【その2】コーティング剤への考察/コーティングメンテナンス

※前回の続きである【その2】です。


※その1は此方から→http://d.hatena.ne.jp/tktktaka/20150320





さて。。。


ここからは独り言なので興味の無い人はスルーして頂いてもOKです☆



また必要悪と言う言葉がありますが必要である毒をほんの少しだけ吐きますので嫌な気持ちになりそうな人は見ないで下さい!



閲覧注意です!☆




ただし、現時点でPROショップ等にコーティングのメンテナンスを出している人は必ず見てください!




そしてこのお話をする前に先に釘刺します。



以前にも試験ネタで書いた事があるかもしれませんが私の家系は法律家だらけである事からインタ-ネット上での発言の危険性を一般的な人よりよく理解しているつもりです。
ですので私はブログだけではなく例えお客様との個人的なメールですら他社に関して名指しで記載する事はなく伏字を使いますしこれが常識だと思っております。
また遠まわしに特定できてしまう内容も伏字にしてます。



同時に今回書いたことに関するお問い合わせも一切ご回答をしませんので予めご了承下さい。




では数個ありますがまず初めに。。。



数年前からとある施工店に対する質問が集中してます。。。



恐らく、同じ県の施工店様や販社様であれば既に有名なのかもしれませんがとある有名○○で○○をされている施工店の作業内容等に関してセカンドオピニオンも含め当店にかなりの質問が来ました。



先に言いますが当店は大々的にセカンドオピニオンとコーティング関連の質問の受付等をしております事からほぼ毎日平均して100件近くのお問い合わせがあり多いときは200件を超えます。
※当店と契約しているサポート等のメールが半分程度なので実質的に新規問い合わせは平均50件〜100件程度です。


この件数は多いか少ないかは分かりませんが私としては腱鞘炎になるレベルでかなりの数です。


そんな数多くのメールの中で基本的に一つの施工店様を名指しで質問される事って普通にしょっちゅうあるんですけどその多くはこのお店でこんなコーティングをしたんですけどどうやってメンテナンスしたらよいですか?等の質問でありますし今回のように露骨にその店舗だけに対する質問でここまで多いのは私の記憶ではこの2年では今回だけです。



それだけ○○○○力が強い施工店で人の目に触れやすいからかもしれないですがとにかくその施工店への質問が多い多い。。。



言ってしまえばその施工店に予約をしていたんだけど当店のブログやHP見て心配になってそこをキャンセルして当店に流れてきたお客様も。。。




当時はまぁ有名○○で○○しているから知名度があるからその分、粗でも見えるのかなとも思っていましたがブログ見て『あぁなるほど』と。。。



一応、その施工店が営業している県にいる付き合いある施工店に電話して聞いてみたら既に地元では有名だと。



真っ先に名前でましたよ(苦笑)



ではこの施工店に関してどんな質問が多いかと言うと。。。まず1つ目。




『メンテナンスなのに研磨機で塗装を磨いているのですがコーティング膜はなくならないのですか?』




この質問なんです。




これはいつか細かく書きたいなって思っていたことですが私はブログで数年前、千葉では10年以上前から研磨機とバフで回す時点で塗装は削れると言っていますがまだこの事を理解してない『今回は確信犯だとブログから推測出来ますが』。



今回はざっとしか書きませんがメンテナンスで研磨機を使用している場合、それは研磨剤を使っていなくてもコーティング剤を塗りこんでいたとしてもメンテナンスと言わず、研磨と言います。






基本的に研磨をメンテナンスとは言いません。


これは決まったルールがある訳ではありませんがコーティングメンテナンスとは塗装を保護する上で施工したコーティング膜(あえて膜と言いますが)を再活性化させる為の行為であり、その行為が結果的に塗装保護につながります。
※コーティング膜を守る=塗装保護!塗装を保護する=コーティング膜を守ると同意義。





なので既存のコーティング膜を維持しながら行う行為をメンテナンスと称します。




そして研磨とは研磨機とバフで塗装を磨く行為であり研磨剤を使用していなかろうがコーティング剤で磨いていようが研磨機とバフで回している以上、必ず塗装は削れてしまいますことから研磨と称します。




研磨剤を使ってないから塗装は削れませんと言う職人がいたら、その職人は研磨の初歩も知らない初心者です。




塗装が削れてしまうレベルですことからコーティング膜等簡単に剥がれる若しくはダメージが入ります。


なのでメンテナンスで研磨機を回してしまった時点で初回に高いお金を出して施工したコーティング膜は剥がれる!


若しくはコーティング膜にダメージが入り、せっかく高いお金を出して施工したコーティング膜を殺す行為になってしまいます。
※現代実用レベルのコート剤では例外は無いかと思います。





馬鹿馬鹿しいですよね!





初回に高額なお金を出してコーティングしたのにメンテナンスに出したら研磨機入れられて初回に施工した硬化系がチャラとか。。。(汗)
※初回コーティングから一ヶ月でメンテナンスをして研磨機回されてしまったら僅か一ヶ月で初回の硬化系ベースコートが無くなることになります。



お金を溝に捨てる行為ともいえます。。。





なので仮に樹脂ベースを最初に入れていた場合ならよいのですが露骨に初回に施工しているのがP○PSですし新車に樹脂ベース入れる事って基本無いですからね。





そもそも研磨機回した時点でアウトでしょと。。。




そんで酸性使えないっしょ。。。



だからメンテで研磨機回すしかないっしょ。。。



若しくは酸ぶっかけて剥がしてライト研磨&オーバーコートで誤魔化しっしょ。。。





こうなる訳で。。。



これを良いか悪いかはあえて論じませんが酸性ケミカルは無くてはならないケミカルなので酸性が使えない時点で私からすれば硬化系もオーバーコートも変わりありませんので仮に酸性を使えないコート剤を入れたこのようなケースの場合、私は硬化系だとしてもメンテナンス毎に必ず硬化系を再施工しますし再施工しなければ最初にお客様から高額な料金を頂いているので辻褄があいません!




当店も含め、当店とお付き合いがある施工店、そして知っている限りのハイレベルな施工店では研磨機を回す事をメンテナンスと言いません。





一般エンドユーザー様からすれば研磨機を回して作業をしていたりガンで吹き付けているだけで『凄い作業!』



と思ってしまうかもしれませんがコーティングの特性に合わせたメンテナンスを行わなくてはなりません。
※初回時にガンで吹き付けたのに何でメンテナンスで吹きつけしないわけ?ってなります。





繰り返しますがメンテナンスで研磨機を回している時点で初回施工のコーティング膜等無くなる若しくはかなりのダメージが入ることからそもそも再施工です!




繰り返しますが再施工です!





再施工とは初回に施工した事と同じ事をしなくてはなりませんし初回に順じた預かり時間がかかるはずです。





近年ではろくに研磨の仕組みやコーティングの特性等も分からないレベルの業者ですら流れに乗ってメンテナンスは大事と言います。




当然、素人であるエンドユーザー様はせっかく高いお金を出したしせっかくの車購入だから三ヶ月や半年に一回のメンテナンス費用程度は仕方ない!




こう思うことが通常です。


しかし。




今回のようにメンテナンスで研磨機を回してしまったら!



初回施工の皮膜は落ちるか若しくはかなりのダメージが入ります。



そもそも、それだけ手を込んでコーティングしたのに僅か数ヶ月で研磨機をいれなくてはならなくなっている時点でそもそもそのコート剤の意味すら見えません。




これは基本どんなコート剤でも同じだからこそメンテナスがまともに出来るコート剤が基本でありそのメンテナンスで必要不可欠なのでREBOOTな訳であり。




これはメール問い合わせであった場合、思い切って言ってしまってますが他社のコート剤とREBOOTの相性を聞かれる事があります。



基本は他社コート剤なので正確なマッチングの答えを回答できません。
私が実験していて分かっていても施工者の技量や環境でも大きく変わることから当てにならないことから回答できません。




しかし理由に関しては当然のようにこと細かく説明しますし場合によってはPDFデータを送る事もありますが極論を言えば『仮にREBOOTが使えないコート剤だった場合そもそもがコート剤の意味を成していないので施工する意味すら見出せない!特にお金をだして施工するなら尚更!』



※当店のBETAを買って下さいましたお客様であれば説明書に理由が書かれているので分かるかと思いますが☆





こういい切ってしまってます。

酸性ケミカルが使えないのなら研磨機を回す以外に汚れを落とす事は出来ませんし綺麗に見せる事は出来ないんです。


なのでメンテナスで酸性ケミカルを使っていない時点でそんなコート剤は私からしたらコーティング膜ではなく汚れと同じ付着物です。




そもそも私の考えではコーティング膜と言う存在は簡単に汚れと同じ付着物と言う存在に成り下がります。




それだけ脆弱で安定性の無い存在だからこその最適なマッチングと最適なシステムが求められます。




そしてそれだけ安定性が無いコーティングと言う存在だからこそREBOOTが必要不可欠であると同時に洗車と言う行為で著しくダメージを受けるからこそ当店では洗車マニュアルを販売しているわけであり。。。

※カーディテイルとは洗車や下地処理、研磨、コーティング塗布等のように様々な作業がありますが何より洗車が一番難しいです。






如何に初回に色々と試行錯誤してコーティングを行ってもメンテナンスで研磨機を回した時点で全てはご破算になります。


そしてそんなメンテナンスを行う場合、必ず、研磨機→簡易的なTOPコートの塗りこみで半日若しくは1日でフィニッシュの流れです。
※当店ではこうならない為に昔々からREBOOTで分解し研磨を入れないを連呼しているわけです。




でもね!一応メンテナンス後に撥水はしてるんですよ!




なのでエンドユーザー様は気が付かない!




ただ初回時となんとなく違うことには気が付く的な。。。




だから当店にセカンドオピニオンで連絡が来る的な。。。



当店のようにこの業界の黒い部分をバッシング覚悟で語るからこそ自身の愛車を本気で大切にしたいと願うユーザー様の心に響いていると思っておりますしその結果の当店への質問だと思ってます。




そんな施工店でコーティングを行いメンテナンスをしてしまったお客様がこのブログを見たら何て言うでしょう。。。




目に見えにくいコーティングの世界だからといっても何時か。。。



詐欺だ!




と言われる日が来るかもしれませんね!




そもそもお客様は初回に施工したコート剤に高額なお金を出している訳でありメンテナスを行う事で初回に施工した皮膜が無くなるなんて聞いてもいないでしょうし夢にも思ってないでしょうし!







ではこの施工店に関する質問の二つ目。





『ケミカルを塗装にぶっかけて放置しているようなのですがいいんですか?』



これに関して私は即答で





『絶対だめです!例え水でもだめです!』




こういいます。


この内容は当店販売の洗車マニュアルに記載をしておりますので割愛しますが絶対に駄目です!



例外はありません!!!!
※当店ケミカルを購入された全員にお渡ししておりますケミカル使用の注意点にはさわり程度書いてますので購入者様なら多少は理解していると思いますが☆





ケミカルどころか水すらNGにも関わらず塗装全体にケミカルぶっかけて何かを分解しているとかありえません。


大変な事になります。



水ですらNGなので中性だとか優しい成分だとかなんかではお話にならないレベルです。




当店では何かのケミカルを塗装面にぶっかけ放置する事は例え洗車シャンプーですら行いません。
※水ですら放置厳禁と言っているのであたりまえですが。



にも関わらずケミカル(化学物質)を車体全体にぶっかけて放置じゃ心配にもなりますよね。。。




また画像よくよく見てみると。。。




あれ?




モール腐食してない?




最初から?




みたいな。。。





あまり詳しく書くとその店舗が特定されてしまうことからこれ以上書きませんが。。。





前回私は『良い施工店の選び方』を記載しましたが本当はもっと詳しく書きたかった本音があります。
※ブラックブースで作業をしていれば完璧ではない。
※ブラックブースでも暗室環境で磨いているか?
※日○メタハラやLEDスポットで磨いているのは完全ではない等。




本音を言うと前回の『良い施工店の選び方』のブログの書き方はかなり甘かったかなと思ってます。
※多分時間を見つけて修正すると思います。




理由としては前回私が書いた基準さえ満たしていたらその施工店が安心なのか?




こう勘違いされてしまう可能性が以外とまだあるからです。
※あくまで最低限中の最低限での記載ですので。




例えば今回のお話に出た施工店は前回私が書いた基準を1個は満たしてます。




ですが例外は一切なくやってはならないタブーが2つもおかしてます。



そもそもタブーレベルがカオス的だったからこそ今回のブログに書いている訳であり、そもそもカオス級で無ければ私が他の施工店に関して何かをメールやWEB上で言う事はありません。
※特にネット社会だから尚更です。



今回はタブーがかなりの致命的で壊滅的なレベル。。。



前回の私のブログを読んで仮にこの施工店が安心と勘違いしてしまったエンドユーザー様がいたら。。。



私の書いた基準が後押しする事になったかもしれませんし私にも責任が出てきてしまいます。



これに関係することですがPROの方ならある程度知っているかもしれませんがこの業界に現在色々な団体が出来つつあります。



これに関しては私としてはそれはそれで良いことだと思いますしその団体に所属していること等で一般エンドユーザー様への箔や安心感になる等で集客に貢献出来るかもしれません。



しかし仮にその団体等がある一定の基準を私が前回のブログで定義した『見える環境』以外で定義を作ったとします。



例えば、○○塗装にある2000番のペーパー目をどの様に消すか等があるとします。
※使用機材を決めないのは当たり前です。


はっきり言ってしまえば。。。



千差満別ある塗装だけどどんな塗装で?
密度は?



使用する研磨機は?
バフの種類は?



使用する研磨機は?
どんな加圧でどんなモーションで磨くか?



使用照明は?
照明角度は?



そもそも答えなんて無限とも言えるほどのパターンがあることから基準すら決めることが出来ない世界です。
※実際の現場とは違う基準の照明で傷が消えてる消えてない等を論じても全く意味がありませんしよくイベント等で研磨の実演してますが。。。あの角度の照明で磨いて何が見てるのか?



下手な基準があることでエンドユーザー様としては分かりやすい安心しやすいと感じるかもしれませんがある意味、職人芸で芸術とも言えるカーディテイルと言う分野に下手な基準を作ること自体がマズイ状態になる可能性もありますし仮にその基準を満たしている施工店の1店舗が致命的なミスを犯せばその団体全体の信用が脅かされる事にも成りかねません。




ただ、私が言っている『見える環境』はそもそもの最低限の事である事から仮に基準を作る場合、ペーパー目を消せるとかそんな誰でも出来る作業ではなく、エンドユーザー様も一緒になって確認そして認識出来る世界でなければ本質がずれてしまいます。


例えばどんなに名医が言った予測よりも実際にMRIでた結果のほうが患者は納得する事と同じです。



ざっくりと言ってしまえば研磨テクニック等の基準なんて見える環境で作業をしていれば誰でも分かることなんですよ。



だから私は見える環境で作業を開始した日から次世代磨き職人としての最初のスタートと言ってます。




ペーパー目を何工程で消すとか消さないとかも実際に見える環境で磨けば即問題解決なんです。



だからそもそもの本質として最低限見える環境で作業をしていればどんな研磨機でどんな研磨剤でどんなバフでどんな加圧やどんなモーションが最適か普通に理解出来ます。



ただ基準が無い世界だからこそそれを知りたいとの事でPRO講習にこられる方も沢山います。



なので当店に講習に来るPROの半数は『やっぱり!ですよね〜!聞いて安心しました!』



こう言われる事がめちゃくちゃ多いです。




また仮に私が望むガレージ設備を持っている施工店だとしてもその店主がずる賢い人間であればブログやWEB上で宣伝するだけの目的でガレージの設備を見せて実際の現場作業の画像等を見るとブラックガレージだけど照明が付いていないとかスポット照明では無い等の突っ込みどころが出てきます。
※カメラの問題で照明消す付ける事はあるかもしれませんし私みたく本気画像は当店講習者専用だったり記事専用であえて載せないよとの場合もあると思いますが。




なので最終的にはその施工店の店主の人間性が全てである事から例えガレージ設備が整っていたとしても今回のケースのような通常ではありえないような質問が飛び出てくるわけです。。。




話を戻しますがメンテナンスとコーティングの違いを理解していない人って一般エンドユーザー様には意外と多いと思います。




軽くまとめますが初回に施工したコーティング剤が硬化系である場合、メンテナンスで研磨機入れる時点でコート剤が剥がれて必然的に再施工の流れになります。
※現代実用範囲のコート剤であれば例外はほぼないと思います。
※クロス研磨でも同様です。




なので初回にプシューとやっているのならメンテナンスで研磨機入れた時点でメンテナンスでもプシューとやらなくてはならないのでそもそも半日や1日では終わりませんし価格も初回時と同じレベルで高くなります。
※当店はメンテナンスで初回時と同じ再施工をしたとしてもメンテナンス料金しか頂きません☆




また車とは塗装面だけではなく金属も含め様々な素材で出来てます。



なので車体全体に何かの化学物質をぶっかける時点で『マッチング』と言う一番大事な事が抜けてます。
※パッチテストですね。




また車体全体にぶっかける事で即座に見えない、確認できない箇所が増えてしまいます。
※塗装欠けがあったらどうするんでしょうね。部分的にチョーキングしていたらどうするんでしょうね。まだまだ沢山の問題があるのにそれは無視しちゃうってことなんでしょうね。



基本は各パネル全てでマッチングを見た後にワンパネ若しくは2パネル程度の範囲での作業が基本です。



なので初回施工時の場合、各種マッチングと取るだけで半日〜1日かかることも普通です。




ケミカルの使用は適時に適材適所が最低限であり最高の使い方です!!





この流れで似たようなお話を。。。



私はリサーチが好きなのでこの手の雑誌は毎月必ず数冊買います。





実際、コーティング関連で目を見張るような製品を見たことも感じたこともない?のですが一応お話のネタとしてや一般エンドユーザー様の目線で考える一つの参考程度になればとの意味で買ってます。




購入されたことがある人なら分かるかと思いますが製品の紹介は勿論、親切にもその製品の使い方等を特集してある事があります。




ごめんなさい!!



この雑誌を作っている編集者の方がどれだけ大変な思いをしてこの雑誌を作っているか想像も付きませんがカーディテイルのPROとしてみた場合、




『最低すぎて笑いも出ません』




買う前にコンビニで見てたんですけどスタッフと一緒に






『はぁ???』
※コンビニの店員がビクッ!!ってなるぐらいの声です(笑)






開けてビックリ玉手箱ではありませんがとんでもない事が書かれていたりとんでもない使い方を書いてます。




これ大問題なんですよね。




そもそもそんな製品をそんな使い方をしてしまえば大変な事になる事を一切書いていない。




商品メーカーから宣伝費を貰って紹介している訳なので悪いと分かっていても書けない事もあるかもしれないが酷すぎる。。。




これだけ有名媒体であるのだからもう少しまともな記事を書いてくれないとこれから車を購入する人からしたらこの雑誌を読んだこと自体がデメリットになってしまう。



車を買うからカー雑誌でも買ってみるか!



これが致命的な選択になることになります。。。




昔から言ってますが『何が正しい情報なのか?』




現在のメディアやインターネットツールの多くが幾らのお金をかけているか?



これによって情報露出が変わります。




残念な事に有益な情報をTOPに掲載すると言うSEOと言う存在は陰りはじめてしまった2015年現在。



さすがIT時代!


CTR上げるのに高いお金出して。。。



有名媒体で宣伝すりゃ確かに人目に付くでしょう。




これは琺層の時の記事でも書きましたがそもそも空気触れている界面と塗装の中が絶対に同じになるわけがないのに横槍が半端ない。
※あの騒動のお蔭様でいい意味で当店の知名度上がりウハウハになりました。。。☆




分かる人には分かるでは済まされないほど知名度が高い雑誌、施工店がもし間違った発信をしてしまったら!


実際問題でそれが正解になってしまう場合もある。


有名なメディアに露出しているから


イコール


正しいと言う答えに全く当てはまらない確立が高くなるのがコーティング業界な気がします。。。




当店としては2015年もメンテナンスの重要性を強く押し出すのは間違いありません!



特に新型ベルファイアやアルファードが全てセルフリストアリングコートになりましたよね。。。



私からするとマジか。。。との本音がありますが。。。



日産のスクラッチシールドも同じですけど高弾性塗装はとにかくシリカスケール被害が半端ない!!


※外で見ると綺麗に見えるんですけどね。。。言い方を変えれば外で作業していたり当店のように見える環境で適切な照明等で作業をしないと磨き傷も見えにくい事から『俺はスクラッチシールド余裕だぜ!』とかの妄想に駆られ残念な人になってしまいますことからお気をつけ下さい。因みにこの塗装当店のガレージ入れたら半端なく傷だらけ、染みだらけ。。。




塗装特性として仕方ないかもしれませんが場合によっては短時間で染みが出来やすい塗装であるからこそ本当に短いスパンでREBOOTでメンテナンスをしていかないと僅か一ヶ月で致命的な状態になることも多々あります。




そしてご存知の通り高弾性塗装の磨きは非常に大変です。


なのでこれから新型アルファードヴェルファイアを買うご予定の人がいましたら参考までですが本気で綺麗を維持したいのであれば(主にブラック)は通常の塗装より遥かに短しスパンでメンテナンスをしなくてはなりません。
※ある意味覚悟が必要ですし傷だらけ染みだらけになったらPROにお願いをすれば良いとの安易な考えは持たない事をお勧め致します。



これはどんなコート剤を塗っても似たり寄ったりになる事が多いですが今回の実験で既にお分かりかと思いますがコート剤の性質やちょっとしたことで凄く良い結果になる事もありますしまったく駄目な結果になることもありますのでやっぱり現車合わせが一番かと思います。
※PROでもDIYでも、数種類のコート剤を自身で検証する事をお勧めします。



またスクラッチシールド等で仮に染み等を作ってしまった場合研磨が大変になる事からPROへの依頼料が高くなります。



しかしそれ以前に私の認識ですがスクラッチシールド等を見える環境ブースで完璧に磨ける職人は数少ないと思ってます。



そもそもメーカーですら仕上げられない塗装です。




当店でもスクラッチシールド専用にPRO講習を行う事もあったりもするレベルで大変な塗装でもあります。
※限界があります。






今後、この手の塗装が増える場合。。。


PROはますます技量を求められますしメンテナンススパンが最低でも毎月レベルになる事もあります。
※PROは研磨機や資材、そしてテクニック云々の前に前回ブログ記載の『見える環境』が何より求められます。



何度も言ってますが。。。




時代はインハウスです。




PROだけではどうにもならない現実があります。




新型アルファードヴェルファイアを皮切りに2015年はますますメンテナンスの重要性を問われてくるかと思います




また凄く多い質問があるのですがREBOOT(少しでもREBOOTで落ちるならREBOOT−PROで落ちる可能性もありますが)で落ちないシリカスケールの場合、花粉で無ければほぼ高確率で染み若しくは陥没ですのでケミカルと言う存在で落とす事は出来ません。





基本的にこうならない為のREBOOTです!




簡単に言えばREBOOTで落とせない染みを作らない事が綺麗の秘訣である事からメンテナンススパンやコーティング剤等のマッチングを見なくてはなりません。




繰り返しますがスクラッチシールド等の高弾性塗装や欧州車等の高密度塗装、そしてブラックカラー等はコーティングを施工したとしても場合によっては一ヶ月と経たないうちにREBOOTで落ちない!


すなわち!


ケミカルが届かない塗装に落ちてしまった染みや軽度な陥没等を起こしてしまいます!



そうなると結局は研磨でなくては落とす事が出来ません。



マメなメンテナンスとご自身の塗装がどの程度でダメージが入るか等の最低情報程度は理解する必要があります。
REBOOT2の商品ページを熟読下さい。




あとこれは個人的に言いたいことなんですけど。





PROであれば作業している時にグローブやマスクを断固としてきちんと着用してほしいですね。



そもそも素手がどれだけ塗装に傷入るか理解出来ていればガレージに入ってから出るまでの間で素手でいることはほぼ皆無ですし自分の体の健康も考えれば手袋やマスクは必要不可欠です。



PROが率先してこの手のルールを守らないと一般ユーザー様が塗装は素手で触って良いとかケミカルは体に安全だとか勘違いをしてしまいます。



最近この業界も一部では熱を取り返したのか若いスタッフが増えたかと思います。



それは業界としてとても喜ばしいことですけど一つだけ言いたい事があります。



仮にPROとしてこの仕事を一生続けたいと思うなら。



マスクと手袋をケチるな!



必ず最高級品を毎日使え!




そして仮にこの仕事をしていく上で何よりも重要な備品を負担してくれないようなお店なら即日辞めてしまえ



こう言ってしまいます。



画像を見てるとグローブしていなかったりマスクしてなかったり価格の安い吸着率悪いシングルタイプの防毒マスクとか。。。



この数年、弟子入りしたいと願い出てくる人も増えてきましたし当店では独立開業スクールもやってますが最初に言う事はとにかく化学薬品まみれになる職種だからとにかくマスクと手袋だけは徹底してくださいと言います。



仮にこれを怠るなら10年続かないですよ?




とまで言います。
※これ大げさじゃないんです。




今回ブログにもキーワードを出しましたが流行のナノテクノロジー


そもそもまだこのナノテクノロジーはグレーラインが非常に多く解明されていないところが沢山あります。



思い返すこと数年前です。



業界として始めてナノ粒子研磨剤として出てきたコンパウンドがありました。



研磨剤をナノにすることに意味があるか無いかは置いておいて私は真っ先に聞いた事があります。



『粉塵マスクで防げますか?』




かえってきた回答。



『マスクすり抜けてしまうでしょうね!』






私は思います。


仮にSDSでどう言う結果が出ていても。
企秘で非開示も分かりますが露骨のすり抜けると聞いて使うやつがどこにいるんだ?販売していいのか?と。




どんなに高性能な製品でも健康あっての全てです。



今回は化粧品に照らし合わせてお話をしましたが化粧品と言う世界はアレルギーとの闘いでもあります。




皮膚に使う世界なので完璧はありえないですし難しい世界。





皮膚に使うと言う超ハイレベルが求められる世界で一般認識度が高い業界にも関わらず未だにオーガニック化粧品なら安全と勘違いしている世界。



アレルギーだからステロイド塗ったのに治らないケースの多くがステロイド内にもアレルギー物質があったりするレベル。。。




化粧品の世界ですらこんなレベルなんだから自動車のケミカルなんて気にするだけ無意味と思われてしまうかもしれませんがそんなことありません。




私と同期の職人で体調を壊してこの仕事を辞めてしまった人を沢山知ってます。



たまにブログで顔出ししているPRO業者のお顔を拝見したり実際にお会いする時に思うんですが顔が赤い人が意外と多い。
恐らく体に炎症反応が起きていて常に微熱があるような。。。もしくは体は火照っているのに熱がないケースも。。。





気持ち悪いかもしれませんが私の手の画像です。





人によっては20代半ば程度の手と言っても信じてくれるほど自分で言うのもあれですが綺麗な手をしていると思ってます。


毎日研磨機使ったりして尋常ではないほど酷使していてもきちんと手袋をして塗装と自分を守ってます。
※私が使っているニトリルグローブです!よくある輸入品ではなく国内企業が販売している医療用の二トリルグローブで一般購入できない珍しいタイプでありゴム手袋アレルギーの私でも一日中付けても問題ありません☆
http://ganbass.net/?pid=88121735




そしてマスクもです。
※私は最高ランクのDS3規格の粉塵マスクを使います。
※野外作業と違いガレージ内という密閉された空間でケミカルを使うので当店ではシリコンオフ等の通常使用する有機溶剤であるシリコンオフですら防毒マスクの着用を全スタッフに義務付けてます。また防毒マスクは以外と短い時間しか機能しない事から場合によっては一日で新品の缶を数個使う事があり一切ケチりません。




当店はケミカルを販売するメーカーだからこそ逆にこの問題を無視出来ません。



そしてきちんと手袋やマスクをして作業を行えばリスクを限りなく回避できますのでケミカル使用の場合は必ず必要に応じて保護具の着用を守って下さい☆
※ゴーグルもですね。





では今回のブログの最後にお知らせが御座います。




【実店舗からのお知らせ】
現在、大変混み合っております関係で2015年度新規受付を現在行っておりません。
新規予約受付を開始致しましたらHPにてお知らせをさせて頂きますのでお願い申し上げます。




【ネットショップよりお詫び】
大変申し訳御座いません。
REBOOT2の欠品等があり発送にお時間がかかってしまったお客様もいらっしゃいました。
また、遅延の旨をご連絡出来ていなかったお客様には大変ご心配をおかけ致しました。
今後このような事がないよう、運営スタイルの変更やスタッフ教育共に徹底していく所存で御座いますので今後との何卒宜しくお願い申し上げます。





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【自動車コーティング専門店GANBASS】

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【自動車コーティング専門店GASNBASS1日講習新車コーティングプラン特設サイト】

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【RIRAM】GANBASS内部ブランド

こちらのブランドはケミカルやコーティング剤ではなく、その他資材を当店の勝手な好みで作って

いる

ブランドとなります☆

http://riram.jp/

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