洗車でしっかり行い、きちんと水を拭き上げて塗装と対話しながら1パネル毎に丁寧に下地処理を行ってからコーティング作業を行う。
ある程度自分の車の塗装の特性や下地処理の重要性、塗装への触り方を理解してからこの手のお手軽製品を使ってくれれば凄くコストパフォーマンスに優れると理解してもらえると思います。
この理由から仮にもこの手の製品を販売するのであれば販売条件を設けてじゃないと私としては売り出せないかなと。。。
繰り返しますがカーディテイルと言う世界は全て塗装との対話で判断しなくてはなりません。
そしてこんな事を言えばどんな製品を使えばよいか分からないとの声もありそうですしこれを言ってしまえばまた自分で自分の首を絞める事になるのですがこの当店お問い合わせページに記載がある必要事項を明記でお問い合わせ下さい。
毎日のお問い合わせメールが凄く多いので返事に時間がかかってしまうかもしれませんが必ず丁寧にご回答をさせて頂きます。
さて、長くなりましたが正しいコーティング剤選びはある程度の知識がないと本当に難しいです。
最終的に言えばエンドユーザー様の好みで良いとは思うのですが失敗すると大変な事にもなりますので最低限の知識を持ってからコーティング剤に手を出してくれればコーティングの使い分けを更に楽しむ事が出来ると思います☆
そして最悪不安であればコーティングをしないでREBOOTやPM−LIGHT等の下地処理だけでもOKとの回答もありますのでまずはコーティング前にきちんとした洗車と下地処理を覚えることから全てが始まります☆
長くなってしまいましたし分かりにくかったかもしれませんがご参考になさってください☆
それでは【その2】に続きます。